えへー、まだ終わんないの。ごめんしてね。
写真は、ずっと前に処分価格で買ったオンシジューム。鉢で育てると増えるのですが、ウーン、在来種に関心が移ってからは、育てるスペースがなくなって、洋蘭はほとんど他の方のところにお嫁に行きました。でも、やっぱり、手元に長くあると愛着も湧くもので、少しだけ残してしまった。でもって、鉢数を制限せざるを得ないので、手抜きで枯木になんでもかんでも寄せ植えしてほったらかしにしてます。まー、花付きは今一ですが、「あっ、それなりそれなりー。」
えーっと何の話だっけ?あ、お嬢様ダイバーの話ね。(実際、フィリピンのある島では、ガイドが何から何までお世話してくれるところがあって、まさにお嬢様ダイバー気分が味わえるのですが)
ブームに乗っかったといっても、日焼けはするわ、髪の毛は痛むは、タンクは重いは、お金はかかるは で、それなりの忍耐力がないとダイビングは続きません。そういった意味で、なんかおしゃれー的は発想で始めたお嬢様達でも、続けている人たちは、それだけでなーんか感心してしまう。
何より、彼女達の素直さがいい。ライセンス取得時に、自然負荷を与えないことを教えられるのですが、未熟さゆえにそうできないことはあっても、きちんとその教えを守ろうとする姿勢があるんですよね。(スキー場の雪の中にタバコの吸殻紛れ込ませるような感じで、海にタバコを捨てたりしませんしー。)数は少ないものの、その中で、シーズンオフにダイバーによる海底の大掃除に参加するまでになった人なんて、キャー、ステキーってな感じです。
長くダイビングを続けている人でも、あまり魚に詳しくない人はたくさんいます。ベテランのインストラクターでも、識別することをある程度学習しないと、ちょっと知ってる初心者の域を脱することは難しそうです。(ちなみに海水魚の識別というと、背びれの針が何本とか非常に解剖学的な立証が必要だったりして、クロはとてもついていけません。淡水魚だったら、せいぜい百数十種なので覚える気もしますが)
んなわけで、ダイビングは、ちょっと鳥見とはやや感覚が違って、それを趣味としている人もなんとなくタイプが違うような気もします。(似てる人もいつけど)鳥見だけに関心が集中すると、それ以外の自然にあまり目が行かなくなる人もいます。以前、小笠原に行ったとき、片道48時間という驚異的な長い船中をどうすごすかというと、バーダーはあまり退屈しません。だって、それが半分目的みたいなもので、日中はずっと甲板に立って、海上の鳥を見ています。東京湾を通過するまではあまり珍しい鳥はおらず、三宅島以南になると鳥影が一気に薄くなるので、かなり退屈になったりしますが、そのあたりから、普段は目にすることができない南洋性の海鳥がぽつぽつと出現しますので、そのぽつぽつに心の中でガッツポーズをとりながら、変な人と思われない程度に、興奮したりします。たまたま乗り合わせたバーダーは、これから南の島に向かうというのに、長袖でブーツといういでたちです。帰りの船で聞いたら、一度も海に入らなかったとのこと。うーん。小笠原の海って、シュノーケリングだけでも十分満足できるほど魅力的なのにもったいない。クロは、船上では昼間は鳥見、夜は星を見て、島では海と少し陸上の鳥見とやりたいことが山積みで、退屈するなんてことぜんぜんなかったですが。(ちなみに、小笠原の母島にメグロがいます。クロは母島には渡ったことがないので、実はまだ見てないんですが。)
ありゃー、何の話なんだかナー。収拾がつかなくなったので、またにしますねー。
学者ではないので「何はナンタラカンタラ・・・」よりも、日々の移り変わりを感性豊かに感じられたらそれは素晴らしいことだと思っています。またそう在りたいと願っているのですが・・・・ついつい忙しさに負けてしまっています。
クロさん的スローライフ、「それなり~」って結構大事なことでは?
子供の頃のお話を通しで読ませて頂き、そういう育ち方をされたクロ様なら、小笠原に行かれたら、そりゃぁそうでしょう。
竜宮城に行った浦島の太郎さんみたいなものですね。
で、小笠原の夜空には例のサザンクロスは見えるのでしょうか。
ところで「本題」は「本音」の吐露でしたね。
マグロのトロも好物ですから、どうか適当に見繕って・・・。