日日の幻燈

歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと

その昔、少年は石田三成と出会ってしまったのだ

2015-01-18 | 三成に寄す

私が歴史上でいちばん好きな人物・石田三成。
三成の生涯とか事績については、専門家や他の三成フリークがそれこそ語りつくしているのでそちらに譲るとして、じゃあ、三成へのごく個人的な想いを語っていこうかなと。
まったく個人的な想いなので、歴史的に見たらちょっと違うぞ的なことも多々あるかと思いますが、ご容赦のほどを。


今は歴史が好きになるきっかけはゲームとかアニメが多いようですが、私の頃は小説か大河ドラマといったところだったかと。
私も大河ドラマが三成との出会いでした。

「黄金の日日」

1978年に放送されたこの大河は、城山三郎の「黄金の日日」がベース。堺の商人・呂宋助左衛門を主人公に、商人の観点から信長、秀吉、家康の時代を描いています。三成は助左衛門の盟友といった役どころなので、善玉として登場します。
小学校低学年だった私は両親と一緒に見ていたのですが、そのうち自分のほうが両親以上に夢中になってしまったのでした。

で、三成を演じたのは近藤正臣。超カッコよかった!
私の中の三成は、この「近藤三成」のイメージで出来上がっています。最初に出会った三成が最高にして最強だったことが良かったのか悪かったのか。その後、大河や映画でいろんな三成を見るにつけ、どうしても「近藤三成」と比べてしまいます。

三成にどっぷりと嵌まり込んだ私は、小学校の図書館で石田三成関連の本を読み漁りました。もちろん、三成の伝記など置いてあるはずもなく、関ヶ原の戦いに触れている歴史の概説書とか事典とか、そういった本ばかりでしたが。
そして関ヶ原の戦いで三成が敗れ処刑されることを知った少年りすにゃは、三成が死ぬ最終回を怖くて(悲しくてだったかな?)見るに耐えられず、わざと裏番組を見るという暴挙に出たのでした。
純情な少年だったのです。
そしてそのとばっちりを受けたのが両親。息子の我儘に付き合わされ、1年間見続けてきた大河の最終回を見逃すという不幸に落とされたのでした(多分、土曜日の再放送で見たんじゃないか?と思いますが…)。

ここから三成と私の長~いお付き合いが始まったわけですが、知識的なものはほぼゼロに近いのです。

でも、なんかこのブログを書いていたら「聖地巡礼」に出かけたくなってきた。でも三成の聖地は関西が多そうだから、すぐにはねぇ…。
あ、そうだ…ご先祖様・神丹波守も、もしかしたら三成に会っていたかも知れない…なんて思うと(妄想すると)、自分の中の歴史ロマンが暴走を始めるのでした。


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