カジノロワイヤル

シリーズは全作観たわっってほど、

熱心な００７ファンでも、ジェームズ・ボンドファンでも無い私ですが、

おすぎさんや、ＳＭＡＰの吾郎ちゃん、そして先週、新年会でご一緒したＫちゃんが、大絶賛している最新作「カジノロワイヤル」。

ＹＡＨＯＯの映画トピでもシリーズ最高傑作との声が多数。

中州大洋のポイントが貯まったことだし、と本日観てきましたわ。

特別なファンではないけれど、子供の頃からＴＶで何作かは観ているし、劇場に足を運んだ事もある馴染みの作品。

でも最近の作品って、あまりにも話が飛びすぎてまるでコミック

馬鹿馬鹿しくてついていけなくなってました。

それがまあ、如何 今回は初心に戻って、大人のためのスパイ映画を目指したらしい。 確かに、最初から最後までずっと手に汗かいてました

当初、今回のボンド役の俳優を見たとき、正直

「うわっ地味っ」って思ったのだけど、スクリーンを通してみると、

ホレますわ～ん

今までの洗練されすぎたボンドと違って、何やら泥臭くて人間臭く、そこがとても魅力的。

そして、何より切ないストーリー。

暴力シーンもリアルでボンドが拷問受けるシーンなどは思わず片目つむって観てました。

良い男がもだえ苦しむ姿に興奮する、ってな屈折した趣味はないからね。

 もちろん娯楽映画、お約束の高級リゾート地が舞台なので、豪華で華やかな気分は味わえるし、冒頭からのアクションシーンは息をつく暇も無い。

それにしてもすごいよ～、ジェームズボンドの運動神経は。

走り高跳びに、棒高跳び、障害物レースに、格闘技・・・と、もしもオリンピックに出たならば100種目以上の金メダル獲得は間違いない、というほどの身体能力

この辺はね、映画なんだから、深くつっこまないように・・・

虚飾の世界を描いていても、観客が「馬鹿馬鹿しく荒唐無稽」と感じてしまうような作り方ではなかったです。

久しぶりに“血湧き肉踊る”娯楽映画を堪能しました