ＩＬＣＨＩ ブレイン ヨガ とは （６）

健康になりたい？

誰もが健康になりたいと思っています。でも病気を患っていないと思っている人は、そうではないようです。
日ごろ健康に意識を置いていない人は、病気になったときはじめて、その大切さが分かります。
私もそうでした。若いときは何とかなると思っていても、年が経くに従がい、体力は弱る一方です。
「病気になって健康のありがたさが分かる」ということは病気になった人でないと、分らないと思います。
病気になる前兆に気づいていながら、そのままにしておくと、日に日にツケが大きくなります。
どうしょうもなく、痛みに耐え切れないときにはじめて医者に行く。そのときは取返しがつかない場合があります。
例えば、歯医者さんに虫歯治療行くことを思い出してもらうと、分かりやすいでしょう。
常に体に注意を払ってケアすることが健康の第１歩です。
ちなみに、ヨガの基本は、まず体を感じることです。腕を曲げると痛みが感じられます。戻すと痛みは引きます。
この体の感覚を生活上で応用すると体の異常に早く気づくことができます。
早期発見で、早期に対処すれば、影響も少なくて済みます。

健康はお金で買えないですが、お金を使って日々運動を続ければ健康になると思われがちです。
運動をしたほうが健康に良いと、医者に言われます。
汗ばむ程度の散歩を３０分以上、ラジオ体操、ランニング、など選択の幅は多くあります。
「スポーツして、健康になる。」、「スポーツジムに通って健康になる。」
はたして本当でしょうか？本当に健康になるのでしょうか？
例えばスポーツジムでは、ランニングマシン、エアロバイク、各種の筋肉強化器具などあります。
確かに持久力や筋力はつきます。でもそれをしたからといって病気にならないのでしょうか？
また、トレーナーから「成人病になりにくい体造りをしよう」と言われます。
確かに運動不足の方は、身がしまってメタボ体質からの脱却が可能と思われます。
でも、体力をつけたからといって、健康になるわけではないと思います。

以下続きます。