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趣味の範囲で…園芸・沖釣り・漢方・医食同源の投稿をします…業務はCX・225指数・FX Pro. …

11月9日 週 欧米日市場の材料に基づく市場の動きは…個人メモ全体版

2015年11月15日 14時13分27秒 | 市場動向チェックメモ



11月8日(日曜)…結果
12:00↓↑中国貿易収支(10月)結果+616.4億USD 予想+620.0億USD 前回+603.4億USD

11月9日(月曜)…結果
16:00↑↑ドイツ貿易収支(9月)結果229億ユーロ 予想200億ユーロ 前回154億(153億から修正)
16:00↑↑ドイツ経常収支(9月)結果251億ユーロ 予想219億ユーロ 前回133億(123億から修正)
19:52↓↓OECD経済成長見通し…世界経済成長率を下方修正・英中銀は来年早期に利上げ実施すべき
2015年、世界経済成長率予測は2.9%(前回3.0%)
2016年、世界経済成長率予測は3.3%(前回3.6%)
2015年米国経済成長率予測は2.4%、16年は2.5%
2015年ユーロ圏経済成長率予測は1.5%、2016年が1.8%
…エバンス総裁、FOMCは利上げに近づいている
23:00ユーロ圏財務相会合(ギリシャ問題と銀行統合)…ショイブレ独財務相、きょうのユーログループ会合でギリシャ次回支援決定しない公算・次回支援分20億ユーロを支払わない見通し。差し押さえなど複数の改革で、ギリシャと合意に達していない。ロイター通信
00:00↑米労働市場情勢指数(10月)1.6ポイント上昇。9月は1.3ポイント上昇。
…ECBが12月預金金利引き下げでほぼ合意との報道
02:00ローゼングレン米ボストン連銀総裁 講演…10月の声明は12月の利上げ可能性について明確に言及。経済が引き続き緩やかに改善するなら利上げが適切。最近の指標は前向きで、経済は実質的な改善を遂げている。インフレ低迷を考えると金利引き上げは緩やかであるべきだ。資産バブルの初期兆候が商業不動産市場に出ている可能性。9月の利上げ見送りはリスクに配慮した賢明な決定。米経済は新興国経済の減速による影響をほとんど受けず。潜在成長率は2%をいくらか下回る水準と予想。

11月10日(火曜)…結果
08:50↓↓↓↓→↑国際収支(9月)
結果14684億円 予想21540億円 前回16531億円(経常収支)
結果7762億円 予想15000億円 前回15901億円(経常収支・季調済)
結果823億円 予想853億円 前回-3261億円(貿易収支)
…安倍首相 法人実効税率、来年4月から引き下げ幅を上乗せしていく
10:30↓↓中国消費者物価指数(10月)結果1.3% 予想1.5% 前回1.6%(前年比)
10:30→→中国生産者物価指数(10月)結果-5.9% 予想-5.9% 前回-5.9%(前年比)…反応薄
15:45→↓→→スイス失業率(10月)
結果3.3% 予想3.3% 前回3.2%(季調前)
結果3.4% 予想3.4% 前回3.4%(季調済)
17:00 EU財務相理事会…
…習・中国国家主席 投資家を株式市場のリスクから保護する・穏健な金融政策を維持・不動産在庫を減らして持続可能な不動産市場の発展を促進する・投資家を株式市場のリスクから保護する・外国投資を積極的に活用する・新華社
18:00バイトマン独連銀総裁 講演?
19:00リッカネン・フィンランド中銀総裁 講演…成長、インフレ見通しには下方リスクがある
20:15クーレECB専務理事 講演?
…ユーロの上値が重い、欧州株続…欧州中銀の預金金利引き下げ論議を材料視
…スイス中銀 人民元/フラン相場はコスト削減になる
…ユーロドルは1.07割れへと急落
22:30↓↑↓↑米輸入物価指数(10月)
結果-0.5% 予想-0.1% 前回-0.6%(-0.1%から修正前月比)
結果-10.5% 予想-9.4% 前回-11.3%(-10.7%から修正前年比)
…ルー米財務長官 中国は経済成長での軟着陸をやり遂げる必要
00:00↑↑米卸売在庫(9月)結果0.5% 予想0.1% 前回0.3%(0.1%から修正前月比)
…ユーロの下値模索続く 12月のECB理事会を巡って憶測様々
…カナダ議会予算局 カナダ中銀は2020年まで超緩和状態を継続と見込む
…英利上げ、来年第2四半期の可能性はあるとの見方
02:30カンリフ英中銀副総裁 講演…英中銀は住宅ローンの動向を注意深く監視すべき
05:00ニュージーランド中銀 金融安定報告?
05:05ウィーラーNZ中銀総裁 会見…オークランドの住宅価格上昇、沈静化したとはいえない
米主要企業決算:↑D.R.ホートン…大幅高 決算が住宅市場の好調反映

11月11日(水曜)…結果
07:15エバンス・シカゴ連銀総裁、講演…バランスシート修正必要
08:00↑↑失業率(10月)結果3.4% 予想3.5% 前回3.5%
08:30↓ウェストパック消費者信頼感(11月)結果3.9% 前回4.2%(前月比)
08:50↓↓マネーストックM2(10月)結果3.6% 予想3.8% 前回3.8%(前年比)
08:55参院予算委員会が閉会中審査…安倍首相:デフレ脱却に給料が上がる必要・麻生財務相ら出席
10:30原田日銀審議委員、あいさつ…量的・質的金融緩和は所期の効果を発揮・コアCPIは着実に上昇・現時点での追加緩和必要ない・
…黒田日銀総裁 物価の基調しっかり
14:30↑↑→↑中国小売売上高(10月)
結果11.0% 予想10.9% 前回10.9%(前年比)
結果10.6% 予想10.6% 前回10.5%(年初来・前年比)
14:30↓↓↓↓中国鉱工業生産(10月)
結果5.6% 予想5.8% 前回5.7%(前年比)
結果6.1% 予想6.2% 前回6.2%(年初来・前年比)
16:00↑↑ドイツ卸売物価指数(10月)
結果-0.4% 前回-0.6%(前月比)
結果-1.6% 前回-1.8%(前年比)
…ビスコ伊中銀総裁 12月理事会で刺激策を再検討…反応薄
…安倍首相 法人実効税率、早期に20%台に引き下げる道筋をつける
18:00カーニー英中銀総裁、講演?
18:30→→英失業率(10月)結果2.3% 予想2.3% 前回2.3%
18:30↑↑英ILO失業率(10月)結果5.3% 予想5.4% 前回5.4%(3ヵ月)
19:35↑独5年債入札…平均利回りは-0.08%に低下
…ハルデーン英中銀理事 現在の英中銀政策金利は概ね正しい水準・一段の緩和は私の主要シナリオではない…ポンド買いの反応
21:00↓米MBA住宅ローン申請指数(6日までの週)結果-1.3% 前回-0.8%(前週比)
…ドル↑・ポンド↑・ユーロ↓・円↓(225指数↑)・
22:15ドラギECB総裁、講演…金融政策への言及みられず・ユーロ圏には均一な預金保険スキームが必要
…ビスコ伊中銀総裁 低金利の継続は金融市場でのリスクテイクを助長
…クーレECB専務理事 ユーロ圏のインフレ期待の上昇が止まった。依然としてインフレ期待は低い。ECBは現行の政策を必要な限り継続。12月に行動する必要は無い、追加QEについての決定は下されてない。FRBの決定がECBに直製の影響を与えることは無い。
00:45カンリフ英中銀副総裁、講演?
02:00カーニー英中銀総裁、講演?
03:00ショイブレ独財務相、講演?
ベテランズデー祝日で米債券市場は休場
リメンブランズデー祝日でカナダ市場は休場
ディワリ祭日でインド株式市場は1時間のみの特別取引
コンシタンシオECB副総裁、講演?
米主要企業決算:↑メーシーズ

11月12日(木曜)…結果
08:50↑↑財務省、対外及び対内証券売買契約等の状況(週次)
対外証券投資
株式    340億円の売り越し
中長期債  10347億円の買い越し
短期証券  1210億円の買い越し
合計    11218億円の買い越し
対内証券投資
株式     1704億円の買い越し
中長期債   560億円の買い越し
短期証券   22859億円の買い越し
合計     25123億円の買い越し
08:50↓→↓↑国内企業物価指数(10月)
結果-0.6% 予想-0.4% 前回-0.6%(-0.5%から修正前月比)
結果-3.8% 予想-3.5% 前回-4.0%(-3.9%から修正前年比)
08:50↑↑↑↑機械受注(9月)
結果7.5% 予想3.1% 前回-5.7%(前月比)
結果-1.7% 予想-4.6% 前回-3.5%(前年比)
09:01↑↑RICS住宅価格(10月)結果49% 予想45% 前回44%
09:30↑↑豪失業率(10月)結果5.9% 予想6.2% 前回6.2%
09:30↑↑豪雇用者数(10月)結果58.6千人 予想15.0千人 前回-0.8千人(-5.1千人から修正)
…正規雇用+4万人
正規雇用 40.0 前回 -10.4(-13.9から修正)
非正規雇用 18.6 前回 9.6(8.9から修正)
労働参加率 65.0 予想 64.9 前回 64.9
10:50→→韓国中銀政策金利 結果1.50% 予想1.50% 現行1.50%
16:00→→ドイツ消費者物価指数・確報値(10月)
結果0.0% 予想0.0% 前回0.0%(前月比)
結果0.3% 予想0.3% 前回0.3%(前年比)
16:00→→ドイツ調和消費者物価指数・確報値(10月)
結果0.0% 予想0.0% 前回0.0%(前月比)
結果0.2% 予想0.2% 前回0.2%(前年比)
…フィリピン中銀 政策金利を4.00%に据え置き(予想通り)
17:30ドラギECB総裁、議会証言…金融安定へのリスクを監視する必要・インフレにらみ必要ならQEは16年9月を過ぎても実施・ECBは12月に金融緩和の度合いを再検証する・経済の下振れリスクは明確に見えている…ドラギマジックでユーロ軟調、ECB総裁発言で売り優勢
19:00↑↑ギリシャ失業率(8月)結果24.6%低下 予想24.9% 前回7月24.9%…改善は2ヶ月連続。ドラギECB総裁は議会証言のなかで、ギリシャ支援計画は強力なもの、ギリシャの銀行支援は250億ユーロ全てを必要とはしないだろう、と述べていた。
19:00↓↑↑↓ユーロ圏鉱工業生産(9月)
結果-0.3% 予想-0.1% 前回-0.4%(-0.5%から修正前月比)
結果1.7% 予想1.3% 前回2.2%(0.9%から修正前年比)
…市場は12月ECB理事会での利下げを織り込む
22:30EU首脳会議、移民政策について
…ポンドに関しては、英国のEU離脱のリスク。キャメロン英首相は2017年までに国民投票を実施する・EU離脱の場合、短期的に英経済にダメージを引き起こすと見られる…
22:30↓→米新規失業保険申請件数(7日までの週)結果276千件 予想270千件 前回276千件
23:05ブラードセントルイス連銀総裁、金融政策を正常に近づけるのが賢明
…ラッカーリッチモンド連銀総裁、QEの実質的な効果は限定的だった
…Wti原油41ドル台まで下落→ドル売りで原油が42ドル台に戻す 日本時間1時に在庫統計
23:30↓イエレンFRB議長、あいさつ…テキストでは金融政策の言及なし…調整の動き加速しドル売り強まる
00:00↑↑米求人件数(9月)結果552.6万件 予想(540.0万件) 前回(537.7万件)
…Metal系が大きく↓↑↓振幅
00:15エバンス・シカゴ連銀総裁、講演…年内利上げに慎重・今年の投票権を有する
…IMF報告書、米利上げが見通しの重石 日本の成長は緩やかに上向く
…IMFライス報道官 人民元のSDR採用に関して、11月中に判定に向けた理事会を開催する予定、具体的な日取りはまだ決定していない。まもなく日取りを発表できる。
…19日に日米首脳会談 ホワイトハウスは、オバマ大統領と安倍首相がAPECが開催されるフィリピンのマニラで19日に会談すると正式発表。両首脳の会談は4月以来。
01:00↓↓米週間原油在庫統計 原油+422万 ガソ-210万 精製+35.2万 稼働89.5(+0.8%)クッシ+224万
02:00ホールデン英政策委員 講演…英利上げは直ぐには必要ない。賃金の上昇は弱まってきた。この先の金融政策の方向性に関しては中立。英成長は基調ペースまで落ち着いた。
02:10ダドリーNY連銀総裁、講演…利上げ開始の条件が近く整う可能性・利上げ開始の延長はハードランディングのリスクを高める・
MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)、半期に1度の指数見直し
インド市場は休場
米主要企業決算:シスコシステムズ

11月13日(金曜)…結果
閣議、閣議後会見
企業決算:ゆうちょ銀行、日本郵政、かんぽ生命
…バイトマン独連銀総裁 難民流入がインフレ圧力生み出す可能性
08:00フィッシャーFRB副議長、講演…これまでの利上げ先送りがドル高によるダメージを相殺
…中国 不動産景況は過去最悪、地方政府の歳入に直撃
…中国 鮮肉需要が急増、豪から「生きた牛」の空輸が開始
13:30↑↑日鉱工業生産・確報値(9月)
結果1.1% 前回1.0%(前月比)
結果-0.8% 前回-0.9%(前年比)
13:30↑日設備稼働率(9月)結果1.5% 前回-0.9%(前月比)
13:30↓↓日第3次産業活動指数(9月)結果-0.4% 予想0.1% 前回0.1%(前月比)
14:00↓↓↓シンガポール小売売上高(9月)
結果-3.7% 前回5.0%(前月比)
結果4.6% 予想5.5% 前回6.1%(前年比)
15:30→↑フランスGDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.3% 前回0.0%(前期比)
16:00→↓ドイツGDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.3% 前回0.4%(前期比)
17:30↑↑↑↓香港GDP(第3四半期)
結果0.9% 予想0.5% 前回0.4%(前期比)
結果2.3% 予想2.0% 前回2.8%(前年比)
19:00↓↓ユーロ圏GDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.4% 前回0.4%(前期比)
19:00↑↑↑↑ユーロ圏貿易収支(9月)
結果201億ユーロ 予想193億ユーロ 前回190億ユーロ(198億ユーロから修正季調済)
結果205億ユーロ 予想160億ユーロ 前回112億ユーロ(季調前)
19:00↑↓ギリシャGDP速報値(第3四半期)前期比-0.5% 予想-1.0% 前回+0.4%
…この時点では、ドル買い・ユーロ売りが顕著に見えるが、動きは大きくない! 後の材料では大きく動く可能性は低いような感じも!
22:00ウィルキンス英中銀副総裁、講演
…加中銀副総裁 必要であれば政策のパラダイム変更を恐れず
22:30↓→↓↑米小売売上高(10月)
結果0.1% 予想0.3% 前回0.1%(前月比)
結果0.2% 予想0.4% 前回-0.4%(-0.3%から修正除く自動車・前月比)
…主因は自動車関連の落ち込み。前月比-0.5%と前回の+6.2%から反動減。食品・飲料も前回の+1.6%から-0.3%に落ち込んだ。ガソリンスタンドは-0.9%と、前回の-20.1%からはマイナスが縮小。現在ドル売りは一服…
22:30↓↑↓↓↓→↓↓米生産者物価指数(10月)
結果-0.4% 予想0.2% 前回-0.5%(前月比)
結果-1.6% 予想-1.2% 前回-1.1%(前年比)
結果-0.3% 予想0.1% 前回-0.3%(除く食品エネルギー・前月比)
結果0.1% 予想0.5% 前回0.8%(除く食品エネルギー・前年比)
00:00↑↑米企業在庫(9月)結果0.3% 予想0.0% 前回0.1%(0.0%から修正前月比)
00:00↑↑米ミシガン大学消費者信頼感・速報値(11月)結果93.1 予想91.5前回 90.0
…ドル高の動き変わらず 第2四半期の米GDPは上方修正?!・9月の米企業在庫は前月比で0.3と予想を上回る増加を受け、第3四半期の米GDPが上方修正されるのでは?・第3四半期の米GDPは、企業の在庫投資が減少し成長を圧迫していた。今回の企業在庫は企業の在庫投資の減少が上方修正される可能性を含む・
…ホールデン氏は否定も、FRBが開始なら英中銀も追随との見方根強い
02:30メスター・クリーブランド連銀総裁、講演…利上げ開始に前向きな姿勢
米主要企業決算:↑JCペニー
…みずほ、バンカメ保有株の大半を売却 ロンドンに拠点を置くみずほインターナショナルがバンカメ株3000万株相当を17.10ドルで売り出した
…VW、10月世界販売減少 前年同月比5.3%減49万台と発表。ディーゼル車の排ガス規制逃れ問題の影響

・当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
・翌日、ファンダメンタルを元に、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
※注意:投資手法がファンダメンタルの逆張りで、単に個人的メモを載せているだけなので…順張りのテクニカル・ビギナーは参考にしない方が良いと思います…というか、書いてある事の意味を理解出来ないかも知れません…価格を下げてる時に買ったり、上げてる時に売るので、マーケットの場をある程度読めないと、参考にすらならないと思います。
但し、書いてある事の意味が理解出来るようになれば、概ね場(マーケット)を読む事が出来るようになりますヨ(笑…

ご参考:テクニカル/ファンダメンタルの違い…木を見て森を見ず、という諺がありますが…
・テクニカルは明らかに木を見ています。 ファンダメンタルは森を見ています。
・木だけを見ている人には森は見えないので、ストップロスのルールでリスク制御します。
・森を見ている人は概ね先を読んでいるので細かい動きは気にしませんが、森を把握するのに時間がかかり、量より質を優先します。
・反面、木を見るのには時間はかかりませんが、細かい動きを気にして、質より量を優先します。

●NY株式概況 
9日↓ダウ平均17730(-179)中国や世界経済への懸念でダウは18000ドル前に足踏み・日曜日に発表になっていた中国の貿易統計では黒字は過去最高水準も、輸入の大幅な減少続く。景気刺激策期待は高まるもポジティブな印象ない。OECDが2015年の世界経済の見通し下方修正。
原油の戻り売りが続き、エネルギー関連株下落。先週、買いが強まってた金融株一服。
10日↑ダウ平均17758(+27)値ごろ感からの買いでダウは小反発 アップルが軟調・利上げへの警戒感が根強い・中国のインフレ指標が予想を下回った・世界経済への懸念が米株を圧迫・
11日↓ダウ平均17702(-55)ベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場、株式相場も終日閑散取引。欧州株がほぼ全面高で買いが先行も、軟調な原油相場でダウは揉み合い幾分下落。
12日↓ダウ平均17448-254)米利上げ期待が高まる中、調整の動き強まる・商品市場ではWti原油が41ドル台まで下落、資源関連株の下落が圧迫。
13日↓↓ダウ平均17245(-202)調整の動きが続く 百貨店株が軟調・米小売売上高が予想を下回ったことや、原油安が続いていた。12月の米利上げ期待も根強く株式市場は調整の動き。
225指数(期限なし)考察:米雇用統計後は高値安定で次の材料待ち!…こんな動きを受けて、メディアのアナリストはこぞって直ぐにでも20,000円オーバーとのコメントを出しますが、あくまでも今後の指標次第カト→→多少の上下はあるも概ね横這い→→チョット下落も調整の範囲内カト…日経に、今週世界の株価で上昇は日本だけ!、との記事が・・・FRB利上げ→ドル高→円安→日経225上昇・・・こんな流れミタイデスネ…
※500円単位で大きく押したら押し目L検討!

●NY債券概況
9日↑米国債保有を切り離す動きが続く・利上げ期待が高まり、10年債利回りは上昇。ヘッジファンドなど投機筋も米国債売り(利回り上昇)を進めて、先週末に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した11月3日時点での米10年債先物の建玉はネットで16万4264枚の売り越し。2013年3月以来のネットでのショートポジションの大きさ。11月3日時点なので米雇用統計よりも前であることから、更に売り越しは増えてると予想。
2年債は0.90%台を維持、10年債は一時2.37%台まで上昇。
10日↓10年債入札が予想外に好調も、利回りは低下。12月の米利上げ期待が高まる中、利回りは上昇が続いていたが、明日は祝日で米国債市場が休場になることもあり動きが一服。
10年債入札は応札倍率が2.58倍と前回(2.59倍)とほぼ変わらなかった。低調な入札が相次いでいただけに、予想以上に好調な入札だったが、最高落札利回りは予想を下回った。
11日:休場
12日↓原油安や株安で利回り低下・30年債入札は最高落札利回りが予想を下回り、利回りを押し下げる場面も・米30年債入札結果 最高落札利回3.070%(予想3.087%)・応札倍率2.41倍(前回2.46倍)・
13日↓原油安、米株安が続き利回り低下・米小売売上高は予想を下回ったが、米利上げ期待を後退させるまでのインパクトは無い。10年債は2.27%台まで低下し、30年債は3.04%台まで一時低下。

●NY為替概況
9日:米株安でドル買い一服 中国や世界経済への懸念・ドル売りが優勢。強い米雇用統計で12月の米利上げ期待強まるも、急速なドル高進行で、ひとまず一服。材料なくも、米株が大幅安。中国の貿易統計で輸入の減少、OECDの世界経済見通しの下方修正が影響。
ドル円は戻り売りも123円付近では押し目買い意欲も。
ユーロドルは序盤売りも、後半戻した。ECB内では、12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつあると報じた。ユーロ安を誘導しインフレ率上昇につなげる可能性、市場は既に0.1%の引き下げを織り込むも、それ以上の引き下げを主張。現在の中銀預金金利はマイナス0.2%。ユーロドルも年末にかけて期限を迎える権利行使価格1.0500のオプションがかなり観測。1.05水準は視野に入るも、直ぐには試す動きはない。
10日:全体的にドル高一服 ただ、ユーロは依然として下値模索続く・米経済指標では輸入物価なども、原油安やドル高の影響で予想を下回るも、12月の米利上げを後退させるほどでは無い。
明日はベテランズデーで、株式や商品市場はオープンる、バンクホリデーで米国債市場やNY為替市場は休場。
ドル円は123円を挟んでの上下動。米利上げの他に中国経済への不安で米株が軟化、ドル円も伸び悩む。
ユーロは下値模索が続き、1.06台まで一時値を落とす。CTA(商品投資顧問)筋などファンド勢の売りが活発に観測。実需筋の売りまだ少ない。
一部報道で、「ECB内では12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつある」と伝わっていたが、現在の-0.2%の金利を更にマイナス幅を拡大するというもの。
12月のECB理事会の憶測で、FRBとECBとの格差拡大期待からユーロは下値模索が続くも、概ね…
1、中銀預金金利を-0.35%まで引き下げ。
2、債券購入プログラムを現行の月間600億ユーロから750億ユーロに拡大。
3、債券購入プログラムの期限を現行の2016年9月から2017年6月まで延長。
4、債券購入プログラムをインフラ系中心に民間債券にも拡大等が挙げられている。
11日:ドル円売りが優勢でNY市場では再び122円台・米国がベテランズデー、カナダがリメンブランズデーの祝日。北米市場は基本的に参加者が少ない。
ポンドドルなどでもドル売りが入った、
追加緩和期待のユーロは対円、対ポンドで売り、対ドルではドル安の動きとユーロ安の動きが相殺。
エストニア中銀のハンソン総裁が、「欧州中央銀行(ECB)は現状で中銀預金金利引き下げの必要はない」との見解を示し、ユーロの買い戻しが一時加速。その後、「ECBは量的緩和(QE)の拡大で地方債の購入も検討している」とメディア報道で、QE拡大観測を受けユーロ売りが再燃…
12日:ドル売り強まる・過熱感からロングポジションの整理?!・イエレンFRB議長が金融政策や経済見通しについての言及しなかった・米株が大幅続落・米国債利回り低下でドル売り誘う。先週の米雇用統計でドル急伸の反動で、ドルのロング整理・リスクオンには時期早々?・
ドル円は122円台へ下落・ユーロドルは1.08台まで急伸。
ロンドン時間にドラギECB総裁の議会証言で、「12月理事会で金融政策のスタンスを再検証する」。先日のECB理事会後の会見と同様で、目新しくは無いが、為替はユーロ売りの反応。
13日:弱い米小売売上高もドルの底堅さ示す・10月の米小売売上高は予想を下回る内容で、発表直後ドル売り優勢も直ぐに戻し。GDPの個人消費算出に連動する食品と自動車、建材、エネルギーを除いたコア小売売上高は前月比0.2%の増加も、ここ数年の平均からするとやや伸びが緩い、第4四半期の米GDPが2%超の水準に戻すとの見方に疑問。FRBが利上げの姿勢を後退させるほどのネガティブなインパクトではない、12月利上げ開始期待は十分に温存。
ドル円は122.50水準を割り込む場面も、直ぐに買い戻し。
ユーロドルは1.07台前半まで値を落とし、ポンドドルも一時1.51台に下落。
ポンドは対ドルで軟調も、ユーロや円に対しては堅調。
米雇用統計を受けてFRBと伴に英中銀の早期利上げ期待。
為替考察:(ユーロ>=円>=ドル)米雇用統計通過でドル高復活→→次の材料待ちで横這い継続→→動きは大きくないが急激なドル高修正感→→継続→→指標や要人発言である程度は↑↓するが方向感ない!
・Eur/Usd: 方向感がハッキリするまで様子見…戻りS優先!
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔59.4) →51.2→48.9→51.0→50.0→52.0→47.4→48.3→46.5→49.0→46.3→49.5→52.2→51.4→54.0→53.2→55.0→53.0→55.0→54.6…金曜の反動で鞘が1円開く→→概ね横這い→→指標連動で更に鞘開く→→継続→→鞘縮むもお愛想程度!
・Eur/Jpy:再度鞘が開いたら、鞘取りGo目安は55.0円→→様子を見て鞘取りスタート→→追加→→更に追加!
・Usd/Jpy:方向感がハッキリするまで様子見!…押し目L優先!
・Aud/Jpy:方向感がハッキリするまで様子見…豪雇用統計で1円急伸も、押し目L優先!
※鞘取りに特化!…片張りは方向性が明確な時だけ…テクニカルの順張り派は絶好のチャンス!ダガ…ファンダメンタルの逆張り派は、どちらかに大きく動くまで様子見!

●〔米欧石油市況〕 
上げ材料は、国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油部門投資が大幅に減少するとの予想を示した・熱帯低気圧「ケート」が10日夜までにハリケーンになるとの予報・
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、米オクラホマ州クッシングでの在庫増加や、ニューヨーク株の下落に圧迫・石油市場は、全体的にヒーティングオイルなど米石油製品の在庫も増加しつつあるとの懸念は、例年より穏やかな天候が続く中、製油所はメンテナンス・シーズンが明け、生産を拡大している・ロシアやサウジアラビアなど、有力産油国が過去最高水準で生産を続けている・IEAはこの日発表した「世界エネルギー展望」で、15年の石油投資が20%以上減少し、この傾向は16年に入っても続くとの見通しを示した・米原油在庫の積み上がりやイラクからの供給増加への懸念・米石油協会(API)は10日、米国の原油在庫が先週、630万バレル増加したとの推計・11月に2000万バレル近くのイラク産原油が米国に向けて出荷で、想定より40%近く上回り、米国のイラク産原油月間輸入量としては2012年半ば以降で最大・米テキサス州沿岸には約40隻の原油タンカーが到着して混雑状態となっていることも供給過剰を示すサイン・米原油在庫の増加を映し、大幅続落・在庫の過剰感が相場を圧迫・原油在庫が7週連続の増加で、4月に記録した過去最高水準に迫った・13日に米国内の石油掘削リグの稼働数が11週間ぶりに増加したと発表・国際エネルギー機関(IEA)は同日公表した11月の石油市場月報で、世界の在庫が約30億バレルと記録的な高水準に積み上がっていると報告・
Oil(期限なし)考察…鞘は(レンジ$1.8⇔8.7)7.5→2.8→5.8→5.1→6.8→4.8→5.1→4.2→6.9→3.8→4.0→2.9→3.0→1.8→3.4→3.0→3.2→3.0→3.6→2.8→3.9→3.0→3.2→2.4→3.2→2.6→2.7…下げ材料盛り沢山で更に値を下げるも鞘変わらず→→動きのインパクトが欲しい所デス→→更に下げ材料満載で、鞘縮むも、底堅い雰囲気も→→在庫大幅増加で下落するもWti$40手前で踏み止まる感じかな?!鞘は更に縮む→→価格は更に下落も鞘は横這い…
・Brent($48~):手仕舞いの後は様子見…現状、背景的に鞘も価格も中途半端なので様子見継続…
・Wti($43.5~):次の材料待ちで目安は下記→→大きな値動き待ち→→但し、押し目Lは慎重に!
※鞘取りは現状$4⇔$3の狭い範囲なので、それを抜けたら検討!・片張りWtiが$50近辺でS検討!・Wtiが$40近辺でL検討!…

●〔NY金市況〕 FRBが利上げに踏み切るまで、金の底値はどの辺りかの探り合い!
上げ材料は、ドル相場が後退した・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのうち4人が、12月の理事会で中銀預入金利をさらに引き下げることへの合意が形成されつつあると明らかにした・ドルの反落が押し上げ要因・
下げ材料は、ドル高・FRBの12月の利上げ観測継続・世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・シェアの金保有高は08年9月以来の低水準・
SPDR→▼2.98t t→▼2.98t→▼6.19t→▼8.34t→▼2.68t→▼2.98t→▼2.68t→横這い→▼1.49t→横這い
(11/14朝t:663.43リーマン破綻08.9以来低水準→661.94)…Goldが$1100を切った辺りから下げ渋っているので、スパイダーも様子見の増減なしカナ→→FRB利上げ鮮明に伴い$1000程度迄の下落も視野カナ→→様子見の横這いカナ!
(鞘取レンジ280-556)→330→280→357→327→397→330→450→420→430→400→450→340→343
NY_Gold・Silver(Spot)考察:Goldが$1100を割ったので、材料如何も$1000まで下げる可能性を考慮し様子見!→→鞘が350になったので、鞘取りのドテン執行→→鞘が更に下げたので…
・Silverスポット:SilverL/GoldS鞘取り開始→→鞘取り追加→→更に追加…
・Goldスポット:背景から鞘が一時的に300位まで縮む可能性を考慮し追加しながら鞘取り維持継続!
※鞘取りは現状350⇔450を抜けたら検討!…片張りは、Goldレンジ$1000~1050⇔1200を目安に、急落したらL・急騰したらS検討!…

●〔LDN・NYコーヒー〕 
Coffeeの上げ材料は、ドル安によりドル建て商品が他の通貨に対して割安になったことに加え、ブラジルのコーヒー産地での干天予報も支援材料・
Coffeeの下げ材料は、ブラジルからの大量供給が相場を圧迫・ブラジル通貨レアルの下落に圧迫・主要生産国ブラジルの2016~17年度のコーヒー収穫高は6000万~6200万袋に増加する可能性がある・
NY_Coffee(期限なし)考察…大きく動くまで様子見:目安は¢130オーバーで戻りS…¢115近辺で押し目L検討(ドル高進行に伴い、もう一段のレアル安の可能性を考慮し様子見)→→継続→→ドル高でもう一段安を想定して¢110からの押し目L指値を置いた!

●〔NY砂糖〕 インド政府が補助金に関して来週発表する可能性があるとのうわさに言及し、「輸出に関する決定と発表が行われる公算が大きくなっている」…
Sugarの上げ材料は、ブラジルのサトウキビ産業協会(UNICA)によると、10月後半の同国中南部のサトウキビ圧砕量は3838万トンとなり、降雨のため圧砕作業が遅れていた同月前半から若干回復したという。  ただ、多量の雨がイールド(単位面積当たり収量)に打撃を与えているとの報告を懸念・ブラジル産サトウキビに含まれる砂糖の含有量が低水準にとどまるとの見通し・ブラジルの業者が砂糖よりもエタノール生産に用いるサトウキビの量を増やしているとする週前半の報告・
Sugarの下げ材料は、大量の売りにストップロスの売り注文・ブラジルのサトウキビ生産地帯での降水量が減少するとの予報も、収穫ペースの加速につながる・
NY_Sugar(期限なし)考察…¢14.5迄の戻りS維持で様子見継続だが…高値圏のドル高傾向で在庫も豊富なので、気象問題が改善すれば?!→→相変わらず気象環境に問題続く→→維持で様子見継続…
※Coffee・Sugarは底をついたので、暫くはある一定のレンジかな?!→→そのレンジ見極め段階!

●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、米農務省は、2015~16年度の小麦輸出について、8億ブッシェルに下方修正で、実現すれば、44年ぶりの低水準・
下げ材料は、米国産に対する海外からの需要をめぐる懸念・米農務省が発表した農産物需給報告が弱い内容だった・米国産小麦に対する弱い輸出需要・米中西部では来週、降雨が予想され、冬小麦の生育を後押しする見通し・ドル高により世界市場で米国産小麦の競争力が低下・

トウモロコシ:
上げ材料は、週間輸出成約高(10月30日~11月5日)によると、2015~16年度の米国産トウモロコシの週間純成約量は61万8600トンで、アナリスト予想の上限付近・
下げ材料は、米国産のトウモロコシと小麦に対する海外からの低調な需要が圧迫要因・米国では今秋の収穫作業がほぼ完了し、十分な在庫が手元にあるが、米国産は世界市場ではブラジル産よりも割高で、海外の輸入が抑制・農産物需給報告で、米国と世界のトウモロコシの供給見通しがアナリスト予想を上回った・世界的な供給超過が引き続き圧迫材料・世界的に潤沢な穀物供給や、米国産に対する輸出需要の不振・世界全体で穀物の供給量が潤沢・ドル高により米国の穀物需要が引き続き抑えられる可能性・
(鞘取レンジ¢93⇔197)197→106→137→122→134→128→144→128→146→137→147→101→114→97→102→97→120→112→128→120→130→110→135→129→144→125→133…鞘が想定上値→→需給報告で鞘縮む→→鞘少し戻す→→横這い続く…
Chicago_Wheat(期限なし)考察…WheatS/CornL鞘更に開き鞘取り追加→→鞘縮み利確待ちで需給の様子見→→鞘の縮み方が中途半端なので利確は様子見→→維持で継続も利確目安は鞘¢100…
Chicago_Corn(期限なし)考察…同上
※鞘取りは100⇔140を目安に検討!…片張りは大きく戻した時共にSを検討!…

大豆:
上げ材料は、輸出需要の改善観測、現物相場の上昇・農家は相場低迷を受け、新穀の売り惜しみ傾向を強め、仲買業者の間では通常よりも供給が逼迫・週間輸出成約高(10月30日~11月5日)によると、2015~16年度の米国産大豆の週間純成約量は129万7000トンで、市場予想レンジ(60万~100万トン)を上回った・
下げ材料は、農産物需給報告で、米国の2015~16年度の大豆の生産高と期末在庫予測を上方修正・世界で供給量が潤沢・来年の大豆作付面積がこれまでの予想を上回るとの見通し・
Chicago_Soybeans(期限なし)考察…大きく値を戻すまで、様子見継続中…
※基本堅い戻りSだけ!…

●総括:米雇用統計後は全般に方向感の見極め段階で様子見→→ユーロ圏の動きに注視→→欧米指標・要人発言がマーケットの方向性を左右してる感じも→→次の材料待ち!
・225指数は、上値の押し目Lが現状のマイナスからプラス転換したので、後は利確タイミング待ち…再度大きく押したら下値の押し目L検討→→幾分マイナスも、方針変わらず利確待ち継続!
・為替は、米雇用受けドル高復活も方向感が今一読めないので、ファンダメンタル的に材料待ち→→次の大きな材料待ち継続中!
ユーロドルは、大きく戻したらS方針!
ポンド円・ユーロ円の鞘取りは、再度鞘が開けば鞘取りGo→→目安は55円(現在54円)!→→鞘が55.0に達したので予定通り鞘取りスタートGbp/JpyS:Eur/JpyL→→欲をかかずの様子見の鞘取り追加・追加!
ドル円は、大きく押したらL方針!
豪ドル円も、大きく押したらL方針も、豪雇用統計で1円の上昇・0.5円の下落!

・Oilは、鞘変動or急伸急落まで様子見継続→下値が見えないので、Sは慎重に継続!
・Metalは、鞘が想定最低値になったので利確&ドテン鞘取り執行→→追加・追加で様子見!
・Softは、10日本日の需給報告受け小麦:コーンの鞘取りプラスで利確タイミングは様子見→→継続中!
Coffeeは、¢130近くまで一気に上がれば戻りS継続→→逆に値を下げてるので、¢115近辺まで下げたらL検討継続→→もう一段安想定の指値on!
SugarSは、戻りSマイナス維持継続で様子見→→大きく下げるも、まだ序の口継続→→様子見継続中!
Chicagoの小麦・コーンの鞘想定上値に付き鞘取りスタート&追加→→鞘が縮んできたので欲をかかずに追加せず利確待ち→→需給で鞘縮むも利確は様子見→→継続中!
大豆の片張りは、大きく跳ねるまで様子見ですが→→需給を受けて¢-20+10の動き&多少の↑↓で様子見継続!

所見…リスクオフから、リスクオンへ変わる過渡期的な動きに見える…FRBの利上げが確実視されれば、ドル高が顕著になり、それに伴い投機マネーの大移動が始まるかも→→FRB12月利上げリーチで、来週の材料は欧州関連かな…以降も今月は米英欧の利上げ・金融緩和合戦でレンジ相場かな→→米国債の金利上昇を見る限り明らかにリスクオンに見えるが、勢いがないので次の材料待ちの雰囲気→→今の所想定範囲の動き→→今回のリスクオンはマーケットが凄く慎重に見える。マーケットが実態を見極める段階なのだろう。中国が破綻するほど悪くはなく、利上げを控えた米はイケイケな雰囲気でもない。暫くは、中国リスクに伴う新興国の低迷や先進国への影響を横目でみながら、英米欧の利上げや緩和材料を消化しながら↑↓、ジワジワ値を戻す印象を受けている→→背景変わらず材料待ちだが、来週はFOMCとECB議事録が気になるところです!

※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!!


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11月16日 週 欧米日市場の材料に基づく市場の動きは…予定
11月16日(月曜)…
★日本GDP速報値(第3四半期)
ユーロ圏消費者物価指数(10月)
米NY連銀製造業景況指数(11月)
G20首脳会議

11月17日(火曜)…
独ZEW景況感指数(11月)
英消費者物価指数・生産者物価指数(11月)
米消費者物価指数・鉱工業生産(10月)
タルーロFRB理事、講演

11月18日(水曜)…
中国新築住宅価格(10月)
米住宅着工件数(10月)
★FOMC議事録
ダラス連銀総裁、講演
NY連銀総裁・クリーブランド連銀総裁・アトランタ連銀総裁、パネル討論会に出席
APEC首脳会議
ASEAN首脳会議
EIA週間石油統計

11月19日(木曜)…
★日銀会合・黒田日銀総裁、記者会見
日本貿易収支(10月)
★ECB議事録
米景気先行指数(10月)
米新規失業保険申請件数(14日までの週)
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)
アトランタ連銀総裁、講演

11月20日(金曜)…
日銀月報(11月)
★ドラギECB総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演


11月9日 週 欧米日市場の材料に基づく市場の動きは…コモディティーも更新

2015年11月15日 14時12分10秒 | 市場動向チェックメモ




●〔米欧石油市況〕 
上げ材料は、国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油部門投資が大幅に減少するとの予想を示した・熱帯低気圧「ケート」が10日夜までにハリケーンになるとの予報・
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、米オクラホマ州クッシングでの在庫増加や、ニューヨーク株の下落に圧迫・石油市場は、全体的にヒーティングオイルなど米石油製品の在庫も増加しつつあるとの懸念は、例年より穏やかな天候が続く中、製油所はメンテナンス・シーズンが明け、生産を拡大している・ロシアやサウジアラビアなど、有力産油国が過去最高水準で生産を続けている・IEAはこの日発表した「世界エネルギー展望」で、15年の石油投資が20%以上減少し、この傾向は16年に入っても続くとの見通しを示した・米原油在庫の積み上がりやイラクからの供給増加への懸念・米石油協会(API)は10日、米国の原油在庫が先週、630万バレル増加したとの推計・11月に2000万バレル近くのイラク産原油が米国に向けて出荷で、想定より40%近く上回り、米国のイラク産原油月間輸入量としては2012年半ば以降で最大・米テキサス州沿岸には約40隻の原油タンカーが到着して混雑状態となっていることも供給過剰を示すサイン・米原油在庫の増加を映し、大幅続落・在庫の過剰感が相場を圧迫・原油在庫が7週連続の増加で、4月に記録した過去最高水準に迫った・13日に米国内の石油掘削リグの稼働数が11週間ぶりに増加したと発表・国際エネルギー機関(IEA)は同日公表した11月の石油市場月報で、世界の在庫が約30億バレルと記録的な高水準に積み上がっていると報告・
Oil(期限なし)考察…鞘は(レンジ$1.8⇔8.7)7.5→2.8→5.8→5.1→6.8→4.8→5.1→4.2→6.9→3.8→4.0→2.9→3.0→1.8→3.4→3.0→3.2→3.0→3.6→2.8→3.9→3.0→3.2→2.4→3.2→2.6→2.7…下げ材料盛り沢山で更に値を下げるも鞘変わらず→→動きのインパクトが欲しい所デス→→更に下げ材料満載で、鞘縮むも、底堅い雰囲気も→→在庫大幅増加で下落するもWti$40手前で踏み止まる感じかな?!鞘は更に縮む→→価格は更に下落も鞘は横這い…
・Brent($48~):手仕舞いの後は様子見…現状、背景的に鞘も価格も中途半端なので様子見継続…
・Wti($43.5~):次の材料待ちで目安は下記→→大きな値動き待ち→→但し、押し目Lは慎重に!
※鞘取りは現状$4⇔$3の狭い範囲なので、それを抜けたら検討!・片張りWtiが$50近辺でS検討!・Wtiが$40近辺でL検討!…

●〔NY金市況〕 FRBが利上げに踏み切るまで、金の底値はどの辺りかの探り合い!
上げ材料は、ドル相場が後退した・欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのうち4人が、12月の理事会で中銀預入金利をさらに引き下げることへの合意が形成されつつあると明らかにした・ドルの反落が押し上げ要因・
下げ材料は、ドル高・FRBの12月の利上げ観測継続・世界最大の金上場投資信託SPDRゴールド・シェアの金保有高は08年9月以来の低水準・
SPDR→▼2.98t t→▼2.98t→▼6.19t→▼8.34t→▼2.68t→▼2.98t→▼2.68t→横這い→▼1.49t→横這い
(11/14朝t:663.43リーマン破綻08.9以来低水準→661.94)…Goldが$1100を切った辺りから下げ渋っているので、スパイダーも様子見の増減なしカナ→→FRB利上げ鮮明に伴い$1000程度迄の下落も視野カナ→→様子見の横這いカナ!
(鞘取レンジ280-556)→330→280→357→327→397→330→450→420→430→400→450→340→343
NY_Gold・Silver(Spot)考察:Goldが$1100を割ったので、材料如何も$1000まで下げる可能性を考慮し様子見!→→鞘が350になったので、鞘取りのドテン執行→→鞘が更に下げたので…
・Silverスポット:SilverL/GoldS鞘取り開始→→鞘取り追加→→更に追加…
・Goldスポット:背景から鞘が一時的に300位まで縮む可能性を考慮し追加しながら鞘取り維持継続!
※鞘取りは現状350⇔450を抜けたら検討!…片張りは、Goldレンジ$1000~1050⇔1200を目安に、急落したらL・急騰したらS検討!…

●〔LDN・NYコーヒー〕 
Coffeeの上げ材料は、ドル安によりドル建て商品が他の通貨に対して割安になったことに加え、ブラジルのコーヒー産地での干天予報も支援材料・
Coffeeの下げ材料は、ブラジルからの大量供給が相場を圧迫・ブラジル通貨レアルの下落に圧迫・主要生産国ブラジルの2016~17年度のコーヒー収穫高は6000万~6200万袋に増加する可能性がある・
NY_Coffee(期限なし)考察…大きく動くまで様子見:目安は¢130オーバーで戻りS…¢115近辺で押し目L検討(ドル高進行に伴い、もう一段のレアル安の可能性を考慮し様子見)→→継続→→ドル高でもう一段安を想定して¢110からの押し目L指値を置いた!

●〔NY砂糖〕 インド政府が補助金に関して来週発表する可能性があるとのうわさに言及し、「輸出に関する決定と発表が行われる公算が大きくなっている」…
Sugarの上げ材料は、ブラジルのサトウキビ産業協会(UNICA)によると、10月後半の同国中南部のサトウキビ圧砕量は3838万トンとなり、降雨のため圧砕作業が遅れていた同月前半から若干回復したという。  ただ、多量の雨がイールド(単位面積当たり収量)に打撃を与えているとの報告を懸念・ブラジル産サトウキビに含まれる砂糖の含有量が低水準にとどまるとの見通し・ブラジルの業者が砂糖よりもエタノール生産に用いるサトウキビの量を増やしているとする週前半の報告・
Sugarの下げ材料は、大量の売りにストップロスの売り注文・ブラジルのサトウキビ生産地帯での降水量が減少するとの予報も、収穫ペースの加速につながる・
NY_Sugar(期限なし)考察…¢14.5迄の戻りS維持で様子見継続だが…高値圏のドル高傾向で在庫も豊富なので、気象問題が改善すれば?!→→相変わらず気象環境に問題続く→→維持で様子見継続…
※Coffee・Sugarは底をついたので、暫くはある一定のレンジかな?!→→そのレンジ見極め段階!

●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、米農務省は、2015~16年度の小麦輸出について、8億ブッシェルに下方修正で、実現すれば、44年ぶりの低水準・
下げ材料は、米国産に対する海外からの需要をめぐる懸念・米農務省が発表した農産物需給報告が弱い内容だった・米国産小麦に対する弱い輸出需要・米中西部では来週、降雨が予想され、冬小麦の生育を後押しする見通し・ドル高により世界市場で米国産小麦の競争力が低下・

トウモロコシ:
上げ材料は、週間輸出成約高(10月30日~11月5日)によると、2015~16年度の米国産トウモロコシの週間純成約量は61万8600トンで、アナリスト予想の上限付近・
下げ材料は、米国産のトウモロコシと小麦に対する海外からの低調な需要が圧迫要因・米国では今秋の収穫作業がほぼ完了し、十分な在庫が手元にあるが、米国産は世界市場ではブラジル産よりも割高で、海外の輸入が抑制・農産物需給報告で、米国と世界のトウモロコシの供給見通しがアナリスト予想を上回った・世界的な供給超過が引き続き圧迫材料・世界的に潤沢な穀物供給や、米国産に対する輸出需要の不振・世界全体で穀物の供給量が潤沢・ドル高により米国の穀物需要が引き続き抑えられる可能性・
(鞘取レンジ¢93⇔197)197→106→137→122→134→128→144→128→146→137→147→101→114→97→102→97→120→112→128→120→130→110→135→129→144→125→133…鞘が想定上値→→需給報告で鞘縮む→→鞘少し戻す→→横這い続く…
Chicago_Wheat(期限なし)考察…WheatS/CornL鞘更に開き鞘取り追加→→鞘縮み利確待ちで需給の様子見→→鞘の縮み方が中途半端なので利確は様子見→→維持で継続も利確目安は鞘¢100…
Chicago_Corn(期限なし)考察…同上
※鞘取りは100⇔140を目安に検討!…片張りは大きく戻した時共にSを検討!…

大豆:
上げ材料は、輸出需要の改善観測、現物相場の上昇・農家は相場低迷を受け、新穀の売り惜しみ傾向を強め、仲買業者の間では通常よりも供給が逼迫・週間輸出成約高(10月30日~11月5日)によると、2015~16年度の米国産大豆の週間純成約量は129万7000トンで、市場予想レンジ(60万~100万トン)を上回った・
下げ材料は、農産物需給報告で、米国の2015~16年度の大豆の生産高と期末在庫予測を上方修正・世界で供給量が潤沢・来年の大豆作付面積がこれまでの予想を上回るとの見通し・
Chicago_Soybeans(期限なし)考察…大きく値を戻すまで、様子見継続中…
※基本堅い戻りSだけ!…

●総括:米雇用統計後は全般に方向感の見極め段階で様子見→→ユーロ圏の動きに注視→→欧米指標・要人発言がマーケットの方向性を左右してる感じも→→次の材料待ち!
・225指数は、上値の押し目Lが現状のマイナスからプラス転換したので、後は利確タイミング待ち…再度大きく押したら下値の押し目L検討→→幾分マイナスも、方針変わらず利確待ち継続!
・為替は、米雇用受けドル高復活も方向感が今一読めないので、ファンダメンタル的に材料待ち→→次の大きな材料待ち継続中!
ユーロドルは、大きく戻したらS方針!
ポンド円・ユーロ円の鞘取りは、再度鞘が開けば鞘取りGo→→目安は55円(現在54円)!→→鞘が55.0に達したので予定通り鞘取りスタートGbp/JpyS:Eur/JpyL→→欲をかかずの様子見の鞘取り追加・追加!
ドル円は、大きく押したらL方針!
豪ドル円も、大きく押したらL方針も、豪雇用統計で1円の上昇・0.5円の下落!

・Oilは、鞘変動or急伸急落まで様子見継続→下値が見えないので、Sは慎重に継続!
・Metalは、鞘が想定最低値になったので利確&ドテン鞘取り執行→→追加・追加で様子見!
・Softは、10日本日の需給報告受け小麦:コーンの鞘取りプラスで利確タイミングは様子見→→継続中!
Coffeeは、¢130近くまで一気に上がれば戻りS継続→→逆に値を下げてるので、¢115近辺まで下げたらL検討継続→→もう一段安想定の指値on!
SugarSは、戻りSマイナス維持継続で様子見→→大きく下げるも、まだ序の口継続→→様子見継続中!
Chicagoの小麦・コーンの鞘想定上値に付き鞘取りスタート&追加→→鞘が縮んできたので欲をかかずに追加せず利確待ち→→需給で鞘縮むも利確は様子見→→継続中!
大豆の片張りは、大きく跳ねるまで様子見ですが→→需給を受けて¢-20+10の動き&多少の↑↓で様子見継続!

所見…リスクオフから、リスクオンへ変わる過渡期的な動きに見える…FRBの利上げが確実視されれば、ドル高が顕著になり、それに伴い投機マネーの大移動が始まるかも→→FRB12月利上げリーチで、来週の材料は欧州関連かな…以降も今月は米英欧の利上げ・金融緩和合戦でレンジ相場かな→→米国債の金利上昇を見る限り明らかにリスクオンに見えるが、勢いがないので次の材料待ちの雰囲気→→今の所想定範囲の動き→→今回のリスクオンはマーケットが凄く慎重に見える。マーケットが実態を見極める段階なのだろう。中国が破綻するほど悪くはなく、利上げを控えた米はイケイケな雰囲気でもない。暫くは、中国リスクに伴う新興国の低迷や先進国への影響を横目でみながら、英米欧の利上げや緩和材料を消化しながら↑↓、ジワジワ値を戻す印象を受けている→→背景変わらず材料待ちだが、来週はFOMCとECB議事録が気になるところです!

※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!!



11月9日 週 欧米日市場の材料に基づく市場の動きは…更新

2015年11月15日 13時31分01秒 | 市場動向チェックメモ




●NY株式概況 
9日↓ダウ平均17730(-179)中国や世界経済への懸念でダウは18000ドル前に足踏み・日曜日に発表になっていた中国の貿易統計では黒字は過去最高水準も、輸入の大幅な減少続く。景気刺激策期待は高まるもポジティブな印象ない。OECDが2015年の世界経済の見通し下方修正。
原油の戻り売りが続き、エネルギー関連株下落。先週、買いが強まってた金融株一服。
10日↑ダウ平均17758(+27)値ごろ感からの買いでダウは小反発 アップルが軟調・利上げへの警戒感が根強い・中国のインフレ指標が予想を下回った・世界経済への懸念が米株を圧迫・
11日↓ダウ平均17702(-55)ベテランズ・デーの祝日で債券市場が休場、株式相場も終日閑散取引。欧州株がほぼ全面高で買いが先行も、軟調な原油相場でダウは揉み合い幾分下落。
12日↓ダウ平均17448-254)米利上げ期待が高まる中、調整の動き強まる・商品市場ではWti原油が41ドル台まで下落、資源関連株の下落が圧迫。
13日↓↓ダウ平均17245(-202)調整の動きが続く 百貨店株が軟調・米小売売上高が予想を下回ったことや、原油安が続いていた。12月の米利上げ期待も根強く株式市場は調整の動き。
225指数(期限なし)考察:米雇用統計後は高値安定で次の材料待ち!…こんな動きを受けて、メディアのアナリストはこぞって直ぐにでも20,000円オーバーとのコメントを出しますが、あくまでも今後の指標次第カト→→多少の上下はあるも概ね横這い→→チョット下落も調整の範囲内カト…日経に、今週世界の株価で上昇は日本だけ!、との記事が・・・FRB利上げ→ドル高→円安→日経225上昇・・・こんな流れミタイデスネ…
※500円単位で大きく押したら押し目L検討!

●NY債券概況
9日↑米国債保有を切り離す動きが続く・利上げ期待が高まり、10年債利回りは上昇。ヘッジファンドなど投機筋も米国債売り(利回り上昇)を進めて、先週末に米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した11月3日時点での米10年債先物の建玉はネットで16万4264枚の売り越し。2013年3月以来のネットでのショートポジションの大きさ。11月3日時点なので米雇用統計よりも前であることから、更に売り越しは増えてると予想。
2年債は0.90%台を維持、10年債は一時2.37%台まで上昇。
10日↓10年債入札が予想外に好調も、利回りは低下。12月の米利上げ期待が高まる中、利回りは上昇が続いていたが、明日は祝日で米国債市場が休場になることもあり動きが一服。
10年債入札は応札倍率が2.58倍と前回(2.59倍)とほぼ変わらなかった。低調な入札が相次いでいただけに、予想以上に好調な入札だったが、最高落札利回りは予想を下回った。
11日:休場
12日↓原油安や株安で利回り低下・30年債入札は最高落札利回りが予想を下回り、利回りを押し下げる場面も・米30年債入札結果 最高落札利回3.070%(予想3.087%)・応札倍率2.41倍(前回2.46倍)・
13日↓原油安、米株安が続き利回り低下・米小売売上高は予想を下回ったが、米利上げ期待を後退させるまでのインパクトは無い。10年債は2.27%台まで低下し、30年債は3.04%台まで一時低下。

●NY為替概況
9日:米株安でドル買い一服 中国や世界経済への懸念・ドル売りが優勢。強い米雇用統計で12月の米利上げ期待強まるも、急速なドル高進行で、ひとまず一服。材料なくも、米株が大幅安。中国の貿易統計で輸入の減少、OECDの世界経済見通しの下方修正が影響。
ドル円は戻り売りも123円付近では押し目買い意欲も。
ユーロドルは序盤売りも、後半戻した。ECB内では、12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつあると報じた。ユーロ安を誘導しインフレ率上昇につなげる可能性、市場は既に0.1%の引き下げを織り込むも、それ以上の引き下げを主張。現在の中銀預金金利はマイナス0.2%。ユーロドルも年末にかけて期限を迎える権利行使価格1.0500のオプションがかなり観測。1.05水準は視野に入るも、直ぐには試す動きはない。
10日:全体的にドル高一服 ただ、ユーロは依然として下値模索続く・米経済指標では輸入物価なども、原油安やドル高の影響で予想を下回るも、12月の米利上げを後退させるほどでは無い。
明日はベテランズデーで、株式や商品市場はオープンる、バンクホリデーで米国債市場やNY為替市場は休場。
ドル円は123円を挟んでの上下動。米利上げの他に中国経済への不安で米株が軟化、ドル円も伸び悩む。
ユーロは下値模索が続き、1.06台まで一時値を落とす。CTA(商品投資顧問)筋などファンド勢の売りが活発に観測。実需筋の売りまだ少ない。
一部報道で、「ECB内では12月に中銀預金金利を引き下げる方向で意見がまとまりつつある」と伝わっていたが、現在の-0.2%の金利を更にマイナス幅を拡大するというもの。
12月のECB理事会の憶測で、FRBとECBとの格差拡大期待からユーロは下値模索が続くも、概ね…
1、中銀預金金利を-0.35%まで引き下げ。
2、債券購入プログラムを現行の月間600億ユーロから750億ユーロに拡大。
3、債券購入プログラムの期限を現行の2016年9月から2017年6月まで延長。
4、債券購入プログラムをインフラ系中心に民間債券にも拡大等が挙げられている。
11日:ドル円売りが優勢でNY市場では再び122円台・米国がベテランズデー、カナダがリメンブランズデーの祝日。北米市場は基本的に参加者が少ない。
ポンドドルなどでもドル売りが入った、
追加緩和期待のユーロは対円、対ポンドで売り、対ドルではドル安の動きとユーロ安の動きが相殺。
エストニア中銀のハンソン総裁が、「欧州中央銀行(ECB)は現状で中銀預金金利引き下げの必要はない」との見解を示し、ユーロの買い戻しが一時加速。その後、「ECBは量的緩和(QE)の拡大で地方債の購入も検討している」とメディア報道で、QE拡大観測を受けユーロ売りが再燃…
12日:ドル売り強まる・過熱感からロングポジションの整理?!・イエレンFRB議長が金融政策や経済見通しについての言及しなかった・米株が大幅続落・米国債利回り低下でドル売り誘う。先週の米雇用統計でドル急伸の反動で、ドルのロング整理・リスクオンには時期早々?・
ドル円は122円台へ下落・ユーロドルは1.08台まで急伸。
ロンドン時間にドラギECB総裁の議会証言で、「12月理事会で金融政策のスタンスを再検証する」。先日のECB理事会後の会見と同様で、目新しくは無いが、為替はユーロ売りの反応。
13日:弱い米小売売上高もドルの底堅さ示す・10月の米小売売上高は予想を下回る内容で、発表直後ドル売り優勢も直ぐに戻し。GDPの個人消費算出に連動する食品と自動車、建材、エネルギーを除いたコア小売売上高は前月比0.2%の増加も、ここ数年の平均からするとやや伸びが緩い、第4四半期の米GDPが2%超の水準に戻すとの見方に疑問。FRBが利上げの姿勢を後退させるほどのネガティブなインパクトではない、12月利上げ開始期待は十分に温存。
ドル円は122.50水準を割り込む場面も、直ぐに買い戻し。
ユーロドルは1.07台前半まで値を落とし、ポンドドルも一時1.51台に下落。
ポンドは対ドルで軟調も、ユーロや円に対しては堅調。
米雇用統計を受けてFRBと伴に英中銀の早期利上げ期待。
為替考察:(ユーロ>=円>=ドル)米雇用統計通過でドル高復活→→次の材料待ちで横這い継続→→動きは大きくないが急激なドル高修正感→→継続→→指標や要人発言である程度は↑↓するが方向感ない!
・Eur/Usd: 方向感がハッキリするまで様子見…戻りS優先!
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔59.4) →51.2→48.9→51.0→50.0→52.0→47.4→48.3→46.5→49.0→46.3→49.5→52.2→51.4→54.0→53.2→55.0→53.0→55.0→54.6…金曜の反動で鞘が1円開く→→概ね横這い→→指標連動で更に鞘開く→→継続→→鞘縮むもお愛想程度!
・Eur/Jpy:再度鞘が開いたら、鞘取りGo目安は55.0円→→様子を見て鞘取りスタート→→追加→→更に追加!
・Usd/Jpy:方向感がハッキリするまで様子見!…押し目L優先!
・Aud/Jpy:方向感がハッキリするまで様子見…豪雇用統計で1円急伸も、押し目L優先!
※鞘取りに特化!…片張りは方向性が明確な時だけ…テクニカルの順張り派は絶好のチャンス!ダガ…ファンダメンタルの逆張り派は、どちらかに大きく動くまで様子見!


11月16日 週 欧米日市場の材料に基づく市場の動きは…予定

2015年11月15日 12時54分36秒 | 市場動向チェックメモ



11月16日(月曜)…
★日本GDP速報値(第3四半期)
ユーロ圏消費者物価指数(10月)
米NY連銀製造業景況指数(11月)
G20首脳会議

11月17日(火曜)…
独ZEW景況感指数(11月)
英消費者物価指数・生産者物価指数(11月)
米消費者物価指数・鉱工業生産(10月)
タルーロFRB理事、講演

11月18日(水曜)…
中国新築住宅価格(10月)
米住宅着工件数(10月)
★FOMC議事録
ダラス連銀総裁、講演
NY連銀総裁・クリーブランド連銀総裁・アトランタ連銀総裁、パネル討論会に出席
APEC首脳会議
ASEAN首脳会議
EIA週間石油統計

11月19日(木曜)…
★日銀会合・黒田日銀総裁、記者会見
日本貿易収支(10月)
★ECB議事録
米景気先行指数(10月)
米新規失業保険申請件数(14日までの週)
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)
アトランタ連銀総裁、講演

11月20日(金曜)…
日銀月報(11月)
★ドラギECB総裁、講演
セントルイス連銀総裁、講演


11月13日(金曜)…結果

2015年11月15日 12時53分24秒 | 市場動向チェックメモ



閣議、閣議後会見
企業決算:ゆうちょ銀行、日本郵政、かんぽ生命
…バイトマン独連銀総裁 難民流入がインフレ圧力生み出す可能性
08:00フィッシャーFRB副議長、講演…これまでの利上げ先送りがドル高によるダメージを相殺
…中国 不動産景況は過去最悪、地方政府の歳入に直撃
…中国 鮮肉需要が急増、豪から「生きた牛」の空輸が開始
13:30↑↑日鉱工業生産・確報値(9月)
結果1.1% 前回1.0%(前月比)
結果-0.8% 前回-0.9%(前年比)
13:30↑日設備稼働率(9月)結果1.5% 前回-0.9%(前月比)
13:30↓↓日第3次産業活動指数(9月)結果-0.4% 予想0.1% 前回0.1%(前月比)
14:00↓↓↓シンガポール小売売上高(9月)
結果-3.7% 前回5.0%(前月比)
結果4.6% 予想5.5% 前回6.1%(前年比)
15:30→↑フランスGDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.3% 前回0.0%(前期比)
16:00→↓ドイツGDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.3% 前回0.4%(前期比)
17:30↑↑↑↓香港GDP(第3四半期)
結果0.9% 予想0.5% 前回0.4%(前期比)
結果2.3% 予想2.0% 前回2.8%(前年比)
19:00↓↓ユーロ圏GDP・速報値(第3四半期)結果0.3% 予想0.4% 前回0.4%(前期比)
19:00↑↑↑↑ユーロ圏貿易収支(9月)
結果201億ユーロ 予想193億ユーロ 前回190億ユーロ(198億ユーロから修正季調済)
結果205億ユーロ 予想160億ユーロ 前回112億ユーロ(季調前)
19:00↑↓ギリシャGDP速報値(第3四半期)前期比-0.5% 予想-1.0% 前回+0.4%
…この時点では、ドル買い・ユーロ売りが顕著に見えるが、動きは大きくない! 後の材料では大きく動く可能性は低いような感じも!
22:00ウィルキンス英中銀副総裁、講演
…加中銀副総裁 必要であれば政策のパラダイム変更を恐れず
22:30↓→↓↑米小売売上高(10月)
結果0.1% 予想0.3% 前回0.1%(前月比)
結果0.2% 予想0.4% 前回-0.4%(-0.3%から修正除く自動車・前月比)
…主因は自動車関連の落ち込み。前月比-0.5%と前回の+6.2%から反動減。食品・飲料も前回の+1.6%から-0.3%に落ち込んだ。ガソリンスタンドは-0.9%と、前回の-20.1%からはマイナスが縮小。現在ドル売りは一服…
22:30↓↑↓↓↓→↓↓米生産者物価指数(10月)
結果-0.4% 予想0.2% 前回-0.5%(前月比)
結果-1.6% 予想-1.2% 前回-1.1%(前年比)
結果-0.3% 予想0.1% 前回-0.3%(除く食品エネルギー・前月比)
結果0.1% 予想0.5% 前回0.8%(除く食品エネルギー・前年比)
00:00↑↑米企業在庫(9月)結果0.3% 予想0.0% 前回0.1%(0.0%から修正前月比)
00:00↑↑米ミシガン大学消費者信頼感・速報値(11月)結果93.1 予想91.5前回 90.0
…ドル高の動き変わらず 第2四半期の米GDPは上方修正?!・9月の米企業在庫は前月比で0.3と予想を上回る増加を受け、第3四半期の米GDPが上方修正されるのでは?・第3四半期の米GDPは、企業の在庫投資が減少し成長を圧迫していた。今回の企業在庫は企業の在庫投資の減少が上方修正される可能性を含む・
…ホールデン氏は否定も、FRBが開始なら英中銀も追随との見方根強い
02:30メスター・クリーブランド連銀総裁、講演…利上げ開始に前向きな姿勢
米主要企業決算:↑JCペニー
…みずほ、バンカメ保有株の大半を売却 ロンドンに拠点を置くみずほインターナショナルがバンカメ株3000万株相当を17.10ドルで売り出した
…VW、10月世界販売減少 前年同月比5.3%減49万台と発表。ディーゼル車の排ガス規制逃れ問題の影響

・当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
・翌日、ファンダメンタルを元に、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
※注意:投資手法がファンダメンタルの逆張りで、単に個人的メモを載せているだけなので…順張りのテクニカル・ビギナーは参考にしない方が良いと思います…というか、書いてある事の意味を理解出来ないかも知れません…価格を下げてる時に買ったり、上げてる時に売るので、マーケットの場をある程度読めないと、参考にすらならないと思います。
但し、書いてある事の意味が理解出来るようになれば、概ね場(マーケット)を読む事が出来るようになりますヨ(笑…

ご参考:テクニカル/ファンダメンタルの違い…木を見て森を見ず、という諺がありますが…
・テクニカルは明らかに木を見ています。 ファンダメンタルは森を見ています。
・木だけを見ている人には森は見えないので、ストップロスのルールでリスク制御します。
・森を見ている人は概ね先を読んでいるので細かい動きは気にしませんが、森を把握するのに時間がかかり、量より質を優先します。
・反面、木を見るのには時間はかかりませんが、細かい動きを気にして、質より量を優先します。