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「渡鬼」子役の宇野なおみ TOEIC910点&通訳としても活躍

2017年09月19日 23時16分28秒 | 市場動向チェックメモ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/213479

「渡鬼」子役の宇野なおみ TOEIC910点&通訳としても活躍
2017年9月19日バックナンバー
ネーティブ顔負けの英語力(写真右は子役時代)/(C)日刊ゲンダイ

 1990年から2011年までTBS系で放送された橋田寿賀子ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」。通算放送回数508回を数えるこの国民的ドラマで、母に捨てられ中華料理店「幸楽」に居候する少女“かずちゃん”こと野々下加津役を演じたのが、宇野なおみさん(28)だ。えなりかずき演じる小島眞を兄のように慕い、不遇ながらもけなげに生きる姿が印象的だった。今どうしているのか?

 宇野さんに会ったのは都内・茅場町駅に近い弊社ビルの入り口。この日、東京は最高気温30度を超える暑い日だったが、涼しげな笑顔で現れた。

 先月26日に28歳の誕生日を迎えた宇野さん。意志の強そうな顔立ちは子役時代と変わらないが、タイトスカートをさらっと着こなすあたり、すっかり大人の女性に。

 実は宇野さん、昨年は通訳としても働いていたというからビックリだ。

「1年ほど芸能のお仕事をお休みしていた時期に、知人に頼まれて通訳をさせてもらう機会をいただいて。昨年の秋頃なんですが、観光通訳や企業の会議にも同席させてもらいました。クルーズツアーの視察に訪れたイギリスの方に同行して、4泊5日で東北を巡ったこともありますよ」

 ちょっとやそっと英語が話せるというレベルではない。英語能力テスト「TOEIC」のスコアは990点満点中、何と910点!ほぼネーティブレベルだ。

 大学卒業後、カナダのバンクーバーに留学したのが初海外というから凄い。

「発音は、高校生の時に出場した英語スピーチコンテストの練習で鍛えられました。通訳は事前準備も重要な仕事なので、現地の情報や用語の下調べは時間をかけてやっていました」

 観光ツアーでは神社やお寺を訪れ、その地の歴史や成り立ちを説明することも求められる。

「茶道をやっていて私自身も日本文化が大好きなんですが、馴染みのない海外の方に神道と仏教の違いや“禅”の意味なんかを理解してもらうのって、本当に難しいんです。特に『山岳信仰』の説明には苦労しました(笑い)」

 うーん、それは日本語でも難しそうだ。

■「セリフが延びていることに気付かなかった」

 さて、宇野さんは7歳だった1996年、先に芸能活動をしていた姉に影響されて子役デビュー。舞台「おしん」で橋田氏に見込まれ、9歳で「渡る世間は鬼ばかり」に初登場した。長セリフをNGも出さず完璧に演じ“天才子役”と呼ばれたが、本人は「しょっちゅう叱られてました。そんなふうに言われていたことは全然知らなかったです」と振り返る。

「凄い俳優さんたちがお忙しい中いらしていて、子役である私がNGを出すわけにはいかなかったんです。でも毎週だったせいか、あまり大変とも思っていなくて。台本のセリフがだんだん延びていることにも気付きませんでした。ハハハ」

 ドラマでは塾にも通わず東大合格を掴んだ“かずちゃん”だが、宇野さん本人も負けてはいない。小・中学生の時は撮影の待ち時間などにコツコツ勉強。高校では舞台の仕事でなかなか授業に出席できず、途中で高卒認定試験に切り替えた。その後は独学で受験勉強に励み、早稲田大学に現役合格を果たした。

「勉強を始めた当初は覚えなきゃいけない英単語の多さにびっくりしましたが、やり始めてみたら意外といけるかもって。ドラマでは台本をもらった翌週に撮影ということが多くて、2日間でセリフが10行増えることも日常茶飯事。これが自然と量を覚える訓練になっていたみたいです」

 大学ではフランス語、アラビア語、アイスランド語も学んだ。

 そんな宇野さん、現在は主軸を芸能界に戻して活動中だが、新たな目標もできた。

「2020年の東京オリンピックに向けてインバウンド需要も高まっていますし、せっかくなら日本の凄いところも知って帰ってもらいたい。子役出身で通訳を経験した人間もなかなかいないと思うので、今後は自分の強みとして、旅番組のリポーターや、海外の人に向けて日本を紹介する動画なんかにも挑戦してみたいです」

 東京都内の築43年の実家で家族と暮らす。

「家で仕事をしている祖母がケーブルテレビで『渡鬼』の再放送を見ているみたいで。“うるさいわね”と思って扉を開けたら、甲高い自分の声がテレビから流れてきて。物凄く心臓に悪いんです(笑い)」

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