恭子先生の教室日誌

=考える子に 挑戦する子に=

たいよう君(小学1年生)の発明した割り算の答え早見表

2009-12-13 16:55:57 | 日記
この計算表を作ったのは
小1のたいよう君です。

お母さんからみればカンニングペーパーのように見えたのかもしれません。

「こんなのを見ながら、答えを書いているんですが、いいんでしょうか」

たいよう君がやっていた教材は算数D教材81番台の2桁÷2桁(小4レベル)の問題でした。

42÷21=
43÷21=
65÷21=  のような問題です。

公文式の教材は、上のように導入部分は割る数が一定になっているんです。

たいよう君は、この表を作り、割られる数がどこの間にあるかでラクラク商を見つけていました。

小学校一年生です。すごいですよね。

私が公文式の問題が好きな理由の一つに、この問題の配列があります。
84÷21=の次の問題が 83÷21=になっているところです。

こうした並びには、問題を作った創始者公文公の息づかいまで聞こえてきます。
子どもたちは、前の答えを資料として、83÷21を解きます。
もちろん前の答えを間違えると一ページ全滅しますが、だからといって
「ずるするんじゃありません」という注意をご家庭でしないように教室便りなのでお伝えしています。

一ページ全滅の子は、いちばん最初を訂正するとまたあっという間に、全部の答えを一気に同じ数だけ修正して持って来ます。
問題が、生徒たちに考える力を育てるように出来ているのです。
そこいらの100問計算やドリルとは比べようもありません。

だから、たいよう君が育ったのです。
今日は嬉しい恭子先生です。先生冥利につきます。

怒りたいような変な暗算をしていたら、叱らずに恭子先生にご連絡ください。
恭子先生の育てた大好きな生徒かもしれないのです。
コメント (6)
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