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ひたきのつぶやき(8年ぶりの再開)

山野草、樹木、虫、鳥、魚 などなど 身近な自然についてのつぶやきです

白の遺伝子 タツナミソウ

2014-05-23 07:25:07 | 巣の花 春

ズワ~っと群落状になって増えているけど写真を撮っていなかったのでこれは最後の咲き残り。
これも本来紫色の花を咲かせるタツナミソウの白花品種。でも出身地は不明。
アヤメは本来の紫色の株の方が繁殖力は高いような気がするけどこいつはアスファルトの割れ目にまで顔を出し結構なたくましさ。

カキツバタ

2014-05-21 17:25:14 | 巣の花 春

今年も咲きましたー。
といっても写真は見頃をすぎてからしか写していないのでやや地味。
最初はほんとに小さな一株(もちろん花もなし)さすがに8年の放置で増えた増えた。同じ場所にコウホネとノハナショウブがあるのだけど勢力争いは断然こいつの勝ち。日陰者となったコウホネの運命はいかに!
って、クロが世話すりゃいいだけの話ですが。

白の遺伝子 紫のバラ

2014-05-20 09:45:21 | 巣の花 春

元々紫色の花を咲かせる種の白花品種は、白の遺伝子を持つというよりは紫を構成する色素を発現しにくいということ。
紫の色素は結構な確率で欠如するようで山野草でも白花になるものが多い。
クロの庭ではタツナミソウやツリガネニンジンとかがそう。桔梗なんかもよく白花が売っている。(そう言えば、最近急にシランの品種物が出回るようになって白花も売っている)
でも逆となると俄然難しい。元々紫色の花でない種で紫色を発現させようとすると人工的に品種改良を重ねても実現しないかひどくひ弱い品種しかできなかったりする。バラでは禁じ手?の遺伝子組み換えも行われて青い(というよりは薄紫)の従来品より丈夫な品種が創出された。

ちなみに写真はその品種ではありませんしクロの庭でもありませんが。

白の遺伝子 アヤメ

2014-05-16 08:00:28 | 巣の花 春

これも以前載せた。
手前の貧弱なのが白花なのですが、実際はもっと立派で花期が紫より早い。今日見たら白花はほとんどもう萎んだものばかりなので止むを得ず残っていた幼い株をパチリ。
近所の自生地に結構な割合で白花があって、その実生。自生地はその後整地されてしまい普通のアヤメもほとんどみられなくなったので、クロの庭で種をたくさん採取して蒔いてみた。少しは復活しているだろうか?久しぶりに行ってみようかな。

シラン 白い遺伝子

2014-05-15 09:51:22 | 巣の花 春

以前も載せましたが、紫蘭の白花。
普通の紫蘭の種から出現しました。
こうやって書くとクロが種から育てたよいに聞こえますが、実際は実家から株分けしたものを地植えしていたらあちこちの鉢にかってに発芽した個体の一部。
よく人家の庭先に植栽されて栄養繁殖で増えていくしランにしては発芽も良さそう。フラスコ内の無菌状態やウチョウランのようなダンボールを混ぜる必要もない。
なのに自然界では絶滅危惧。恐るべし日本人の所業。

巣の花 春 サンショウバラ ハンショウズル

2006-05-18 17:59:29 | 巣の花 春
今年は、比較的低温な日があったので、昨年以上に鮮やかなピンクの花を期待したのですが、例年どうりのサンショウバラの花色でした。これは、産地がわからない実生3年目ぐらいの小さな苗木を2本植えたもの。昨年、箱根湿生花園に行ったとき、駐車場に落ちていた実を拾ってきて種蒔いたら発芽してきたので、これは自生地がわかっている苗ということになるのですが、もー植えるとこないもんねー。鉢植えにでもするか。
ハンショウズルも残念ながら、産地不詳。近縁のカザグルマに比してなーんとも地味で小さな花。全開でもこんなもの。開きが悪いとよけい地味です。でも、まーお気に入り。



巣の花 春 自生の花 ニワトコ カラスノエンドウ オニタビラコ カキドオシ 

2006-05-15 13:06:24 | 巣の花 春
今はすでに散ったか終わりかけの花ばかりですが。自生の雑草(ニワトコは木ですが)の花をまとめて。
ニワトコの花は、それなりに綺麗で、甘い香りがするんですが、なんともアブラムシの住処的な木で、ぞわっとくるぐらい新芽に群がっています。
カラスノエンドウは、実はタネを蒔いたもの。増やそうかとも思ったのですが、こいつは帰化植物に対抗して、撹拌された土地でもしっかり生きており、まー庭で増やすこともないかー的に放置されています。
オニタビラコは、勝手に繁栄している。あまり繁栄しすぎると抜かれてしまいます。
カキドオシは困り者。それなりに綺麗な花で、グランドカバーとしていいかなと気を許したのが大間違い。その増えること増えること。あっというまに他の背丈の低い草花を飲み込んでしまいます。というわけで、それこそ雑草扱いで抜かれています。この草をちぎると独特のにおいがして、これまたあんまり好きになれない感じなんですよね。


巣の花 春 早春に咲いた自生の花

2006-05-13 17:31:04 | 巣の花 春



えーっと、ちょっとまとめて、自生の花を。
まず、ヘビイチゴ。アップで見ると、花の時にすでに赤い実をつけるぞーって、準備しているのがわかりますねー。
次のオヘビイチゴは(ミツバツチグリ、キジムシロなんかも)赤い実をつけないので、花である程度識別できます。
それから、オヘビとだったら、オヘビのほうが頑丈で立ち上がり気味の株となり、葉っぱの形と大きさが異なるので、
区別できると思います。写真ではよく映ってくれないのですが、これでもかー的にたくさんの花を密度高く咲かせて、
ヘビに比べてやや見栄えがします。
キランソウは、上空を木が覆ってしまったので、今年は日当たり悪く花つきがいまひとつです。
最後は、雑草です。さて、なんという花でしょう。なーんちゃって。実物はとっても小さいです。かっぱが食べるでしょうか?

巣の花 春 タンポポ

2006-05-12 08:49:37 | 巣の花 春
タンポポって、「た・ん・ぽ・ぽ」って感じですよねー。どーしてこんな名前になったのか知らないけれど、なんかピッタリ。
クロの庭には、3種が咲きます。大事に(といっても放置してますが)されているのが、近所の自生のタネをばら撒いたカントウ。
それとわかると抜かれてしまうのが、西洋。
あるけど、あるだけで、カントウと交雑危険性が高まったら抜かれるかもしれないのが、ユウバリ。幸い、微妙に花期がずれているので、今のところ難を逃れています。
カントウとカンサイ、さらにその中間となると識別が難しいですが、ご覧のとおり、この3種でしたら、総ほうを見れば比較的容易。同じ場所で比較すれば、花色や花姿も微妙に異なるので、上から見てもわかるようになります。カントウが最もやさしい感じの色と花容で、ユウバリが大きく濃い感じ。西洋がその中間でしょうか?
念のため下の写真は、関東、西洋、夕張の順です。同じ国産種でも、関東と夕張では大分総ほうの形状が違うでしょ。




巣の花 春 サクラソウ

2006-05-11 16:07:43 | 巣の花 春
キャハー!今年は手抜きして、植え替えしませんでした。ちょっと一昨年なんかは、こまめに、根伏せしたりしたんですけど、植え場所が確保できなくなったのと、時間がなくなったので、そのままそのまま。根伏せしたやつも、今年初花を咲かせてくれましたが、プランターに根をばら撒いたまま放置されてかわいそう。
サクラソウの品種も百種を超えてありそうですが、特にコレクションしているわけではないので、品種の名札も行方不明。ウーン、ずぼらもここにきわまれり。ってか。
クロの庭のは白かピンク(多少の濃淡あり)のバラエティ乏しい花ぞろえですが、微妙に色(花弁の裏側とかも)や形に違いがあって、はまるとそれはそれで、楽しそうですが。



巣の花 春 スミレ

2006-05-10 15:38:50 | 巣の花 春
えーっと、このところ時間がないので、手抜きでまとめて。
クロの庭に咲いたスミレ。ウーン、どれがなんだかわからなくなってきた。なーんせクロの庭でもっとも放置されているのが、このスミレ達ですから。勝手にあちこちにタネを飛ばして、勝手に咲いてるという感じ。少しだけ注意してるのは、近くの自生地のタネを蒔いたツボスミレぐらいでしょうか。
特に白いのは、ツクシスミレという名札が近くに差してあったんだけど、ほんとにそうか?ってな感じ。あとは、ツボ(ニョイ)、アリアケ、スミレそれともノジ、ってなとこかな?その次はタチツボと思うのですが、その次の2個体比較したものもタチツボ。ウーン、もしかして違う種類か?種蒔いた記憶では、コスミレぐらいしか思い浮かばないけど。
最後のは、なーんとも妙な花妖です。どーも、外国産の品種という感じですが。確認したら抜いちゃうよーんだ。


巣の花 春 ミヤマオダマキ  他 自生の花

2006-05-08 13:03:06 | 巣の花 春
写真は、山野草の種蒔きを始めた頃にいただいたミヤマオダマキの白花。礼文島産なのだそうです。といっても、自然保護的な感覚はなくて、(むしろ逆?)白花でしかも矮小な個体であったために、山野草栽培趣味的に重宝がられてかなり昔に採種されたものが何世代も経る内に、暖地でもぜんぜん問題なく開花する個体が継承されてきたものだと思います。
超手抜きのクロは、たしか紫の個体も種を蒔いたはずなのに、いつの間にか見当たらなくて、今でも残っているのは白花ばかりですから、いかに丈夫かがうかがい知れます。

人間なんて(特にクロは)勝手なもので、種蒔を始めた頃は、このミヤマオダマキなんかとっても開花が待ち遠しかったのですが、山野草栽培を何年かしているうちに、なんとなくありふれた自生の花のほうが、愛おしくなってしまったりします。
んでー、あんまり更新する時間がないので、一気に、自生の(一部開発地からの移植)花を。ジュウニヒトエ、サンショウ、ハナイカダ、ムラサキケマン。


巣の花 春 ラショウモンカズラ かな?

2006-05-01 16:59:03 | 巣の花 春
ウーン、これも。
実は、昨年に蒔いたタネは、その後多忙を極めたこともあって、発芽苗を適当にあちこち植えたり、蒔きっぱなしでほったらかしだったりして、何が何だかわからない状態に陥っているのが、現状です。(近所に自生しているものか否かの区別はしてますが)
というわけで、これも庭に生えてきたとき、「はて?なんでしょう?」てな感じ。
蕾のときは、どことなく奥ゆかしささえ感じさせる小さなかわいいのだったのですが、だんだん大きくなって、こーんな花が咲きました。
鬼の腕に例えられたと記述されてますが、いくらなんでもちょっとかわいそうなネーミングかも。