くわしのガケっぷち!

毎日がガケっぷちなワタシの日々の激闘をお送りしております。手記こもごもなブログって感じですかね。

血が騒ぎました

2007年02月28日 | オールジャンル
君が代伴奏命令は合憲、教諭の上告棄却…最高裁初判断

日本男性と比女性の婚外子9人、2審は日本国籍認めず

上記の2題ニュースは、外交官の勉強をしているときに、いずれも出ると言われていたテーマだけに、

なんだかあのときの血が騒いでしまいました(^_^;んで、読んでいろいろ考えてしまいました。

以前かなり勉強したのもあってうなってしまった。


まず①の記事。君が代と思想・良心の自由との激突。「君が代は天皇のためにある歌。

天皇崇拝者でない私は伴奏なんてやりたくない。人の考えは自由なんだから、勝手に押し付けるな!」と

教師がゴネた訴訟ですね。最高裁の意見ではないけれど、「公務員は全体の奉仕者で、思想・良心の自由も

職務の公共性に由来する制約を受ける」てのは反論の余地なし。おっしゃる通り。伴奏することによって

自由は侵されないでしょうから。対峙して、民間では雇用関係だったら、場合によっては解雇にできる事例も

あるくらいだから、真反対ですな。にしても、思想・良心の"自由"とは言っておきながらも制約はある、

これが法律なんですね。完全な自由てのは存在しないてことでしょうか。

次に②について。これは法の下の平等に関する問題。簡単に言うと、事が起きる前、

起きた後にも法の平等性を求めた訴訟みたい。感情論で訴えるなら国籍を認めてあげたいところですが、

現行の法律では無理なよう。なんだか日本て難民とか外国人に厳しいイメージがありますね。

ニュースがそういったことしか流さないのも関係してるのかもしれないけど。にしても、裁判官てのは

もっともなことを言いますなあ。これも法律の専門家があーだこーだ議論するんでしょうが、

やはり最高裁の意見にはかなわない気がします。実際、公務員試験でも最高裁の意見を採るカタチが多い。

あ~、本能ではまだ外交官になりたいんだろうなと思ってしまったのでした。