川越雑記帳2(川越見て歩き)

空の青映す水面に黒きバン/小さき亀は甲羅干しする(伊佐沼)

伊佐沼の水は沼一杯に拡がっていた。
奥の方は青空を映して薄い青に染まっている。
白い雲も水面に浮んでいる。
岸には桜の影が落ち、水は薄い緑色になっている。
その緑から青へ滑らかなグラデーションで変化している。


沼の東岸の道に出ると、岸の近くに小さな黒い鳥が泳いでいた。


こちらの姿に気付いたのか、その鳥は岸から離れるように進む。
オオバンに似ているが少し小さく、赤い顔や黄色い嘴からバンかもしれない。


岸を進むと、木陰にポツポツと釣り糸を垂れる人がいた。
さらに進むと、望遠レンズを付けたカメラを池に向ける人達が数人いた。
何を狙っているのか分らないが、じっと佇んでいる。
ハスの花は期待していたほどは、咲いていなかった。
それでも、岸やL字型のデッキの上には人の姿があった。


デッキに入ると、「ほら、カメ、カメ」と言って水面を指さす人がいた。
お孫さんにでも見せようとしていたようだが、一緒にいた小さな子は興味なさそうだった。
私も沼を覗き込むと、確かに小さなカメがいた。
近くのハスの葉と較べると、ほとんど小さな丸のようだ。


杭か土の塊のような物の上に乗っている。
これでは、この大きさのカメしか乗れないだろう。


L字型のデッキの角まで行って、また岸に戻った。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「伊佐沼」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事