ひたきのつぶやき(8年ぶりの再開)

山野草、樹木、虫、鳥、魚 などなど 身近な自然についてのつぶやきです

8年ぶり

2014-05-14 22:35:33 | ごあいさつ
しばらくお休みと言ってたら、8年もほったらかし。
とっくに死んだと思っていたブログもかろうじて生きててスマホアプリもいつのまにやら存在してた。
もうとっくに見てる方もいなくなったと思いますが、電車の中で暇つぶしにつぶやき再開。
ヤマブキソウ今年も咲きましたが、これは数年前の写真。
8年も経つと山野草にかける時間もずっと少なくなって、ヤシオツツジが初めてたくさん開花したのに写真も撮ってないような状態。
仕事も変わって色々あった8年でした。

長期休暇とコメント・TB受付休止のお知らせ

2006-11-22 17:38:57 | ごあいさつ
いやー、すっかりお休み状態になってしまいました。もし、ご覧いただいている方がいらっしゃったら、本当に申し訳ございません。
休んでいる間に、勝手になにやら怪しいリンク等が張られていたり、出合系のコメントがされたりして、削除するのも大変なので、コメント・TBの受付を一時休止させていただきます。ご了承くださいね。

写真は、ムラサキ。本文とまったく関係ないですけどね。写真がないと寂しい記事になっちゃうので。
これって、ミヤマムラサキのイメージがあったので、てっきり、紫色の花が咲くものと勘違いしていましたが、染料として使うときに紫色で、花は地味な白なのね。とりあえず、種を蒔いて移植すればなーんかわさわさ茂ります。でも、他の草を凌駕しそうなので、間引きするのですが、抜きすぎていなくなっちゃうかも。

ちょっとお休み

2006-06-21 08:39:39 | ごあいさつ
見てくれている方々、申し訳ありません。このところ、珍しく仕事までいそがしく、ぜんぜんブログを更新できていません。先週は札幌、今週は福岡とちょっと飛び回ったりしてます。
落ち着くまで、ちょっとお休みします。ゴメンナサイねー。って今更、今更、ずっとお休み状態でしたが。
写真は、エサキモンキツノカメムシかな。開発された近所の林にいました。今はもういませんけど。

巣の花 春 カンアオイ キケマン

2006-05-09 12:48:22 | ごあいさつ
なーんの脈絡もない取り合わせ(強いて言えばどちらも自生でない)ですが、カンアオイ(おそらくはカントウ)とヒメカンアオイとキケマン。
カンアオイは、上の葉っぱからカントウだろうと勝手に思っていたのだけど、本当にそうかは確認していない。というかクロの知識じゃできないか。ヒメカンアオイとは葉っぱは大分形状が異なるのですが、花は、大きさが少し違うけどそっくり。
もう今は散っていますが、キケマンは、種から初花を見たときはうれしかったんだけど、今では、芝生のあちこちに勝手に花を咲かせている感じ。もしかしたら、自生地では、当地のムラサキケマンのように雑草状態だったりするのだろうか?
気まぐれで我がままなクロは、日本の花だからといって、安易に種蒔くのも少し考え物だと思ってしまう今日この頃です。


ぶちょうほうさん、たくさんのコメントありがとうございます

2006-03-29 12:24:36 | ごあいさつ
ぶちょうほうさん、たくさんのコメントありがとうございました。
この所、本題に入るどころか前振りさえ終わらずじまいで、更新滞ってしまって、すみません。
珍しく、仕事がちょっと立て込んでいるので、もう少しさぼりますが、お許しください。
写真は、庭の福寿草。実家から株分けしました。写真は、咲き出したばかりの時期に撮ったものなのですが、今は花も終わりかけになっています。

いい加減にしろよといわないでー

2006-03-19 10:41:08 | ごあいさつ
前振りのつもりが、いつ終わるのかわからない状態ですが、怒んないでねー。
写真は、コバノギボウシの種。当地ではそれほど固体数は多くないような感じです。写真の個体は、鮮やかな青色の花をつけていたやつ。これほどたくさん実るのなら、もちっとたくさんあってもいいような気もするんですけどね。
魚に関する趣味というと、ダイビングのほかに、水槽で飼うという趣味があります。実は、クロもかつて飼っていた事があります。まず、子供の頃は、近くの小川などで捕まえた鮒やモツゴやタナゴなんかを大きな土管に入れて飼ったり、そのうち水槽でも飼ったりしてました。そういえば、親父が捕まえてきたクサガメ2匹も飼ってた。餌のミミズをとるのが億劫になって、川に逃がしちゃいましたけど。
もちろん、自然保護なんて観点なんかなくて、子供がなんとなくカブトムシなんかを身近に置きたいという願望を満たすためです。
初めて伊豆の海に潜った時は感激したんですが、日本でも夏はトロピカルフィッシュと呼びたくなるような魚がたくさん見れるんですね。(その中でも死滅回遊魚と呼ばれる魚は暖流に乗って北上したものの寒さで冬には死んでしまうんですが。)こんな魚を水槽で自宅で眺めていたい欲求がわく人は少なくないと思います。ただ、ダイビングをしている人で、自宅でも熱帯魚を(単なる趣味としてですが)飼っている人はそれほど多くないように思います。基本的に、熱帯魚と呼ばれる魚達は水槽での繁殖が難しく、特に海水魚のそれは至難の業です。皆さんが訪れる水族館の魚たちもその多くが消耗品的取扱がされています。そういう意味では、強いて言えばいずれ死に行く死滅回遊魚ぐらいが辛うじて身近に置くことが許される存在かもしれません。(もちろん、これも好ましくないですが)
なーんてえらそうな事をいいつつ、実はクロも淡水の熱帯魚は自然保護なーんて特に考えずに単なる趣味として、飼育していたことがあります。
最初はネオンテトラとかいわゆる良く見る綺麗でかわいいカラフルな熱帯魚達。コリドラスという水槽の掃除屋的なやつなんかは、アルビノの個体が普通に売られているので、熱帯魚のほとんどは人工増殖されているものと漠然と思っていました。熱帯魚屋のおやじにネオンテトラとかどこで増殖させているのかと聞いた時に「こんなのは、アマゾンにいくらでもいるから、わざわざ育てるより捕ってきたほうがずっと安いんだよ。」と言われて、えーっと思ったぐらいの無知さ。
まー、そんなわけで、いいかげんなクロの水槽でも消耗品的取り扱いがされた魚たちの死をもって、この趣味も中断されます。

いつになったら終わるかな

2006-03-15 08:49:19 | ごあいさつ

えへー、まだ終わんないの。ごめんしてね。
写真は、ずっと前に処分価格で買ったオンシジューム。鉢で育てると増えるのですが、ウーン、在来種に関心が移ってからは、育てるスペースがなくなって、洋蘭はほとんど他の方のところにお嫁に行きました。でも、やっぱり、手元に長くあると愛着も湧くもので、少しだけ残してしまった。でもって、鉢数を制限せざるを得ないので、手抜きで枯木になんでもかんでも寄せ植えしてほったらかしにしてます。まー、花付きは今一ですが、「あっ、それなりそれなりー。」
えーっと何の話だっけ?あ、お嬢様ダイバーの話ね。(実際、フィリピンのある島では、ガイドが何から何までお世話してくれるところがあって、まさにお嬢様ダイバー気分が味わえるのですが)
ブームに乗っかったといっても、日焼けはするわ、髪の毛は痛むは、タンクは重いは、お金はかかるは で、それなりの忍耐力がないとダイビングは続きません。そういった意味で、なんかおしゃれー的は発想で始めたお嬢様達でも、続けている人たちは、それだけでなーんか感心してしまう。
何より、彼女達の素直さがいい。ライセンス取得時に、自然負荷を与えないことを教えられるのですが、未熟さゆえにそうできないことはあっても、きちんとその教えを守ろうとする姿勢があるんですよね。(スキー場の雪の中にタバコの吸殻紛れ込ませるような感じで、海にタバコを捨てたりしませんしー。)数は少ないものの、その中で、シーズンオフにダイバーによる海底の大掃除に参加するまでになった人なんて、キャー、ステキーってな感じです。
長くダイビングを続けている人でも、あまり魚に詳しくない人はたくさんいます。ベテランのインストラクターでも、識別することをある程度学習しないと、ちょっと知ってる初心者の域を脱することは難しそうです。(ちなみに海水魚の識別というと、背びれの針が何本とか非常に解剖学的な立証が必要だったりして、クロはとてもついていけません。淡水魚だったら、せいぜい百数十種なので覚える気もしますが)
んなわけで、ダイビングは、ちょっと鳥見とはやや感覚が違って、それを趣味としている人もなんとなくタイプが違うような気もします。(似てる人もいつけど)鳥見だけに関心が集中すると、それ以外の自然にあまり目が行かなくなる人もいます。以前、小笠原に行ったとき、片道48時間という驚異的な長い船中をどうすごすかというと、バーダーはあまり退屈しません。だって、それが半分目的みたいなもので、日中はずっと甲板に立って、海上の鳥を見ています。東京湾を通過するまではあまり珍しい鳥はおらず、三宅島以南になると鳥影が一気に薄くなるので、かなり退屈になったりしますが、そのあたりから、普段は目にすることができない南洋性の海鳥がぽつぽつと出現しますので、そのぽつぽつに心の中でガッツポーズをとりながら、変な人と思われない程度に、興奮したりします。たまたま乗り合わせたバーダーは、これから南の島に向かうというのに、長袖でブーツといういでたちです。帰りの船で聞いたら、一度も海に入らなかったとのこと。うーん。小笠原の海って、シュノーケリングだけでも十分満足できるほど魅力的なのにもったいない。クロは、船上では昼間は鳥見、夜は星を見て、島では海と少し陸上の鳥見とやりたいことが山積みで、退屈するなんてことぜんぜんなかったですが。(ちなみに、小笠原の母島にメグロがいます。クロは母島には渡ったことがないので、実はまだ見てないんですが。)
ありゃー、何の話なんだかナー。収拾がつかなくなったので、またにしますねー。

もう少し辛抱してねの続き

2006-03-11 23:38:04 | ごあいさつ
ひゃひゃひゃー、果たしていつ終わるんでしょう。こっちが本題にならないうちには終了したいのですが。
写真は、ロペ君の小屋で羽化したアゲハチョウの蛹の抜け殻。アゲハは、羽化中に蛹を支える糸が体のどこにかかるかで種を特定できるそうですが、もう羽化から大分たっていて、糸も外れそうになっているので、何アゲハかはわかりません。クロアゲハかな?

さて、バーダーの中には、野鳥保護・自然保護を前面に押し出して活動している人もたくさんいます。これらの方は、とても真面目で、ちゃらんぽらんなクロなんかその中に入ったら軽蔑されてしまいそうです。みな一生懸命に、とてもその活動に見合う報酬なぞ得られないのに、時には自己犠牲的にも見えるほど熱心だったりします。
みな大きな目的は同じ、鳥や自然を保護したいのです。でも、この世界でもうまくいかないことは多々あります。紅白歌合戦の最後に、日本野鳥の会が出ていましたがいつの間にか麻布大学野鳥の会にかわっていたことにお気づきの方はいますか?(麻布大学には知り合いのお嬢さんがいるので、今年こそはちゃんと見てみようと思ったら、今年は出ませんでしたね。)
なんらかの活動をすると、どうしてもその方法論や活動団体の運営等について、意見の対立を見ます。周りからすれば、なんでそんな些細な違いが問題になるんだろうというぐらいの微妙なものだたったりしても、そのほんのちょっとなところで対立したり、また団体の中での主導権争いに発展したりと、いろいろ難しそうです。結果的に、目的とした自然保護活動がそれで大きく後退することがあっても、いつの間にか自分の面子や感情のしこりのほうが優先されていて、それは人間がやることですから、どうしても付きまとう不合理さなのでしょうね。でも、だから人間って楽しいかもしれないし。
さて、同じ見るでも、ダイビングとなるとかなり感じ様相が変わります。もともと、おしゃれな映画の影響でブームになったこともあり、あまり見た魚の種類などに拘る人は多くありません。強いて言えば、マンタやジンベイザメやハンマーヘッドシャークなどの大型魚を見たことがあるか否かは少し自慢話になりますが。
ブームに乗っかって、きゃぴきゃぴギャル系のお嬢様の初心者が、うまく水中姿勢を保てずに珊瑚をフィンで引っ掛けて折ってしまうなんてこともあります。でも、そういった環境負荷はあるものの、彼女達には、ちょっと尊敬してしまうところがあります。


そろそろ再開しようかと思うのですが

2006-03-09 09:50:08 | ごあいさつ
うーん、再開再開といいながら、いまだに前振りと過去記事の再掲載ばかりですみませーん。
前振りは、ちゃちゃっと終わりにしようかと思いつつ書き出すとなかなか終わらないんです。ハイ。もう少しご辛抱を。

ちなみに写真は自生のミヤマウズラ。クロはここしか自生地を知りません。増やしたいのはやまやまですが、結実するどころか挿し木できるほどの株もない息絶え絶え状態で、我慢して見守るしかないようです。
えーっと、前振りで鳥見の話を大分しましたが、その主旨は、バードウォッチングをしている人(最近はきどってバーダーとかいうらしい)は、必ずしも自然保護的活動をしているとは限らないということです。クロが興味を示した頃は、あまりこの趣味に関する本もなく、あるとすれば、必ずといっていいほど、なぜ、飼ったり、捕ったりせずに見るという趣味なのかということの解説があって、それを意識しないでこの趣味に入る人の方が少なかったと思うので、なんとなく、みんな、環境負荷を与えてはならないという潜在意識が働いてはいたと思います。
でも、どちらかというとブーム的に広がってからは、少し様相が変わった感じもします。
・自分が見たことのある鳥(ライファーとかいう呼び名まで定着している)の種類数を競う。その多さを自慢する。
・何種類見たかというのは自己申告なので、その気になればいくらでも増やせる。それに珍しい鳥がいたという情報を得たら、すぐに飛んでいける時間とお金がある人にはかなわない。ゆえに、ライファーの多さではなく、いかに鳥の識別能力が高いかを誇示する。
・見たというだけでは自分のコレクションとして物足りないので、何種類もしくは珍しい鳥の写真をどれだけ撮影したかに走る。(鳥の世界では、いわゆるセミプロと呼ばれる人がたくさんいて、珍鳥を含めた識別重視の図鑑の発刊にはこれらの人の写真が欠かせないほどです。)
・中には、いい写真をとりたくて、鳥を追い掛け回したり、昼間寝ているフクロウを無理やり起こそうとしたりして、顰蹙を買う人間も出てくる。 等々
というわけで、バーダーみんなが、それはそれは人間的にすごくできているかというと少し違って、自然保護的な思想を全員が備えているかというとこれもちょっと疑問です。
でも、結果として、バードウォッチングはそれほどの大きな環境負荷を与えない趣味かとは思います。(そうすることを半ば目的に始まった趣味だから当然といえば当然ですが。)
いくら、鳥の種類をコレクションしたり、自慢してもそれは、見るだけ写真に撮るだけですし。そのコレクションの対象も在来種に限られ(正確にいうとコジュケイ、シラコバト、カササギなど明治以前に帰化した種も含む)、たまに、ペリカンなんかが湖にいたりすると、それが動物園から逃げ出したものか、野生のものが迷って日本に飛来したものかを追及して、野生もものでなければ、篭脱けと称して自分のコレクションには加えません。つまり、なーんか一見非常にくだらないように見える価値観の中で、野生であることがすごく重要視されていたりします。

まだつづき

2006-02-18 13:41:53 | ごあいさつ
お寒ーございます。ぼくちんの名前は「クロ」じゃありませーん。さすがに安直な飼い主も黒いからクロとまでは手抜きしなかったようで。「ロペ」いいますねん。お嬢ちゃまが名付け親です。でも、お嬢ちゃまは、ちょっとお世話が手抜き気味。しかたなく、クロが、小屋の掃除とかたまにしてくれます。って言っても、僕のウンチが目当てみたいですけど。なんでも、天然有機肥料だとか。庭にばらばら蒔いてます。草が主食で窒素分が多いんでしょうね。庭の植物の中にはお化けのような葉っぱになるものもいます。
えー、ちなみにヒヨドリは木の実が主食だと思いますが、雑食といっていいほど食性が広く、もしかしたら、小鳥の雛も食べちゃうかもしれませんね。今や葉物野菜の代表的害鳥に出世してます。ヒヨドリ、ムクドリ、キジバト、コゲラ(ちっちゃいキツツキ)なんかは、クロが鳥に興味をもった時から比較して、確実に都市部での固体数が増えていると思います。ハクセキレイに至っては、以前はかなり珍しかったのに、全国の固体数そのものが相当増えていると思われます。これらは、人間の生活様式に順応できた種類で、そうでない種は、確実に減少してるでしょうね。ヒヨドリも必死こいて人間に合わせてきたのに今ではすっかり嫌われ者。ヒヨドリに罪はないんですけどねー。ちょっと増えすぎかなー。あんまり餌をあげないほうがいいかもしれませんね。

えーと、だらだらつづきですみません。寄り道ばっかしして全然話が前に進まないので、次回からは、少しはしょり気味でいきますね。 また、見てねー。
あー、それから、クロが返事も返さないまっことに無礼なやつなのに、いつもコメントいただける方々、本当にありがとうございまーす。感謝、謝罪。

つづきのつづき

2006-02-14 13:03:58 | ごあいさつ
みなさーん、たくさんのコメントありがとうございまーす。ご返事できないずぼらなクロをどうかお許し下さい。ゴメンしてね。ペシペシッ。
ちなみにメジロは、目の周りが白いからメジロでーす。目白押しという言葉がありますが、これはメジロが寄り添って木の枝なんかに留まっている様子からきているそうです。でも、メジロが寄り添ってとまってるのを目にする機会はそれほど多くありません。クロもこれぞメジロ押しという姿は絵葉書になった写真が一番印象に残っているぐらいです。蛇足ですが、小笠原の母島にはメグロという目の周りが黒い鳥もいます。メジロにちょっとに似てますけどね。
もっと蛇足ですが、メジロはウグイスよりもウグイス色です。実際のウグイスはもっと茶色がかっています。花札の梅にウグイスは、メジロに見えますねー、ってこれは前にも言ったかな。


今日は、ちょっと嫌われ者気味のヒヨドリです。餌台では、みかんを食い散らかして、下に落としてしまいます。自分で落としたみかんに驚いて、飛び立つような臆病さ。そのくせ、ちょっと慣れてくるとメジロやツグミを追い払って、餌を独占しようとします。
ヒヨドリバナの名の由来が「ヒヨドリがなく頃に咲く」と解説されているものがありますが、ウーン、この時期に特にヒヨドリがよくなくというわけでもありませんよね。
甲高いピーよピーよという声は年中聞こえますし、やわらかい声は、どちらかというと春に聞きます。
強いて、秋とヒヨドリと結びつけるとしたら、おそらく昔は、渡りをするヒヨドリのほうが多かったんでしょうね。今でこそ、都市生活にすっかり順応して、平地の市街地でも普通に繁殖するヒヨドリですが、夏はやや涼しいところで繁殖して、その後南下もしくは平地に下りてきて冬を越すという習性が本来のヒヨドリの姿だったかもしれません。
もちろん、今でも渡りをするヒヨドリはたくさんいて、例えば体育の日前後に、愛知県渥美半島先端の伊良湖岬に行くと、恋路が浜(椰子の実の歌の)越しに海を渡るヒヨドリの群れが見られます。海面すれすれに恐る恐る渡るヒヨドリですが、断崖から見つめていたハヤブサが、さーっと急降下して、1羽が犠牲になったりするのを見ると、ヒヨドリもまだまだ立派な野鳥だなーっと妙に感心してしまいます。
もしかしたら、かつて平地での繁殖が稀だったヒヨドリを、一番目にするのは、渡りの時期以降で、ヒヨドリが里に下りてくる頃に咲く花なのでヒヨドリバナなのかもしれませんねー。って、もしかして、これも前にいったかー?

ありゃりゃ、前置きが長すぎました。本題のつづきはまた今度。

続きのつづき

2006-02-10 22:07:34 | ごあいさつ
なーんかぜんぜん本題にはいらないままに、無駄話が続いちゃってますが、そのうちきっと本題に入りまーす。気長に待っててね。あ、誰も待ってないってかー。
写真は、リビングから見えるところにおいてる餌台です。かわいいメジロが来てて、かなり近くで写したんだけど、やっぱ普通のデジカメだとうまく撮れないのね。ちょっとアップにしてみまーす。




どう?やっぱぜんぜん駄目ジャンねー。ボケてるボケてる。冬は野鳥を庭に招く好期です。でも、餌代の餌だけを野鳥があてにしてしまうほど、過保護にしちゃ駄目ですけどね。(外国で熱心な方が何日か留守にしたら、餌代の周りに鳥がたくさん死んでたというエピソードがあって、野生を失うほどに人間が介在してはいけないという戒めの事例として紹介されます。)皆さんもおひとついかが。クロの餌代も、去年壊れちゃったので、ホームセンターで端切材を買ってきて(何本取っても100円だった)ちょいちょいと作ったやつです。腐りかけのみかんとりんごを置いてます。メジロが一番よく来てくれて、臆病なヒヨドリがたまにきます。ヒヨドリが追い払わなければツグミもきてもおかしくないんですけどね。ひまわりの種等を置けば、シジュウカラやシメなんかも可能性はあるかな。

えーっと、なかなか花の話にならないんだけど。ちょっと鳥見という趣味について。
野鳥の会とかバードウォッチングとかいうと、何となく自然保護、ボランティアとかいうイメージありませんか?
たしかにそういう人も多いのですが、実際はそうでもない人もいます。でも、なぜかそういうふうに世間から見られる機会は多かったですね。例えば、こんなことがありました。
オイルショックなどで、使い道がなくなった東京湾の埋立地があって、何年か放置されたそこはいつの間にやら、葦が這え、水溜りができてきました。
景気が回復したら、すぐにでもビルか倉庫でも建ちそうなこの土地に、野鳥の会が運動して、野鳥のための池をつくり、木を植えて、隠れて観察できる塀も作りました。でもー、野鳥は知ってても植物や生態まではプロではなかったようで、実はこの池の周りにはそれほど野鳥がたくさんはこなかったんですね。皮肉にも、ただ放置されていたほうの池がたくさんの野鳥の休憩所になっていきました。
でー、こっちの池の方には埋立地を囲む柵の隙間から入っていってクロもよく鳥を見に行きました。ある日、ここに警察官が立っているんですね。埋立地に侵入しようとする人間を一人一人チェックしている。「何しに来たんですか」と聞かれたので、「鳥見に」と答えたら、「あ、それならどうぞ」と通してくれた。
いつものように柵を越えて、びっくり。一面の葦が黒焦げになってる。火事があったんですねー。警官はそれで立ってというわけ。それで、埋立地へ侵入しようとする釣り人を尋問したり、阻止してたというわけ。まー、火元が鳥屋が入り込みそうな場所でないので、釣り人のタバコの火が原因の可能性は高いのですが、鳥屋だってタバコすう人はたくさんいる。でも、警視庁の中では「鳥屋→自然保護的→野火の原因ではない」との連想ができあがってたんですね。きっと。ある意味ちょっと変な偏見かなー。


ちょっとの続き

2006-02-08 22:44:14 | ごあいさつ
えーっと、すっごく話が脱線しちゃったけど、クロは高度成長期に取り残されたような田舎で育ちましたが、意外と植物の名前とか知らずにいましたね。
大きくなってから、田舎の裏山にキンランとギンランが群れ咲く(と言ってもぽつんぽつんという感じですが)を見つけたときもそれがなんという名前だかわからないぐらいの植物音痴でした。兄貴に話したら、即座に答えて、同じ子供時代を過ごしたのに、目の向け方が違ったんだなーとしみじみ思いましたね。子供のころの植生に関しては、ずっと兄貴のほうが覚えているんですね。
もっとも、クロは植物よりは動物に関心があって、淡水魚にちょっとはまりましたね。小学生のころは、近所の悪がき連中でこぞって近くの川で遊んだものでしたが、クロが中学生になったころは、誰も川遊びなんてしなくなった。
それなのに、高校生になってまで魚を捕ってたりしたクロはちょっと変人。川からずぶぬれになってあがってきたところを近所におばさんに見つかってギョとされたりしてました。
日本の淡水魚は鳥、蝶、もちろん植物に比して圧倒的に種類が少ないので、わりと覚えられたこともあってか、図鑑を見ては、アカメとかアユモドキとかホトケドジョウなんていう、近所の川にはいない魚にあこがれていたりしましたね。オヤニラミやイトヨなんてのをもし見つけたりしたものなら、えっらい興奮したことでしょうね。
最初は、小学校の時に兄貴が中学校の部活で始めたバードウォッチングの真似事をしていましたが、自宅で見られる鳥はせいぜい30種+α。それほどのめりこむことなく過ごしましたが、大学に野鳥の会があって、そこに入部してからは、毎週末が鳥見。
当時はまだあまり世間に認知されていなくて、望遠鏡片手に野山を歩いているとたいてい「何してるんですか?」と聞かれたものでした。「鳥見てるんです。」「鳥見てどうするんですか?写真とるんですか?」「えーっと、ただ見てるだけで、写真撮るわけじゃないんですけど。」
うーん、何か昔話ばっかになってきちゃった。また、後にしまーす。
ちなみに、写真は自生のキッコウハグマ。前の写真は、キッコウハグマの種です。でも、残念ながら自生のじゃなくて、クロの庭のなんだけど。

再開にあたって ちょろりと本音を

2006-02-06 21:07:24 | ごあいさつ
みなさーん。たくさんの励ましのお言葉感謝、感謝。ほんとーーにありがとう。うるうるしそうです。お言葉に甘えて、ぼちぼちとしかも、一方的なものになりそうですが、お許しくださいねー。さて、再開を躊躇する理由が忙しさのほかにもうひとつあります。それは、ネットという限られたコミュニケーション手段だと、送り手と受け手の意図がかみ合わなかったりすることが往々にして起こりうることです。
これまでは、敢えてオブラートに包んだ言い方をしていたのですが、誤解を招くもとにもなりそうなので、ちょっと本音を少し。クロの本音を聞いて嫌気が差した方は、これからはあんまり見ないほうがいいかもしれません。いらついちゃうかもしれないから。クロもこれ以上傷つきたくないし。


えーと、クロの子供の頃って、遊びのかなりの部分が、自然界からの搾取が多かったですね。
セミや魚や木の実なんかも。鳥も捕ったりしてました。ぜんぜん気にしなかったですね。悪いこととも思わなかった。でも、そのうち、時代から取り残されたような田舎にも工業団地やらなにやらができたりして、急激にそれらが減少してきた。そー、自然の自己治癒力が急激に衰えたため、子供の遊び程度の量であっても、かなりのダメージになるほどに。
企業や行政が経済発展の名の下に、次々と林や田畑を買収していった時も、なーんかうちの親父は、最後まで抵抗してましたね。自然保護なんてたいそうな観点よりも、先祖伝来の土地とか自分が苦労して取得した土地への執着心のほうが強かったと思いますけど。でも、そのおかげで、うちの土地の大部分は取り残されたように造成されずにあるですけどね。
クロの兄貴はクロと違ってとっても真面目。もう小学生のうちから自然とは?なーんて考えているような人でしたね。クロも少しはそれに影響されたかな。まーでも、そこは次男坊特有のちゃらんぽらんさ(おっと全国の次男坊の皆様ごめんなさい)を発揮して、大学から就職まで生物に突き進んだ(といっても今はウイルスとかの研究とかですけど)兄貴とは違い、弟は受験したにも係らず、生物学科にはいかずに文系で遊んじゃいました。(おっとこれまた、全国の文系大学進学者の皆様ごめんなさーい。)
そーいえば、正月に兄貴にあったとき、クロの高校の生物の先生だった人が主催する自然保護ボランティア活動みたいのに参加するとかいってたかな?いやー、いつまでも真面目だー。またまたそーいえば、高校の生物Ⅱの授業って意外と楽しかったかも。もともと理系志望が少ないうえに、生物Ⅱを選択したのはたったの6人。大きな教室で、机を寄せ合って、井戸端会議みたいな授業でしたね。先生は、特に植物に詳しい(クロの家にはクロが小学生の頃に、この先生の自費出版した白黒写真の地元に自生する野草の本がありました。)柔和なおじいちゃん。薄っぺらな教科書は、あっという間に終わっちゃって、先生が買ってきた問題集とかをみんなで一緒に考えながらやってましたね。
問題集に「次の植物のどの部位を食料とするか」というのがあって、問題の意図としては、地下茎と根や種子と果実の違いなんかの認識度をはかるものだったと思います。
その中に、「ハス」があって、「茎と種子」と答えたら正解は「茎」だけだった。先生と「『主に食料とするのは~』という問題にしたほうがいいねー。」なんてのんびりやってましたねー。最後の授業は、みんなでお菓子を食べて、あの時の6人は今どうしているかなー。

ありゃりゃ、本音に到達するのにまだまだかかりそうです。また改めてねー。じゃ。


すみませーん、すっごくご無沙汰

2006-02-03 10:05:20 | ごあいさつ
うっひゃー!皆さんごめんなさいねー。ちょっとのつもりが大分お休みしてしまいました。
うーん、今思うと、なんであんなにやってこれたのか不思議です。
ブログに触らなくなっても、ぜんぜん時間がない状態は続いていて、自分の行為ながらやってたのが信じられなーい。ってな感じです。
お休み中、たくさんのコメントありがとうございました。
返事もせずにほんとーにごめんなさいね。
今でも結構しんどいので、再開するのはやめちゃおっかなーなんて思ったりもしたんですが、なーんか、まだたくさんの方が見ていてくれているみたいで、(gooの閲覧数やアクセスIP数ってほんとに合ってるんでしょうか?)これはちょといきなりやめちゃうのはあまりに失礼かなとも思ったりもして。
というわけで、ぼちぼちとほんとにぼちぼちとちょっとだけ更新していこうかと思っています。
でもー、やっぱり過去のペースでは無理そうです。記事の更新もかなりゆっくり目で、さらにコメントいただいた方にご返事を返すのは難しそうです。ほんとーにすみません。ただ、だらだらと一方的に(それこそ、ひとりよがりの日記風に)記事を掲載するだけになりそうですが、何卒お許し下さいねー。
ただそれさえも、本格的に再開する自信はまだないので、しばらくはくだらない散文が続くかもしれませんが、ごめんしてねー。ペンペン。