文部科学省の調査で、公立小中学校の教員のうち、常勤や非常勤講師の「非正規教員」が今年度10万9000人となり、教員全体の15.6%の過去最高になったそうだ。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/education/?1299587996
上記ニュースによると、「非正規教員は、期限付きで雇用が不安定な上、研修不足や長期的な視点での指導がしにくいなど、教育の質の低下につながる恐れも指摘されている」と述べられている。
「非正規教員が教育の質の低下」とのコメントについては、私の臨床経験からいうといちがいにうなずけない。
非正規教員でも、優秀な先生は大勢いる。
但し、この頃のスクールカウンセラーの経験を元に感じているのは、教育の内容の問題で気になることが多い。
最近のニュースで、公教育のことがメインなることはほとんどない。
経済、国民の生活、外交等々、重要な課題がクローズアップされるのは当然であるが、何よりも公教育の充実が最優先の課題になるべきだと思う。
国際社会で活躍する日本人の育成
日本の伝統的な文化を大事にする日本人育成
etcを眼目にした公教育の実現を切期待するものである。