
星行院の門前から見ると、電柱と並んで火の見櫓が建っていた。
三本脚の櫓のように見えた。

物見台は六角形で、屋根も同じだった。
屋根は浄国寺と違って、かなり尖っていた。
尖端には風見も付いていた。
屋根から半鐘が吊り下がっていた。
この時、物見台の手摺りには一羽のカラスがとまっていた。

櫓の下へ行って見た。
櫓は、赤城神社境内の、星行院側の角にあった。
高くなった三角形の基壇があり、その角のブロックの上に脚があった。

神社のすぐ先の交差点を左折すると、神社に隣接して小さな建物があった。
上部の看板には「川越市福田自警団」と書かれていた。