恭子先生の教室日誌

=考える子に 挑戦する子に=

学年を超える勉強をするのは、将来なりたいもの(可能性)を拡げるため。

2014-12-19 11:42:07 | 日記
一月号の教室だよりです。


中を 開いてみれば 数学の問題がずらり なんでしょうか?

これは 数学検定2級の問題です。

実は テレビでこんな話題があったとのこと。
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=小1で 数学検定2級に合格した少年=

小さい時から お父さんが教えたとのこと。日曜日は4時間くらい頑張ったとのこと。

○大物オーラがムンムン・天才少年
○将来の夢は 数学研究者 微分積分などのような数式を発明したい。
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親子で 頑張ってすごいと思っていたのです。
ところが、マスコミは持ち上げ騒ぎ 少年のインタビューがすっかり大人びてしまったのが気になりました。 


数学検定2級とはどんなレベルなのか? ネットから問題を取り寄せてみました。(それが教室だより)
公文の教材でいえばJ教材~M教材あたりでしたので、そこでそこら辺りをやっている
教室の小学生にさせてみたら、何人かが(70点以上とり)合格しました(1次のみ)
公文の高校基礎課程認定テストのための練習をした生徒たちです。この練習がなければ無理だったでしょう。

でもこの子たちは「天才」とか「大物オーラ」には程遠く 普通の子たちです。
学年を超える勉強を、将来なりたいもの(可能性)を拡げるためにしているだけ。
マスコミに登場した少年を、そっとしておいてあげてほしい。

「どうして学年を超えた勉強するのか」教室の生徒たちに、話したかったのです。

コメント (1)
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