KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

「陸王」 面白かった!

2018年03月08日 13時45分49秒 | 独り言

「倍返し」で一躍名が知れた半沢直樹の作家 池井戸潤 の小説「陸王」は単行本で588頁と云う大作の本です。

 

創業100年を迎えた老舗足袋会社「こはぜ屋」、業績が低迷し資金繰りに悩んでいる。

そんなある日、四代目社長はこれまでの足袋製造の技術力を生かし、

「裸足感覚」を取り入れたランニングシューズの開発を思いついたが、

資金難、人材不足、大手スポーツメーカーの嫌がらせや 思わぬトラブルなど 様々な試練に直面する。

「こはぜ屋」は軽い靴底の特許持つ人・シューズフィッター・マラソンランナーの協力を得て、

様々な困難を乗り越えて 一流のランニングシューズが出来るまでの物語です。

 

作家 池井戸潤が元銀行員だけあって、様々な金融手法を駆使して資金の調達しています。

モデルは「アシックス」で、いやがらせは米国メーカーの「***」を連想しました。

テレビドラマは見なかったが、本は図書館で借りて、たいへん面白く 一気に読んでしまいました。