《12》女子高生の行きかう川越市駅東口
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「川越市駅で下車、六軒町を中心に連雀町まで案内する。」
「駅前から左手に行く。スケートセンターの前を直進、信号のある交差点をするどく左折する。」
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「やがて左側に「山村女子高校」の看板があり、その手前の路傍にブロックで囲んだ建物――その中にあるのが、通称首切り地蔵をいわれている三体の地蔵である。」
交差点を左折して100mほどで道は左へゆるく曲がる。その右側に左へ入る道があり、その角に屋根付きのブロックの壁の小さな建物があった。
今まで見たお堂や覆屋とかなり外観が違い、それと知らなければ気付かずにとおりすぎてしまうだろう。
「旧野田新田にあったものをここに移したもので、享保年間に念佛の講中の者が造立したものらしい。野田新田には川越藩の処刑場があり、そこで処刑されたのち首を曝されたという。大正二年、東上線敷設工事のとき、処刑場付近からトラック一台分のどくろが発掘されている。この地蔵とともに、庚申塔二基が安置されている。」
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開き戸の上部が格子になっていたので、穴から中を覗いてみると、確かに地蔵があった。
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その右側に額が掛けられ、その前にも別の地蔵が並んでいた。
後には○○地蔵と書かれて赤いのぼりが斜めに置かれていた。
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その地蔵の隣りに庚申塔と思われる二基の石仏が並んでいた。