週末のニュース…ギリシャ協議は結論出ず、72時間の猶予に
*7/11
ギリシャ議会、圧倒的多数でチプラス首相の改革案を承認
チプラス首相、ギリシャ政府は実行可能な合意に向け交渉を任された
EU当局者、ギリシャが示した改革案、救済協議開始のためのベース
*7/12
トゥスク大統領、EU首脳会議を中止、ユーロ圏は予定通り
スロバキア財務相、きょうの合意達成は可能でない、ギリシャ情勢はますます困難に(ユーログループ会合前に)
ユーロ圏財務相、ギリシャ救済で12日合意の可能性低い(会合前に)
メルケル独首相、ユーログループから統一見解示されると思わない(会合前に)
議長報道官、ユーロ圏財務相会合が終了
ユーロ圏財務相会合、ギリシャ協議は「需要問題で」合意できず
ユーロ圏首脳会議、ギリシャに72時間の猶予与える
メルケル独首相、改革案実施の確約を、議会での法制化を要求、一時的なユーロ圏離脱も
オランド仏大統領、ユーロ離脱はあり得ない、比較的ギリシャに支援的
独仏首脳に意見の相違が鮮明に
*イラン核協議は13日に再開(米NYT紙)
*クリーブランド連銀総裁、米景気は利上げに耐えうる強さ(英FT紙)
*マルタ首相 ユーロ圏首脳会議で若干の進展、依然隔たり
7月13日(月曜)
*中国↓6月貿易統計 6月の貿易黒字は2842億元(予想3550億元)
13:30↑日鉱工業生産・確報値(5月)
結果-2.1% 前回-2.2%(前月比)
結果-3.9% 前回-4.0%(前年比)
13:30↓日設備稼働率(5月)結果-3.0% 前回-0.4%(前月比)
13:30↓日第3次産業活動指数(5月)結果-0.7% 予想-0.3% 前回-0.2%(前月比)…経済産業省 第3次産業活動は足踏みがみられる
*ユーロ圏首脳会議会見
財務相はつなぎ融資を協議する
ギリシャ市中銀行は数日は閉店のまま
債務減免は行われない
250億ユーロで銀行の資本増強
ギリシャの資産基金はEUが管理
*チプラス首相 今回の合意を受けて自立することになる
22:00 ユーロ圏財務相会合(通常会合)
ギリシャ きょうのIMFへの4.5億ユーロの返済も遅滞
欧州復興開発銀行(EBRD)がギリシャ銀支援の可能性も
ユーログループ議長 15日朝までに合意の可能性
ギリシャ、明日のサムライ債は償還の意向
ギリシャ財務省 資本規制による銀行の営業停止措置は同日以降も続ける
03:00↑↓米、6月財政収支 結果+518億ドル 予想+505億 前年+705億…黒字幅は予想上振れドル堅調
7月14日(火曜)
07:20!理事会がギリシャの支払い延期の要請検討。 ギリシャは直近の支払い履行せず
*ギリシャのサムライ債償還日…完済
*日銀金融政策決定会合(1日目、15日に結果発表)
*閣議、閣議後会見
09:00↓↓シンガポール GDP・速報値(第2四半期)
結果-4.6% 予想-1.5% 前回4.2%(3.2%から修正前期比)
結果1.7% 予想2.4% 前回2.8%(2.6%から修正前年比)
15:00→ドイツ消費者物価指数・確報値(6月)
結果-0.1% 予想-0.1% 前回-0.1%(前月比)
結果0.3% 予想0.3% 前回0.3%(前年比)
15:00→ドイツ調和消費者物価指数・確報値(6月)
結果-0.2% 予想-0.2% 前回-0.2%(前月比)
結果0.1% 予想0.1% 前回0.1%(前年比)
16:00!EU財務相理事会(通常会合)…ユーログループ議長 直ちにつなぎ融資で合意すること予想せず
17:00?ビスコ伊中銀総裁 会合に出席
17:30↓英消費者物価指数(6月)
結果0.0% 予想0.1% 前回0.2%(前月比)
結果0.0% 予想0.0% 前回0.1%(前年比)
結果0.8% 予想0.9% 前回0.9%(コア・前年比)
17:30→英小売物価指数(6月)
結果0.2% 予想0.1% 前回0.2%(前月比)
結果1.0% 予想1.0% 前回1.0%(前年比)
結果1.1% 予想1.0% 前回1.1%(コア・前年比)
17:30→英生産者物価指数(6月)
結果-1.3% 予想-0.8% 前回-1.1%(-0.9%から修正仕入・前月比)
結果-12.6% 予想-11.8% 前回-12.3%(-12.0%から修正仕入・前年比)
結果0.0% 予想0.1% 前回0.1%(出荷・前月比)
結果-1.5% 予想-1.5% 前回-1.6%(出荷・前年比)
結果0.1% 予想0.1% 前回0.1%(出荷コア・前年比)
18:00↓↑ユーロ圏鉱工業生産(5月)
結果-0.4% 予想0.2% 前回0.1%(前月比)
結果1.6% 予想2.0% 前回0.9%(0.8%から修正前年比)
18:00↓ドイツZEW景況感指数(7月)結果 29.7 予想29.0 前回31.5
18:15↑↑カーニー英中銀総裁 議会委員会に出席…ポンド買い 明日の平均賃金は高い伸びが期待される
為替レート目標は持っていない 利上げの時期は近づいてきている
21:30↓米小売売上高(6月)
結果-0.3% 予想0.3% 前回1.0%(1.2%から修正前月比)
結果-0.1% 予想0.5% 前回0.8%(1.0%から修正除く自動車・前月比)
21:30↓米輸入物価指数(6月)
結果-0.1% 予想0.1% 前回1.2%(1.3%から修正前月比)
結果-10.0% 予想-9.8% 前回-9.6%(前年比)
23:00→↓米企業在庫(5月)結果0.3% 予想0.3% 前回0.4%(前月比)
*NY市場 年内利上げ期待は温存も9月の期待は後退させる材料…ダウ下げて始まるもプラス方向へ!
*米主要企業決算:JPモルガン・チェース、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ウェルズ・ファーゴ
7月15日(水曜)
*IMF ギリシャには欧州が想定する以上の救済が必要
時刻未定 日銀マネタリーベース目標
08:00↑韓失業率(6月)結果3.9% 予想4.0% 前回3.9%
09:15↑ジョージ・カンザスシティー連銀総裁 講演…カンザスシティー連銀総裁、利上げすべき時期だと思う
労働市場は健全で、高スキルの職が増加
経済は第1四半期低迷の後、第2四半期に軌道に戻る
09:30↑豪ウェストパック消費者信頼感(7月)結果-3.2% 前回-6.9%(前月比)
11:00↑中小売売上高(6月)
結果10.6% 予想10.2% 前回10.1%(前年比)
結果10.4% 予想10.3% 前回10.4%(年初来・前年比)
11:00↑中鉱工業生産(6月)
結果6.8% 予想6.0% 前回6.1%(前年比)
結果6.3% 予想6.2% 前回6.2%(年初来・前年比)
11:00↓→中GDP(第2四半期)結果7.0% 予想6.8% 前回 7.0%(前年比)…豪ドル買いに反応
15:30!黒田日銀総裁 会見…サプライズなく反応薄
私はリフレ派の一員であると宣言したことはない
物価は秋口以降かなりのテンポで上昇していく可能性
海外の下振れが成長率に影響する可能性高まっている
4-6月は日本不調で米堅調
上下双方のリスク要因を点検し、必要な調整行う
輸出・生産の弱さは一時的なもの
17:30→英失業率(6月)結果2.3% 予想2.3% 前回2.3%…ポンド急落
17:30↓英ILO失業率(5月)結果5.6% 予想5.5% 前回5.5%
20:00↓米MBA住宅ローン申請指数(10日までの週)結果-1.9% 前回4.6%(前週比)
21:30↑米生産者物価指数(6月)
結果0.4% 予想0.2% 前回0.5%(前月比)
結果-0.7% 予想-0.9% 前回-1.1%(前年比)
結果0.3% 予想0.1% 前回0.1%(除く食品エネルギーコア・前月比)
結果0.8% 予想0.7% 前回0.6%(除く食品エネルギーコア・前年比)
21:30↑米NY連銀製造業景気指数(7月)結果3.86 予想3.00 前回-1.98
21:30↑イエレンFRB議長 議会証言(下院金融委員会)…米経済指標とイエレン議長証言でドル買い
労働市場と景気の改善に向けて見通しは良好 年内のいずれかの時点で利上げが適切
質疑応答:中国やギリシャの動きは新しいものではない・世界情勢の見通しに変化が出れば、金融政策に影響・ 米国は先行き、深刻な債務問題に直面することになる・プエルトリコの財政問題を引き続き注視・景気後退に陥るようならば利上げはしない・経済は利上げに耐えることが可能でかつ必要・鈍い賃金上昇の背景には思っている以上の弛みが存在
22:15↑米鉱工業生産(6月)結果0.3% 予想0.2% 前回-0.2%(前月比)
22:15↑→米設備稼働率(6月)結果78.4% 予想78.1% 前回78.2%(78.1%から修正)
23:00↓カナダ中銀政策金利 結果0.50% 予想0.50% 現行0.75%
23:00↓カナダ中銀声明…カナダ中銀の利下げ受け加ドル売り強まる・ある意味サプライズ・成長見通しを下方修正し、第2四半期の成長見通しを前年比でマイナス0.5%に修正。2015年通期も1.1%に下方修正・
23:30↑↓米週間石油在庫統計 原油-435万 ガソ+5.8万 精製+380万 稼働95.3(+0.6%) クッ+43.8万
00:15!ポロズ・カナダ中銀総裁 会見…今回の利下げは不均衡を考慮した結果
01:25?メスター・クリーブランド連銀総裁 講演
*ユーロは下値模索続く…ギリシャ懸念はひとまず一服も、買い上がる気配は無い
03:00↓米地区連銀経済報告(ベージュブック)…わずかな賃金上昇圧力・消費支出の改善はまちまち・
04:00?ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁 講演
米主要企業決算:バンク・オブ・アメリカ、USバンコープ、ブラックロック、インテル
7月16日(木曜)
08:50!財務省、対外及び対内証券売買契約等の状況
対外証券投資
株式 1882億円の買い越し
中長期債 1631億円の買い越し
短期証券 879億円の買い越し
合計 4393億円の買い越し
対内証券投資
株式 8512億円の売り越し
中長期債 9742億円の買い越し
短期証券 12528億円の売り越し
合計 11299億円の売り越し
*中国大手百貨店・スーパーで閉店ラッシュ、上半期だけで121店…経済の停滞、ネット通販との競争激化などが逆風
13:00!衆議院本会議…安保法制関連法案が衆院通過、本会議で可決
14:00!日銀、7月金融経済月報…わが国の景気は緩やかな回復を続けている・設備投資は緩やかな増加基調
16:15!経済財政諮問会議
17:00!ユーロ圏財務相(ユーログループ)、ギリシャ問題で協議…ECBはELA据え置きか
18:00↓ユーロ圏貿易収支(5月)
結果212億ユーロ 予想220億ユーロ 前回239億ユーロ(243億ユーロから修正季調済)
結果188億ユーロ 予想218億ユーロ 前回249億ユーロ(季調前)
18:00↓ユーロ圏消費者物価指数(6月)
結果0.0% 予想0.0% 前回0.2%(前月比)
結果0.2% 予想0.2% 前回0.2%(確報値・前年比)
20:45→ECB政策金利 結果0.050% 予想0.050% 現行0.050%
21:30↑米新規失業保険申請件数(11日までの週)結果281千件 予想285 前回296(297から修正)
21:30!ドラギECB総裁 会見…ボラティリティーは中期的インフレ見通しを変えていない・担保率引き下げの決定はない・20日にギリシャから支払いうけると信じている・ELA決定は支払い能力と担保力の両予測を基に・ギリシャへのエクスポージャーは1300億ユーロ・ギリシャがユーロ圏に留まるよう責務内で行動・緊急流動性支援を増やした・インフレ率は年初に底入れ、年後半から加速・最近の市場の不透明感は経済見通しを変えていない・QEの実行はうまく進んでいる
…ECB、ELAを1週間で9億ユーロ引き上げ
23:00↓↓米フィラデルフィア連銀景況指数(7月)結果5.7 予想12.0 前回15.2
…受注、出荷とも弱い 雇用もマイナス・弱さ目立つ ドル売りの反応
23:00↑→NAHB住宅市場指数(7月)結果60 予想59 前回60(59から修正)
23:30?イエレンFRB議長 議会証言(上院銀行委員会)…今後、賃金が上向くと予想
03:00↑カーニー英中銀総裁 講演…向こう3年間は政策金利は上昇が見込まれる
05:00↑米対米証券投資(5月)結果930億ドル 予想300億ドル 前回544億ドル(539億ドルから修正)
米主要企業決算:シティグループ、ゴールドマン・サックス、イーベイ、ユナイテッド・ヘルス、グーグル↑
7月17日(金曜)
*シンガポール、インドネシア、マレーシアが休場
*閣議、閣議後会見
17:00 ECB、景気予測専門家調査
21:30 米住宅着工件数(6月)
21:30 米建設許可件数(6月)
21:30 米消費者物価指数(6月)
23:00 米ミシガン大学消費者信頼感・速報値(7月)
23:00 フィッシャーFRB副議長 イベントに出席(米商業会議所)
*米主要企業決算:GE
・当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
・翌日、ファンダメンタルを元に、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
※注意:投資手法がファンダメンタルの逆張りで、単に個人メモを載せているだけなので…順張りのテクニカル・ビギナーは参考にしない方が良いと思います…というか、書いてある事の意味を理解出来ないかも知れません…価格を下げてる時に買ったり、上げてる時に売るので、マーケットの場をある程度理解していないと、参考にすらならないと思います。
●NY株式概況
13日↑ダウ平均17977(+217)ギリシャ合意期待や中国株下げ止まりで全面高・ユーロ圏の首脳協議がロンドン時間の朝に終了、合意に至らなかったが、ギリシャの構造改革案を水曜日までに法制化できれば、支援合意に向けて協議するとの結論で・中国株の下げ止まりも続いて
14日↑ダウ平均18053(+75)弱い米小売売上高で利上げ期待後退・ツイッターが怪情報で一時急伸・ギリシャや中国情勢は落ち着いている…
15日↓ダウ平均18050(-3)ギリシャ議会の討議が始まり、イエレンFRB議長の議会証言も方向感の無い展開・不安定な中国株や利上げへの警戒感が…
16日↑ダウ平均18120(+70)大手銀やIT企業の決算が好調・ギリシャ議会が改革案を承認したことも…
225指数考察:欧米の材料待ちで様子見も、いい加減上値が重くなってきた印象が…
※欲をかかず、追っかけず、堅く押し目だけを待つ方針継続…
●NY債券概況
13日↑ギリシャ合意期待でリスク選好・同時に米利上げ期待が再び浮上しており利回りを押し上げ・
14日↓米小売売上高が予想下回り、利回り低下・早期の米利上げ期待は後退・
15日↓イエレン証言は概ね変化無し・予想通り年内利上げの可能性は示唆するも、改善が続いている雇用については弛みも指摘。これまでと概ねトーンに変化は無かった・
16日→景況感指標弱く10年債利回りは横ばい・イエレンFRB議長年内利上げの可能性を示唆しており、市場の利上げ期待は高いが…フィラデルフィア連銀指数は予想外の弱さで、原油が下げ幅を拡大させたことも…
●NY為替概況
13日:ギリシャ合意への期待、中国株も下げが一服も反応はドル高 逆に米利上げ期待が再浮上・ギリシャが1995年に日本の債券市場で発行した20年物円建て外債(サムライ債)が明日償還期限を迎え完済・株価も上昇、ドル円も買戻し・ユーロドルは1.10を割り込んで・合意が成立も、ギリシャ経済への懸念…
14日:予想外に弱い米小売売上高も、全体的には方向感の無い展開・ユーロ相場に関していえば、ECBの緩和策は強化される可能性もある・ドル円は一時122円台に下落も、123円台に戻す展開・年金など日本の機関投資家は外債や株といったリスク資産への投資に依然として前向きの姿勢・
15日:イエレン証言受けドル買い・カナダ中銀が利下げ実施し加ドル下落・ギリシャは、第3次支援策が協議され、実際の決定までには早くても4週間ほど、遅延しているIMFへの返済約20億ユーロの他、20日にもECBへの国債償還35億ユーロが控えているため、ひとまず、EUは最大3ヵ月間で70億ユーロ規模のつなぎ融資を検討・IMFは債務減免を要請も、ドイツが強硬に反対・返済期限を延ばす方法で負担を緩和する策が有力・ギリシャ懸念は一服も、ユーロを買い上がるという気配は無い・
16日:弱い米指標も米利上げ期待強く、ドル買い傾向維持・ギリシャ懸念が後退・中国株も小康状態・市場は再び米利上げの動向に関心・イエレンFRB議長は、これまでと変わらず年内利上げの可能性を示唆も時期は年内?!・ギリシャ議会はチプラス首相がEUに提出した構造改革案を承認、EU側も第3次支援を決定するまで、70億ユーロのつなぎ融資を検討。法制化も構造改革案が本当に実行されるのか懐疑的な見方・ECB理事会でドラギECB総裁は、ECBがギリシャ銀向け緊急流動性支援(ELA)の上限を引き上げたことを明らかに。引き上げ幅は1週間で9億ユーロ。総裁はECBは今後もギリシャがユーロ圏に残留するとの前提で行動を取っていくと述べた・但し、為替市場の反応は幾分ユーロ買いではなくドル買いと・ギリシャ財務省は銀行の営業休止は19日まで延長すると発表…
為替考察:(ドル>円>ユーロ)ポンドも強いが、欧米の材料待ち!…
・Eur/Usd:様子見継続…
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔58.2) 57.8→54.5→56.3→51.7→58.9…鞘直近高値更新で…
・Eur/Jpy:Gbp/JpyS:Eur/JpyLの段階的追加継続…
・Usd/Jpy:様子見…
・Aud/Jpy:様子見…
※ギリシャ問題でユーロが↑↓…FRB利上げ問題でドルが↑↓…中国問題でも…暫く、このパターンが続く限り比較的超堅いレンジ相場の雰囲気かも!?…
●〔米欧石油市況〕
上げ材料は、米国の夏のドライブシーズンのガソリン相場は、原油市場全般の方向性に影響・イランのザリフ外相が13日中の合意は不可能と発言・イラン核開発をめぐる同国と欧米など6カ国の協議での合意が直ちにイラン産原油輸出に対する制裁の解除にはつながらない・イラン産原油が市場に戻ってくるには時間がかかる。来年より前ということはない。2016年後半の可能性が最も高い・今後1年以内のイランの原油増産量は60%にとどまると予想・停電で英国最大油田の生産が止まった、8月きりが納会日を迎えた・
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、イラン核開発をめぐる同国と欧米など6カ国の協議が合意に達する望みがまだあり、すでに過剰供給状態にある市場に大量の原油が追加供給される可能性があるとの見方・EIA供給過剰懸念やドル高・クッシングの在庫がさらに積み上がった・
Oil(Aug→Sep)考察…鞘は(レンジ$2.8⇔8.7)7.5→2.8→5.8→5.1→5.7…鞘開くも中途半端で、様子見継続中…
・Brent($52~):様子見…
・Wti($44~):様子見…
※レンジで見ると中途半端な価格差なので様子見…
●〔NY金市況〕
上げ材料は、
下げ材料は、ギリシャ支援合意によるドル高・FRBによる年内の利上げ姿勢が変わっていない・世界的な株高となった・FRBのイエレン議長の半年次議会証言待ちで、米利上げに関するさらなるシグナルが・FRBのイエレン議長が年内の利上げ方針は変わらないと表明した・イエレンFRB議長が、年内利上げの公算が大きいとの見解を改めて示し、ドル指数が押し上げられた・ギリシャ議会で、EUなどの債権団が金融支援協議の前提として求めていた財政改革法が可決された・
NY_Gold・Silver(Spot)考察:SPDR→△0.28t→△1.79t→横這い→+1.49t→横這いx2→+1.19t…価格下落に伴いスパイダー残高が少しづつですが増加傾向を示していますネ…
(鞘取レンジ320-556)→440→383→400→320→400→360…価格は下落傾向、鞘も縮む方向だが大きく振れるまで様子見継続中…
・Silver(下値¢1,530):様子見…
・Gold(下値$1,143):様子見…
※ギリシャ・中国問題とFRB利上げ+ECB追加緩和も仲間入りで、やっと攻撃的に攻められる雰囲気だったが結構落ち着き払ったマーケット!…
●〔LDN・NYコーヒー/NY砂糖〕
Coffeeの上げ材料は、投機筋が前週の安値圏で売りポジションを急増させたことで、ショートカバーが入った・ブラジルの通貨高・
Coffeeの下げ材料は、ブラジル通貨レアルの下落・
NY_Coffee(jul→Sep)考察…もう一段高の戻り売り狙い…
Sugarの上げ材料は、薄商いの中、前週末の4%超の急伸を受け、追随買い・ドル相場安に加え、ブラジルのサトウキビの開花に関する懸念・
Sugarの下げ材料は、ブラジル通貨レアルの下落・インドネシアが新規の原糖輸入枠が市場予想を若干下回り、タイの砂糖輸出機会が制限されることを示唆・
NY_Sugar(jul→oct)考察…もう一段高の戻り売り狙いだが、更に下げちまった!…
※Coffee・Sugarは余程の気象異変が無い限り、戻りS方針継続維持維持…
●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、
下げ材料は、ドル高が圧迫・冬小麦の収穫の進展・米国産の輸出需要の低迷や、春小麦の作況改善・米国の収穫進捗米国産に対する低調な海外からの需要・ドル高で米国産需要減・週間輸出成約高はアナリスト予想の下限を下回った・
トウモロコシ:
上げ材料は、大雨を理由に米国産の作柄が悪化するとの見方・生育において重要な受粉期に、米産地で高温の天気に見舞われるとの予報・
下げ材料は、米国の作況改善見通しに圧迫・米中西部東域では間もなく天候が回復。一部で耕地が乾燥していた同西域では、降雨になる見通し・米中西部の穀倉地帯では、来週初めにより乾燥した天候になるとの予報・
Chicago_Wheat(jul→sep)考察…Wheat/Cornの鞘(¢93⇔197)171→129→197→132…鞘余り変わらず…
Chicago_Corn(jul→sep)考察…共に様子見…
大豆:
上げ材料は、米国産大豆の作柄が一段と悪化したとの報告を・来年度の純成約高は市場予想レンジの上限を上回った・
下げ材料は、大雨の影響を受けていた米中西部の一部地域での天候回復・米中西部の作物生育にとって天気が改善されるとの予報が出る中、ファンド筋が最近積み上げたロングポジションの解消売りを出した・中国の需要減退をめぐる懸念・米中西部では乾燥天候と高温が続き、作物の生育が進む・
Chicago_Soybeans(jul→nov)考察…1040迄の戻りSを利確…再度、1035以上の戻りS指値を入れた…
●総括:ドラギ・イエレン会見はサプライズなし!、今晩のNY時間もサプライズの期待薄…
・225指数は、押し目が来るまで様子見継続!
・為替は、ポンド急上昇に伴い鞘取り追加追加!
・Oilは、ウエーブが来るまで様子見継続中…
・Metalは、鞘がどちらかに大きく動くのを待つ、様子見継続中…
・Softは、大豆以外は様子見継続…
※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!