《神様は奥が深いデスネ。》
『初午』はさすが、「福参り」のひとで賑わっています。
(平成19年2月5日・初午・午後1時30分)
「大鳥居」
「楼門」
「拝殿」
「本殿」
「神楽殿」
「福かさね」
「奥宮」への
鳥居「裏参道」
「初午大祭」は午前八時からですが、やはり人出は
午後からですね。
「伏見稲荷大社」で感動したのは、お神楽が神楽殿
で奉納するのですがご祈祷を受ける人だけが観える
のではなく一般の人も観えるのです。巫女さん4名が
舞を奉納していただけるのですが、もちろん雅楽も実
際に生演奏なのですが、それを、本殿横から観えるの
です。ただし、写真撮影は厳禁で、取締る護衛の方が
常に注意しているのです。お神楽はピーク時は5分毎に
奉納しているんです。巫女さんも大変ですね。
ところで、全国に8万社の神社がある中で3万社は稲荷神社で 「伏見稲荷大社」
は全国の「お稲荷さん」の頂点にあるのものだと、思っていましたが、「神様」も
派閥と言うかお寺の宗派みたいなものがあるのですね。シラナカッタ!
「日本三大稲荷」というのがあるそうです。京都の「伏見稲荷」だんとつで必ず三大の中に
入るのですが、後の二つは地域によって異なるんだそうです。あとは愛知県の「豊川稲荷」
茨城県の「笠間稲荷」、岐阜県の「千代保稲荷」、佐賀県の「祐徳稲荷」、宮城県の「竹駒稲荷」
がそれぞれ三大稲荷を称しているそうです。これも地域によって、異なるそうです。
そして、これらが、勧請つまり分霊して、伏見系稲荷とか豊川系稲荷とかが全国に分布している
そうな。京都の伏見稲荷は京都の東寺と関係していますが、伏見稲荷を神道系というなら
創建以来寺と不可分の関係にある豊川稲荷は仏教系といえますね。 知らなかった。
愛知県生れ、育ちの にわか京都人としては、豊川稲荷も お千代保稲荷も慣れ親しんで
いましたが、いずれも お稲荷さんですから「伏見稲荷」のもとに いるものと思っていました。
下の写真は稲荷山にある「豊川稲荷」なのですが、大阪別院の分霊で、
伏見稲荷大社の末社ではないそうです。
「初午」の日お火焚き祭をしていました。
なにはともあれ、賑やかな「初午」も終わりました。
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