着物で文化人気取り

諸事情により最近は着物を着る機会が減り、
ネタも様変わり
日々感じたこと、本、映画など
思うままに書き綴っています

あれから5年・・・

2006-09-11 22:35:36 | 日々の思い
今日は9月11日・・・ 
1年前の今日は自民党圧勝となった衆議院選挙だった。 

そして 
あの世界を震撼させた同時多発テロから
丁度5年目を迎えた。

5年前のあの日
私は遅い夏休みをとってゆっくりと一日を過ごしていた。
そして夜
いつものようにテレビをつけたまま
ニュースをボンヤリと聞いていた。

そこへ飛び込んできたあの映像 
当初は悲惨な事故だと思っていたのが、
続けて2台目の激突映像を見せつけられて
これは尋常ならざる事態が起こったことを知った 

そして
アメリカの報復という名のアフガン攻撃と
それに続くイラク戦争 

それらを契機に世界は混沌の時代に突入したように思うのは私だけだろうか? 
底なし沼のような憎しみの連鎖、つきることの無い悲しみ・・・ 

あの同時多発テロで亡くなった人を遥かに上回る数の人々が、
イラクで、アフガンで、そしてレバノンで今日も死んでいる。  

その間日本政府はただただやみくもにアメリカに追随し、
この平和な国さえも危険にさらそうとしている。 

新しくこの国の舵をとるだろう人も(ま、決まったようなもんだよね) 
「美しい国」などと、観念的な表現のみで 
具体的なビジョンはまるで示していない。
そして国民も最近は考えることを放棄して、
為政者の意のままにムードに流されやすくなっているようだ。 

5年前、アメリカ人のほとんどが何の疑問も抱かぬまま
戦争に突入していく姿に戦慄したが、
今は日本でも同じようにナショナリズムが横行している、ような気がする。
(その背景にはもちろん拉致事件の発覚などがあるのでしょうが・・・)

同時多発テロから5年目の今日、
少しだけ真面目に世相について考えてみました。 






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