川越雑記帳2(川越見て歩き)

碑文を読む4・旧町名の碑(旧江戸町)と一力斎

 佐久間旅館の角を左折し川越街道を市役所方向へ進む。
赤いポストのある蔵造りの先で道はクランク状に左右へと曲がる。


 そこに出来た三角形の場所にくの字形の碑が立っていた。


 斜めの部分には「川越十ヵ町地区都市景観形成地域」とあり、主なルールなども書かれていた。


 指定範囲の地図もあり、現在地と伝統的建造物群保存地区も示されていた。


 その先に「旧江戸町」の石碑があった。


 碑文には次のように書かれていた。

  旧江戸町(エドマチ)    現 大手町他
   川越城西大手門より、鉤の手までを
  指す。旧十ヶ町のうち上五ヶ町の一。
  城より、江戸へ行くための起点となる
  町であるため江戸街道と呼ばれていた
  が、町の繁栄と共に江戸町といわれる
  ようになった。「れんしゃく丁」「唐人
  小路」などの北条氏時代の古名も伝わ
  り中世以来の繁栄が窺われる。ここは、
  道路が二回直角に曲がる城下町特有の
  鉤の手跡である。昭和三十六年町名変更。


 道路の反対側には、提灯で有名な一力斎のお店があった。

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