
築地にある日本料理屋の"いなせや"で、家庭で作れる料理を伝授、というイベントに参加。
調理場でノウハウを聞きながら料理ができあがるのを見学し、、出来上がった料理を試食する。
明太子屋さんの営業から、ロシアの船に乗ったり、中国で日本料理を教えたりという経歴の
料理長さんは、気さくな感じ。生徒は10名(1名は外人)、ベテラン主婦達が多く、
質問も興味あることばかり。とてもためになりました。
細長い建物で、調理場は4階。約1時間の講習タイム、ちょっと寒かったけどね..
ぐるなびの料理教室 メニューは、祭り寿司、豚角煮、山椒ちりめん、ちりめんはお土産に。
山椒ちりめん(山椒は別に包んでありお好みで。苦手だからよかった!)
・土佐醤油を作る。やまさしょうゆ(火に強い)に1/20の割合でミリンを入れ、かつぶしをひとつかみ。
煮立って5分位したら火を止めねかす。(つくり置きしておくと便利)
・ちりめん(しらすを干したもの)250g(築地で冷凍1Kg2500位ですと)、酒225cc、土佐醤油56ccを入れ
弱火にかける。まずはかきまぜない。(水が蒸発して)パチパチいってきたらかきまぜる。
・いい色になったら、火を止め、バットにあけ、風通しの良い所で乾燥させる。(簡単ねぇ~)
・調味料の比率は黄金比率らしい。ちなみに小豆1Kgに対し砂糖297gが黄金比とのこと。(単位あってる?)
・ちりめんは、冷蔵庫で3か月位保存可能。
豚角煮(時間がかかるので、既にできあがっていた)
・豚バラ600gを水3ℓと(残り)ご飯(茶碗2杯位)で60分位炊く。ご飯は臭みをとるため。
(60分か~作るとしたら圧力だな。)
・お湯を捨てて水洗い。
・水2ℓ、砂糖150g、醤油200cc、にんにく、根生姜、酒、みりん50cc、長ネギ他くず野菜で60分炊く。
焦げ付かないよう、差し水をしながら。
・できあがったら、白髪ねぎ、和からしを添えて。
祭り寿司
・長崎大村に伝承される祭り寿司。(生魚は使わず、刺身の残りに火を通して)
・びっくりしたのは、タマノイのスシノコを使う(黄色い袋の粉のやつ)こと。
酢を使うとびちゃびちゃなるからって。いいのね、アレ使って。今度買うわ!
・残り物の白身魚(いさき、ヒラメ等)、魚介類(タコ、イカ等)、ささがきごぼうを、
水100cc、砂糖大2半、醤油(うす口が色がつかなくて良い)、ミリンで炊く。
・ごぼうに火が通ったら、ざるにあげ、水気を取る。
・酢飯にまぜ、皿にもったら、刻みきゅうり、みょうが、海苔、錦糸卵等をちらして、
紅ショウガをを添える。(四季の彩り)
実食~タイム。
祭り寿司の魚は崩れてしまって、タコは歯ごたえあり、お上品な味で、皆さんガッツリ。
寒かったので"とろろのお吸い物"が身にしみる。豚角煮はさすが、トロトロで美味。
楽しくて、美味しいくて、おみやげ付きで2000円!早速、夕食にちりめん食べました!