久しぶりに、気持ちよい秋晴れでした。
午前中、テニススクール。
バボラのニューモデルのピュアドライブの試打。
コーチの話では、今回のモデルは少し硬めの感じとの由。
ボクの実感も同様でした。
午後、江戸川河川敷で、ジョギング&ストレッチ&声明発声。
写真のように、誰もいません。
まさに、「天上天下唯我独占」です。
ここなら、コロナ禍の心配も全くありません。
『毎田周一全集 第十巻』からの抜き書きです。
念仏とはどういふことでありませうか。
南無阿弥陀仏といふことであります。
そのうち南無とは跪くといふことであり、
阿弥陀仏とは光明無量、寿命無量の実在といふことであります。
つまり念仏とは永遠の生命の前に跪くといふことであります。
私達が永遠の生命を認識するとき、
必然的にその前に跪かざるを得なくなるのであります。
永遠の生命を認識するとは則ちその前に跪くことなのであります。
これが念仏であります。
◆毎週、月曜日 火曜日 木曜日 金曜日
午前10時55分~11時30分
zoom法音道場で、念仏・『歎異抄』音読・井戸端
◆毎月一回 土曜日 午前10時~12時
カウンセリング研究会【くりのみ】で、
三淘念仏・和讃、『教行信証』音読、井戸端
だれでも参加できる、《ならい処・かたり処・やすみ処》です。
コロナ禍の「今」、すなおな心で自分と向き合うチャンスです。
本日の、文化放送、大竹まことゴールデンラジオ。
「大竹メインディッシュ」のゲストは、伊東四朗さん。
阿佐ヶ谷姉妹との応答から拾う。(概略です)。
阿佐ヶ谷姉妹:これまでの役者人生で、“心がふるえた”といった体験はありますか?
伊東:ウム-。子役に触発されたときかな。
姉妹:子供に触発されたとき?それはどういうことですか?
伊東:それは、『おしん』というドラマをやったときです。
小林綾子ちゃんという、当時10歳の少女と、何回も稽古をするわけ。
子役は、何回も稽古をすると、セルフはすぐに覚えますが、
すぐに慣れちゃって目が死んじゃうのね。
目が生きていない。
それが、彼女は、何回稽古をしてもいつも同じ目をしているの。
(今、初めてあなたのセリフ聞きます)という目をしている。
これが、ボクは芝居の基本だと思うのです。
この目がないと、特に喜劇ではタイミングがずれてしまいます。
小林綾子ちゃんの目に触発されました。
伊東さんのエピソードを聞きながら、ボクの体験。
ボクが最初にカウンセリング臨床の場に立たされた時のこと。
クライエントのお方は、ドクターから(統合失調)と診断されたご婦人でした。
毎週一回、相談室に来るのですが、毎回、同じ話を繰り返す。
事例検討でのスーパーバイザーの助言は、
「クライエントの語るところ、文字面では同じでも、言葉の背景は違います。
毎回、初めて話を聞く態度で臨みなさい」というものでした。
現在は、カウンセリング臨床からは引退しましたが、伊東さんのエピソードと重なります。
因みに、「蓮如上人御一代聞書」に次のような文章があります
130 ひとつことを聞きて、いつも、めずらしく、
初めたる様(ヨウ)に、信のうえには、有るべきなり。
ただ珍しき事を 聴き度(タ)く思うなり。
一事(ヒトツコト)を、幾度(イクタビ)聴聞申すとも、
めずらしく、はじめたるようにあるべきなり。
131 道宗は、「ただ、一つ御詞(オンコトバ)を、いつも聴聞申すが、
初めたるように、有難き」由、申され候う。
◆◆◆【真宗聖典 東本願寺出版部】878頁から◆◆◆
後期高齢者。
テニス大好き人間のボク。
バボラのピュアドライブのニューモデルを購入しました。
これが人生最後のラケット!かとも思いますが、
もう少しプレイしたいものです。
マア、今のところを、若い人にも負けない気分でプレイしていますが、
なんとか、80歳位までは大丈夫でしょう。(笑)
カウンセリング研究会【くりのみ】HPに、
来年3月までの学習会カレンダーを更新しました。
コチラからご覧下さい。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
里村専精師の、
浄土真宗にようこそ No113をお届けします。
「諸行無常」という言葉で、ブッダとサンガは深く覚めていました。
そしてサンガの歴史から、大乗の学びが新たに展開します。
大乗の経典は、深い法(dharma)を明らかにします。
それを成し遂げたものが、法に覚めたサンガの事業でした。
大乗仏教は、そのままに三宝の歴史の賜物なのです。
どんな宗教もが目指した真実の開陳、それが仏教にはあります。
「諸行無常」とは、存在の実像なのです。
そしてこれに覚めた人々の、大いなる回向なのです。
「諸行無常」を知らずに、人間の道は閉ざされます。
「諸行無常」において、人は真実の生命を全うします。
それは存在の深みを我として、一切の生命を引き受けた歩みになります。
理念や概念は人間を解釈しますが、存在の実証ではありません。
「諸行無常」において、人は誰もがブッダとともに大道を行くのです。
一人の人間の上に、人類の学びを確認する。
人の上に大道が示現されて、真如の言葉はその人の上に名告ります。
コロナ禍の時代。
仏教の学びを大事にしあいたい。
ぜひ、お出かけください。
【10月の学習会のお知らせ】
◆10月24日(土) 午前10時~12時 タワーホール船堀
くりのみ会 親鸞とカウンセリングコース
◆10月30日(金) 午後6時30分~8時30分 タワーホール船堀
くりのみ会 道元とカウンセリングコース
◆毎週 月・火・木・金 午前10時55分~11時30分
zoom法音道場
ご参加のご希望の方は、ご連絡下さい。
090-7808-2201(鈴木)
『井上靖全集 第二十五巻』を読んでいます。
七百八頁。「観無量寿経」讃という小文がおさめられています。
氏は、昭和四十八年春、親鸞聖人誕生八百年慶讃法要の際に、京都大丸で開かれた「親鸞展」に足を運ばれ、
初めて国宝の『観無量寿経註』を目にして激しい感動を覚えてことを記しています。
また、その後にすぐに発行された覆刻版『仏説無量寿経一巻』求め、
書斎に十メートルの巻物をひらき、奥さん、息子さん、娘さんを呼び、
襟を正して坐ったとのことです。
web調べですが、現在、同朋舎新社からカラー版で発行されているようですが、
¥396,000との由。残念ながら、手がでません。
昨日午後、国会図書館に出かけました。
カラー版の収蔵はなく、
モノクロの『親鸞聖人真蹟集成』を見てきました。
料紙に『観無量寿経』『阿弥陀経』の経文を書写。
経文の上下の欄外・行間・料紙の裏に、善導大師の著作を引いて、
本当に細かな註記がされています。
法然上人にお遇いになった頃、その少し後の聖人勉強ぶりが感じられます。
只々、頭が下がります。
南无阿彌陀佛
*写真は、『阿弥陀経註』です。
全仏オープン」男子シングルス決勝戦。
スペインのラファエル・ナダルが優勝です。
ラファエル・ナダル(スペイン)対ノバク・ジョコビッチ。
0-6、2-6、5-7。
先程、TVスポーツニュースを見ましたが、ナダルの圧勝でしたねー。
松岡修造さんの解説では、
「秋の開催になり、フィジカルの面からも世界中の解説者が、ジョコビッチ優位」だった由。
ボクは、コートを走り回るナダルが好きですので、
今回の優勝は、バンザイであります。
女子シングルスは、
ポーランドの19歳のイガ・シュバンタックが初優勝。
ウィンブルドンのジュニアーを優勝しているのかな?
大坂さんとの対戦が楽しみです。
ボクも、水曜日、テニス・スクールに出かけます。
ボクの課題は、老爺ですのでフットーワーク。
マア、いくら練習しても向上はありません。
何とか、(現状維持)です。(笑)
毎週、月曜日・火曜日・木曜日・金曜日の午前10時55分~11時30分、
ズーム法音道場を主宰しています。
内容は、
*お念仏
*『歎異抄』音読
*井戸端(楽談タイム)
本日は、『歎異抄12章』を読みました。
この章は、ご存知の通り、専修念仏と経典・釈文の学びについての論争がテーマです。
ご参加のお一人から、
「口称念仏は出来るようになったが、頭の中であれこれ考えてしまいます」と。
ボクの応え。
「それで、良いと思います。大事なことは、口称念仏です。
頭の中のことは、触らないでそっと流しておきましょう。
ご一緒に、凡人のままに口称念仏を続けましょう!」と。
併せて、皆さんとご一緒に、法然さんの『一枚起請文』を音読。