法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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未曾有の国難

2011年03月22日 11時51分11秒 | 日乗

午前中、You Tubeで、ノンフィクション作家の広瀬隆さんのお話を聞いた。

http://www.youtube.com/watch?v=MiYz6dxfw7E

大TVに出て解説をしている大学院・大学の教授、准教授のコメントを聞いていると「安心感」を国民に届けたいためのワンパターンの解説で、胡散臭いモノを感じていた。

広瀬隆のお話が、私には「正論」のように思う。

科学は全くの素人であるが、
ヘリからの散水?東京消防庁の放水車からの放水等を見ていると、「焼け石に水」の感じがする。(このことは、前のブログで書いた)
また、放射能安全性を説明するのに、東京~ニューヨーク往復時の放射能やx線等を基準にしているのも、子どもだましの(子どもの皆さんごめんなさい)の説明のように思います。


番組の中で広瀬さんが紹介していた原発事故のことを予想していた人物は、

田中三彦さん(たなか みつひこ) 1943年栃木県生まれ。元原子炉製造技術者
68年バブコック日立入社。福島4号原発などの原子炉圧力容器の設計に関わる。
77年退社。サイエンスライターとして「柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者・技術者の会」呼びかけ人。
著書:「科学という考え方」「原発はなぜ危険か」。
  

藤田祐幸(ふじたゆうこう) 慶応大学物理学助教授
著書:『エントロピー』(現代書館)
    『ポストチェルノヴイリを生き るために』(お茶の水書房)
    『知られざる原発被曝労働』(岩波書店)

石橋克彦(いしばしかつひこ)1944年生まれ。地球科学者。神戸大学教授。
著書:『大地動乱の時代 - 地震学者は警告する』岩波新書
       『阪神・淡路大震災の教訓』 岩波書店〈岩波ブックレット〉


石橋克彦さんの、2005年2月の衆議院予算委員会公聴会での「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」の全文が、下記でご覧になれます。

http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html


この発言は、東海地震を想定したものですが、大震災に対する警告は的確であります。
本発言の中で、浜岡2号がダウンしたときのシュミレーション、放射能雲、死の灰の雲が、南西の風が吹いたときの首都圏への影響も添付されていますのでご覧ください。

 

で、今回の東日本大震災の放射能の流れをドイツのシュービーゲル誌がシュミレーションしています。
偶然、webで出くわしました。
関心のある方はどうぞ!

http://www.spiegel.de/images/image-191816-galleryV9-nhjp.gif

 

 

 

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コメント (4)
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