法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

隕石落下

2013年02月17日 22時11分46秒 | 日乗

ロシアのチェリャビンスク州に落下した隕石には、本当にびくりしました。

広島型原爆の20倍近いエネルギーが衝撃波として放出されたそうです。

死者はいなかったようですが、1200人以上の方々が負傷したそうです。

人知が進み科学が進化しても、自然の威力にはかないません。

科学万能の現代人への警告として受けとめるのが賢明と思います。

あまり大きく報道されていませんが、チェリャビンスク州はロシアの重工業の中心のようです。
また、核兵器工場が集中されているようですネ。

隕石が核兵器工場に落下しなかったのは、不幸中の幸いでした。

先日も、北朝鮮で核実験が実施されました。


核兵器、原子力発電が、地球丸の命取りになる可能性が大ですね。

考えすぎと笑われるかもしれませんが、
大真面目で「核兵器反対!」「原発反対!」を叫びたいと思います。



 

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囲碁世界戦の時代

2013年02月17日 21時41分32秒 | 日乗

若い頃、E区の教育研究所に勤めていたことがあります。

昼休みになると、所員で退職された校長連が、碁盤を囲んでいました。

囲碁を覚えたのは20歳過ぎですが、
周りに指導してくれる先輩が多くいましたので何とか覚えることができました。

先師・五十嵐先生も囲碁の名手でした。

井目を置いて、教えてもらったことを思い出します。

教職についてから囲碁からも離れてしまいましたが、
面白いゲームなのでまた再開したいと思っているところです。

今日の東京新聞【社説】を、面白く読みました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013021702000125.html

以前は、中国にも韓国にも断然優勢の囲碁でしたが、最近は劣勢の状態です。

日本は、子ども時代からの育成が随分遅れてしまったんですね。

井山裕太天元というスーパースターが出現していますので、
これを機会に日本の囲碁界が活性して世界をリードするようになってもらいたいものです。

少々ずれます。
甘いと叱られそうですが、世界中が軍備費を半減して「平和」を希求するのが良いですね。

文化やスポーツで、中国とも韓国とも繋がるチャンネルはあると思います。

中国は、共産党支配の国家。
日本は、グローベル主義の資本主義。

それに、軍備費を上乗せしようとしています。

この流れですと、偶発的な小競り合いも想定されます。

戦争になれば、一部の軍需産業やカネモチは喜ぶでしょうが、国民は悲惨です。


囲碁も、世界が繋がるチャンネルですが、
仏教もアジアが繋がるチャンネルになるように思います。

最近は、「世界平和」の声も下火になっていますが、
「世界平和」の声を出し続けたいものです。



今日も、聞者くりのみ《日乗》に来てくれてありがとうございます。

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「ナムアミダブツ」永六輔さんの言葉

2013年02月17日 09時33分49秒 | 日乗

十年ほど前に発行の一冊からの紹介です。

永六輔著 『伝言』 岩波新書 
2004年2月20日第1刷発行

由緒のあるお寺は、日本じゅうにいっぱいありますが、そのなかのひとつに、
越前永平寺というお寺があります。
永平寺の貫首(かんじゅ)さんは宮崎奕保(えきほ)さんという方ですが、
あるとき電話がかかってきた。
「君に会って話がしたい」と言う。
ぼくはとても素直に、こう言ったの。
「あなたが会いたいんだったら、会いたいほうが来るのがふつうなんじゃないですか」
そうしたら向こうで大笑いをしていてね。

「おれは103歳だ。
口は動くけど、足腰がうまく動かない」

103歳って聞いてびっくりして、感動して……
「行きます、すぐ行きます」(笑)
それで、永平寺に行ったんですよ。
本当に頭のはっきりしている、すてきなお坊さんでした。
なんで、宮崎さんが、ぼくに会いたいと言ったかというと、
たまたま、ぼくがNHKの「視点・論点」で「南無阿弥陀仏」の話をしたのを、
宮崎さんがご覧になって、こう思われたというんですね。

「君の言葉づかいを聞いていると、さすがに寺生まれ、寺育ちだと思う。
むずかしい仏教用語は使わなくても、わかりやすく楽しく仏の道を説いている。
それはなかなかいいことだ」

NHKで、ぼくが「南無阿弥陀仏」をどんなふうに説明したかというと……

「ナームというのはサンスクリット語で、(南無)は当て字です。
(あなたについていきます、あなたを信じます、あなたがすきです)という意味。
アイラブユーでもナームでもいいです。
つまり、阿弥陀仏が好きです、阿弥陀仏を信じますと、いうこと。
仏さまは阿弥陀仏だけじゃないんですね。観音さまも如来さんもたくさんいらっしゃる。
日本の神さまと同じで、いっぱいいて、その中のお一人が阿弥陀さん。
この阿弥陀さんの教へのなかで、阿弥陀さんご自身がいちばん大事にしているのが、
(誰かを救うことによって、自分も救われる)という考え方なんです。
そうすると、(南無阿弥陀仏)と言うのは、
誰かを救うことによって自分も救われるという考え方を信じます、ということでしょ。
みなさんがたとえばお寺さんの前だったり、ご法事があったときに言っている、
ナマンダブ、ナマンダブというのは、そういうことです。
むかしと違って、ただ、ナマンダブと唱えていれば救われるという時代ではありません。
誰かを助けてあげよう。そうすることによって、自分がいずれ救われる。
その考え方を述べているのが南無阿弥陀仏です。
だから、南無阿弥陀仏と言っている方をいまふうにいえば、
誰かを救うというボランティアをしているということです。
それが南無阿弥陀仏です」

宮崎さんがこの放送を見ていてくれていたわけです。
そして、こうおっしゃる。

「そういうふうに、わかりやすい言葉で話すのはとてもいい。
仏法では、(法にのっとり、比喩を用い、因縁を語るべし)という言葉がある。
これを君は大事にしてくれている」

「法にのっとり、比喩を用い、因縁を語るべし」とは、
筋道に合わせて、わかりやすく、たとえ話をたくさん使って、
「こういう原因があるから、こういう結果になったんだよ」というふうに、
お話をすることですね。


*宮崎奕保さん
  明治34年(1901)~平成20年(2008) 永平寺第78世貫首 曹洞宗管長


井上ひさしさんの言葉

「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、
おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、ゆかいなことをいっそうふかく」 

を、永六輔さんは実践されているんですね。

戦後の日本人は、仏教をお寺&葬式&etc の方に押しやってしまっています。
本当に勿体ないことです。

釈尊や仏法を伝えてきた先人に申し訳ないことです。

どんなご縁でも良いので、生活の中に仏教を取り戻したいものです。


念仏は、声のある坐禅

坐禅は、声のない念仏

最近の、私の思いです。

一人でも、仏教に向かってくれたら、本当に嬉しいですね。

 

今日も、聞者くりのみ《日乗》に来てくれてありがとうございます。

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コメント (2)
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