★★★☆ 誰かを救うのは、言葉にする勇気。一歩踏み出す勇気--!
藤原君v;も有森さんもよかったけど、やっぱ軍配は子供たち(鈴木梨央&中川翼)の熱演を讃えたいー!
何度もリバイバル(事件を止めなければ時間がまき戻り続ける)を経験してきた悟は母が殺された夜、リバイバルが発動---。
そこは 18年前の同級生「雛月加代」が殺される直前の世界でした。
体は10歳、頭脳は29歳!悟は彼女を救えるのか? 犯人を見つけられるのか?母を救えるのか--?
リバイバル先で彼が知ったのは 雛月が親に虐待され悲惨な日々を送っているという事実- その後悟は彼女を 殺人犯からだけでなく 親からも--そして その苦しみや悲しみからも救うべく 何度も何度も--このリバイバルを繰り返すことになる---
彼女を救うことイコール母を救うこと?犯人は誰なのか?アニメも原作も終了していない?中でいったい映画はどんな終焉を迎えるのか・・興味深々で出かけていきましたが思いもよらない結末にびっくり!う~~ん。 これは賛否両論ありそうですね~~。
まぁその結末はまさしく「僕だけがいない街---」ではあったわけだけど。到底納得できるはずもありませんでしたわ。
確かに彼は目的を遂げたわけだけど、 悟が知る二人だけがたすかりゃいいのか?そのためのリバイバルだったのか?と思うとなんだかやりきれないわけですよ。
この犯人なんと悟が飛ばされた後も捕まらずにずっと同じ凶行を重ね続けたんですからねー(アニメとは違う)
ここで疑問が一つ!犯人が捕まっていない=事件解決していないのに、
なんで戻れたんですかね?なんで二人救えたんですかね?
犯人の動機もなに?そしてまるで「等価交換」したようなラスト「僕だけがいない街」にも~~疑問ばかりが膨れ上がってしまいましたわ
もう1っ回 リバイバルして犯人を捕まえて その後の事件をも なかったことにしてほしかった~なー!
心でずっと そう叫びながら帰宅したくろねこだったのでした・・・・・・。
とはいえ映画版は 「時間逆行ミステリー」の原作を通して----
「気づきの大切さを問う」作品にはなってたとは思う
悟の母が作った(初めての)朝ごはんを口にした時、
こぼれおちた加代ちゃんの涙に涙。
日本にどれくらいこんな子がいるのか・・考えるだけで胸が痛くなる。
誰にも気づいてもらえず独り寂しく逝く命---。絶望の中で 逝く命・・。・
そんな痛ましい事件を無くすために私たちができること。
それは 「気づくことだ」 そして必要なのは
「言葉にする勇気 言葉をかける勇気。1歩踏み出す勇気!」
それを痛切に感じたことを記しておきたいと思う。
PS: アニメでは(映画鑑賞後完結となりました)
悟はもっと多くの人を救出し 彼らにとってのヒーローに。
しかし 悟は「あの」後 意識不明のまま15年が経過。
彼に凶行をくいとめられ続けた犯人は悟が目覚めるのをずっと待っていました。
「なぜ・・?」その答えを知るために。
アニメでの「僕だけがいない街」とは彼が意識を無くしていた時。みんなが自分を待っていてくれた時の事---。
ラストも理解できないながらも犯人の犯行理由は判明するし 皆でつかんだ勝利には拍手だったし-。
比べてみるとやっぱ映画は矛盾ありすぎでしたね~~。
さて、まだ原作は終わってないらしいのでまた違うラストが待ってるのかもですね♪
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