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★★☆ 警察の無能さに震えた・・
ある意味クリーピーな(気持ち悪い~)作品だ・・・(苦笑)
ある失態から刑事をやめ犯罪心理学者に転身した高倉(西島秀俊)は元同僚野上(東出昌大)から6年前の一家失踪事件の分析を依頼され、のめりこんでいく----。その犯人が自分の隣に住んでいるとも知らずに・・・。
この映画の予告を見たとき私は勝手に「尼崎事件(縁もゆかりもない家庭に言葉巧みに入りこみ、洗脳し、服従させ、暴虐のかぎりを尽くした女の事件)を連想し足を運んでしまったゆえに非常にがっかりすることになってしまった・・。
この作品からは(多分)その事件の片鱗を見ることはできなかったからだ。
とはいえ冒頭から怪しさ満載な香川さんは本当に気持ち悪~~い人間を好演-----!!
予告でのネタバレも手伝って もはや冒頭から 彼が隣人(西村)ではないこと&6年前の犯人である事は明白--!?
・・となれば香川さんの気持ち悪さを堪能するしかない・・・!
いや・(汗)「いったいどんな形で彼は高倉に家に入り込み家族となり殺人を犯すことになるのか・・・!?」・・っとのめりこんではみたものの・・
妻(竹内)さんがあの状況下でシチューを持って現れたときはもはやアホなんだ。と納得。
彼らが 彼の手中におちた理由が「 」~~!??とわかった時は・・
心底 がっかりしてしまいました。
あれじゃ・・「心の隙間に付け込まれたから・・?」なんて理由も とんじゃいますよね。
私はやっぱ 家庭が乗っ取られていく・・その過程での恐怖を、洗脳の怖さを描いてほしかったと思っちゃいました。(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
彼が西村でない事が解った警察が単身 彼宅を訪ねたり
(野上はなぜ単身調べていたんですかね???)
上層部の人間が 部下も連れずに 尋ねたり----
警察のあまりの無能さに・・震えさせていただきました・・・・。
もはやそれは----彼以上に怖かった・・・。
「あの人お父さんじゃありません。全然知らない人です・・・」
ソロモンの偽証で素晴らしい演技を見せてくれた娘(藤野涼子)さん・・
しかし そんな彼女からも・・・・このセリフの中にどんな思いがあったのか・・(救いを求めたのか忠告だったのか・・?)
見知らぬ男により親を殺すという犯罪に加担させられ恐怖生活を送ってきた彼女にとってそれは--どれほどの勇気を振り絞ったセリフだったのか----?も見えなかった。みちろん犯人の動機も----。彼らの今後も---
はぁ~~なんか気持ち悪い~~。
・・・・あっつ!! これが狙いだったのか~~!?(苦笑)
コメント、ありがとうございました。
ツッコミどころ満載の作品でしたね。
警察の無能っぷりが凄かったです^^;
香川さんの演技は、“絶妙”というか…
良いキャラ悪いキャラの演じ分けが見事でした。
ホントにどう突っ込むべきか・・警察の行動を含めて全てが奇妙~~な作品でしたね。
香川さんの怪演を楽しむ作品かもですね