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恒星である太陽を中心に、その重力に引き付けられてまわる9つの惑星(水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星)、100を上回る衛星、何百万もの彗星、無数の小惑星と流星物質からなっている。太陽から一番外側の冥王星までは、最長約79億km(平均距離は約60億km)ある。太陽は、太陽系全ての天体を合わせた質量の1000倍、即ち、太陽系全質量の約99.8%を占め、水素をヘリウムに変換する核融合でエネルギー(熱と光)を作り出して輝いている。
太陽系の惑星は小惑星帯を挟んで、水星、金星、地球、火星の地球型惑星グループ(内惑星ともいう)と、木星、土星、天王星、海王星のガス状惑星の木星型惑星及び冥王星のグループ(両方を合わせて外惑星ともいう)から成っている。
地球・太陽間の平均距離(1億4960万km)は1天文単位(AU)と呼ばれ、太陽系内の距離測定の基本単位となっている。約365日の公転周期で太陽を一周する。自転周期は平均23.93時間である。自転軸が23.45°傾いているので季節の変化が生じる。
地球は確実に地殻活動があると知られている唯一の惑星で、陸地は約40km、海洋は約5kmの厚さのケイ酸塩から成る地殻を持つ。地表から約10kmは比較的硬い岩板(プレート)で、このプレートが可塑性のアセノスフィア(流動性のある岩圏)の上を移動するため、いわゆるプレートテクトニクスが起こる。
宇宙には銀河系と同じような星の大集団(銀河)が多数存在しています。銀河の大きさは、どれも非常に大きく、アンドロメダ銀河は直径が20万光年を超える大きさを持っています。また、距離も非常に大きく、比較的近いアンドロメダ銀河でも、約212万光年の距離があります
私たちの太陽系が属している銀河系は、星が約2000億個も集まっている「渦巻き銀河」の1つです。銀河系は中心部が少し厚くなった凸(とつ)レンズのような円盤形で、直径は約10万光年、中心部の厚さは約1万5000光年です。
銀河ひとつにたくさんの恒星が含まれます。巨大楕円銀河には1兆個以上の恒星があるものもあり、大きさは300万光年、ほぼ銀河系の大きさの20倍にも達します。極めて小さい楕円銀河は宇宙に多数存在しており、中には銀河系の10万分の1の星しか含んでいないものもあります。渦巻銀河も大小様々で銀河系の場合約2000億個の恒星を含みます。
これだけ判明しているのに
最近の電波技術の発達により、現在では私たちの銀河系の形を把握しています。簡単に見ることができてよく似た形をしている銀河のひとつにアンドロメダ銀河があります。
銀河は集まって存在する傾向があり、銀河が数個から数十個の小さな集団を局部銀河群、数百個の大きな集団は銀河団とよばれています。さらに銀河団が集まって局部超銀河団、超銀河団を形成しています。