交差点で信号待ちをしているとき、道路の向こう側に植物が見えた。

白い格子の柵の手前、縁石の道路側に生えている。
草か?それとも木か?

道路を渡って近づいて見ると、草ではなく木のようだった。

手前の縁石には、国道16号のマークの脇に75.8㎞と書いてある。

その木は、排水口の金属の格子の穴から上に伸びている。

排水溝の底にたまった土に根をはり、時間をかけて格子を抜けたようだ。
その後は、陽当りもよくなり、成長を早めたと思われる。
その枝を揺らして、車が次々と走り過ぎて行く。
さて、この木はどこまで成長するのだろうか?
