法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

親鸞とベートーヴェン

2020年10月01日 23時49分50秒 | 日乗

コロナ禍。
5月からスタートしたオンラインでの「zoom法音道場」も6ヶ月目に入りました。
当初は、『同朋奉賛』を使って「正信偈」の学びでした。
この頃は、念仏・「歎異抄」音読・井戸端を楽しんでいます。

本日のzoom法音道場で、メンバーの小林さんが、
「今年はベートーヴェンの生誕250年です。
最近は、ベートーヴェンのCDを聴きながら歎異抄も読んでいますが、
ベートーヴェンと親鸞は似ているように思います」と。

小林さんは、ボクが退職時の小学校の同僚。
少しだけ年長の音楽専科の先生。
3年ほど、机を並べていた先輩です。
音楽専科ですから、音楽については造詣が深いですが、
親鸞さんや念仏道に関してはご縁のないお方でした。

ところが、数年前から、ボクが主宰するカウンセリング研究会【くりのみ】で、
『教行信証』を手にするようになり、
zoom法音道場で『歎異抄』を一緒に音読をするようになりました。

「親鸞とベートーヴェンは似ている」の発言。
本当にビックリ、嬉しくなりました。

実は、ボクの本棚の中央には「毎田周一全集」が置かれているのですが、
毎田師は、親鸞とベートーヴェンについて随分と書かれているのです。

ボクは、昔、教師でしたから、
小林さんには、(教えない教育)で対応です。

ボクのレスポンス。
「小林さんの親鸞とベートーヴェンに関する感受は本当に魅力的です。
ぜひ、外の知識等は考えないで、
親鸞とベートーヴェンについ素直な小林さんのお気持ちを言語化してください」と。

暫く、(あたためること)をお勧めしました。

 

コメント
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