氷川神社の正面には石の鳥居がある。
左側には今月半ばに行われる、「例大祭」(10月14日)と「神幸祭」(10月19日)の垂幕がある。

この「一の鳥居」には扁額はないが、そのすぐ奥にある「二の鳥居」には扁額がある。

その扁額が新しくなった。
黒地に金文字が鮮やかである。
今までの額は江戸時代中期のもので、傷みが出ているので保存することになったらしい。

この文字を書いたのは、「平成」の年号を発表するときに、当時の官房長官が掲げたあの字を書いた方だと言う。
お名前は河東純一(雅号・蜂城)さん。河東(かとう)さんは、当時内閣官房人事課辞令専門職にあり、現在は、書家として活動されている。
その河東さんが川越在住ということもあり、氷川神社の宮司から依頼して実現したという。
この新しい扁額の写真を撮る人もいるが、残念なのは、正面から見るとちょうど扁額を横切って、束になった電線があることだ。
上の写真は、電線を避けて下からの撮ったので、やや歪んでいる。
もっと上に上げるとか、後ろを通すとかできないものか?

それにしても、最近の氷川神社の境内は、平日でも人が多く賑やかである。
