茨城の副住職からのメール

数年前、一緒に仏教の勉強をした茨城の副住職からのメールが届きました。

お疲れ様です。
地震の被害は建物・墓石等々ありましたが、
檀家を含め人的被害は無かったので大丈夫です。
福島の原発事故による放射能汚染は、
私の地域で一年間浴びつづけてもＸ線一回分の量と言う政府の発表ですが、
はたして、一時的に浴びるのと断続的に浴び続けることは身体に後々残る影響は同じなのでしょうか??
疑問が残ります!!
なるべく、外出しないのが最良なのですが、お彼岸で忙しい時期は中々難しいですね。

今だに常磐線（土浦～）水戸線全線は復旧の見通しがついてません。
噂では、３ヶ月～半年かかると・・・。
また。

先ずは、人的被害がなくて良かったです。
原発事故は、本当に心配ですね。
ＴＶに出て科学的に説明する人は、御用学者の感じで信用できません。
それに、数字だけ上げても説得力はありません。
「大丈夫。身体に心配ない」という人々は、一番安全なところにいる気がします。

民主主義とはいうものの、明治以降の日本国で「民主」を実感できる政治・行政的な施策があったのでしょうか！

確かに、モノはあふれ豊かにはなりました。
でも、このところ問題になっている格差の問題に象徴されるように、
課題の多い時代の到来のように感じています。

 

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元東芝原子炉設計部長・藤林徹さんのレポート

震災１０日目に、８０歳の阿部寿美さんと孫の高校１年生仁さんが救出されたニュースがありました。
本当に、よく頑張りました。
嬉しいニュースです。

今回の東日本大震災による地震と津波、それに原発事故が重なってしまい、未曾有の大災害になってしまいました。

前者の地震＆津波は、１０年そして２０年、３０年…かけて復興に取り組んでいきましょう。
一方、原発事故の問題は、大きな課題が残りました。
これからも、原発に依存して日本国を経世していくかどうか？

ｗｅｂで偶然、元東芝原子炉設計部長・藤林徹さんのレポートを見つけました。
興味のある方は、ご覧ください。

http://sites.google.com/site/reportfujibayashi/home

このレポートで、藤林さんは
「安全と安心は違います。安全は技術的に解決できますが、安心はそれに心の問題が加わります。どうしても安心できないときは、自分の心のままに従って、自分を大事にしてください。」
と述べています。

私は、個人的には
「安全を優先して、物的な豊かさを優先する生活よりは
少々不便でも、安心して生活が日本が良いナー」と思います。

と言いますのは、原発もそうですが医学の進歩にしても、モノ・金が優先する科学の暗部が顕著になっているからです。（一例として、子どもの臓器の売買とか・・・）

 

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３月の《くりのみ会》は予定通り開催します。

計画節電や交通手段が少々心配ですが、

３月２５日（金）　道元とカウンセリングコース　ｐｍ６：３０～

３月２６日（土）　親鸞とカウンセリングコース　ａｍ１０～

は、予定通り開催します。

 

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リビア空爆

東日本大震災のニュースも大事ですが、海外のニュースも気になります。

仏英米の多国籍軍が、リビアを攻撃したそうです。

確かに長期の独裁国家のカダフィ政権は問題有りにしても、武力介入で
解決できるのでしょうか！

中東や北アフリカ問題は、本当に深刻にですね。

話しは飛びますが、
コーヒーの値上げの一因は、中国・インドでコーヒーを飲む方が多くなった由。
同様に、回転寿司の世界的規模での展開により、マグロも値上がり・品薄。

２１世紀は、地球規模での食糧・エネルギーそして宗教問題がやっかいになりそうです。

時代は、社会主義・資本主義ではない、新しい思想を求めているように思います。

脱線。
キーボードに向かって「社会主義」を変換したところ
間違って、「釈迦」と「謝意」が出てきました。

うむー。２１世紀は、「釈迦主義」「謝意主義」も良いかも？（爆笑）

２１世紀の世界思想は、「大乗仏教」が良いかも？（これは真面目に・・・）

今回の震災に関連して、海外では被災に遭われた方々の笑顔・譲り合い・協力etcを大変評価しているらしい。
だれもはっきり言ってませんが、日本人の底流には仏教思想が流れ、身になっているのではないか！

時代は、日本人がもう一度、仏教を勉強する時代になっているように思います。
何故なら、人間の「欲望」「煩悩」「自利利他」etcに真正面から取り組んでいるのは仏教ですよね。

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