旧約聖書 2 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/4d9001a7e0709894cd9d7e8f7ef6f9a7
アブラハムは、思い悩んだ末、神への忠誠を実行しようとします。
髪は、アブラハムの決意を確認すると、イサクを救い出し祝福を与え。そして、父子は抱き合って喜びます。
それから、月日が流れイサクにも息子が生まれ、その息子の名前をヤコブといい、ヤコブの子孫がユダヤ人なのだす。
ヤコブは、知らずに天使の化身と 取っ組み合いをして勝ったことから、イスラエル(勝利者)という名を神から授けられます。今日のユダヤ人国家の名は、彼に由来が有るのです。
ヤコブには12人の息子がいたが、それぞれ12部族の祖先になります。
神はヤコブに約束します。「あなたが伏している地を、あなたと子孫に与えよう(創世記 28章13節)
そして、カナンの地とは、エジプトの川から、かの大川ユウラテスまで(創世記 15章18節)をさします。
なんと、パレスチナのみならずシナイ半島、ヨルダン、シリア、レバノン、イラクの一部まで入ってしまうのです。
周辺諸国が、警戒するのも当然です。
世界に散らばったユダヤ人が、力を結集してイスラエルを建国できたのは、旧約聖書のこの文章の一節が重要な役割を果たしたことは、間違いありません。
ユダヤ人がパレスチナに実際に国家を築いたのは、モーゼがエジプトを脱出してヘブライ王国を建設したBC1000年頃です。
その後BC164~BC63、ローマから一時的にユダヤ人が独立した時期を含めても、ユダヤ人のパレスチナ支配の歴史は、わずか500年です。
そのユダヤ人が、2000年の空白期間を無視して、先住民族パレスチナ人を追い出してイスラエルを建国したのです。
神から与えられたという理由で
:アラブ人が怒るのもわかります
:人類の火薬庫、パレスチナ問題は、恐ろしく根が深く、解決困難なのです。