京都労演ブログ

1956年12月、京都に生まれた演劇鑑賞組織。お芝居を観て、楽しんで、演劇文化を支えていきます。

3月例会『ドライビング ミス デイジー』

2007-01-30 12:11:53 | Weblog
 ☆民藝+無名塾公演
 ☆とき 3月9日(金)午後6時30分/10日(土)午後6時30分/11日(日)午後2時    
 ☆ところ 府立文化芸術会館
      (河原町広小路・府立病院前)
 ☆上演予定時間 1時間45分

 黒人嫌いのユダヤ人未亡人デイジーの元へやってきたのは黒人のお抱え運転手ホーク。初めは頑としてホークの運転する車に乗ろうとしないデイジーですが、いつしか2人の間には不思議な友情が育まれ・・・すべてを越えて寄り添う心と心。あの不朽の名作を、奈良岡朋子のデイジーと、仲代達矢のホークという夢の顔合わせでお送りします。

★「デイジー組」参加者募集中★
 もっとたくさんの仲間と、もっと楽しく例会を迎えるために!あなたもぜひ運営参加へ!!
 3月例会運営参加「デイジー組」第1回集まり
  2月1日(木)午後7時/於京都労演事務局

1月例会

2007-01-15 11:32:34 | Weblog
☆劇団昴公演『八月の鯨』
  作/デヴィッド・ベリー 訳/村田元史
  演出/菊池 准
  出演/久保田民絵・小沢寿美恵・北村昌子・西本裕行・内田 稔
  日時/1月25日(木)18:30
       26日(金)18:30
       27日(土)14:00
  会場/府立文化芸術会館
     (河原町広小路/府立病院前)

 アメリカ・メイン州。リビー(小沢)とセーラ(久保田)姉妹は60年来、夏を海の見える別荘で過ごしている。入り江には8月になると鯨が訪れ、その姿を追って2人は駆け出していったものだった。しかし、それも遠い昔のこと・・・今、互いに夫に先立たれ、目が見えなくなったリビーを、妹のセーラが面倒みている。自らの衰えに苛立ち、とげのある言葉を吐くようになっているリビーは、お茶に訪れる陽気な幼馴染のティーシャ(北村)、家の修理に来る大工のジョシュア(西本)、元ロシア貴族のマラノフ(内田)との会話にも決してとけこもうとしない―――人生の最終章を迎えた今、2人によぎる思いを波が静かに見つめている。
 「八月の鯨」はリリアン・ギッシュ主演の映画で話題をよんだが、実は戯曲が先き。全員が70歳以上という設定に、劇団昴の大ベテランが揃い踏み!静かに、そして温かく、気品に満ちたアンサンブルを奏でる、しみじみと美しい舞台です。