東北への想い

震災から２週間以上が過ぎました。 

 

今なお避難生活を強いられている被災地にも、全国から物資が届くようになったようですが、 

場所によってはまだ十分行きわたっていないようです。 

深刻なエネルギー不足は今も続き、 

追い打ちをかけるように、天候も冬型のまま・・・ 

せめて避難所の中だけでも温まる量の灯油を届けて欲しい。 

温かい食べ物で体の中から温まって欲しい。

 

そんな不自由な生活にもかかわらず、

お互いを思いやり支え合う東北の方々の姿を見るたびに、

励まされ、勇気づけられています。

 

３年前、亡くなった私の父も岩手県出身でした。

岩手で過ごした年月よりも長い時間を、福岡の地で暮らしながら、

晩年まで、故郷を愛し続けた人でした。

父があれほどにまで岩手を愛した理由が、今回少し解った気がします。

 

口下手だけれど、真面目で我慢強く、純朴な人々・・・・

そんな東北人気質が、

絶望と哀しみしかないと思われた場所に、明日への希望の光を照らしています。

 

さらに今回、世界中から支援や温かいメッセージが届けられたことにも、

感謝しています。

オバマ大統領は、就寝中に今回の惨事を知らされ、

日本を支援するため、翌日のスケジュールを全てキャンセルしたそうです。

ロシアや中国、韓国からもすぐに支援の申し出がありました。

台湾で集まった義援金の額は50億円以上という驚くべき金額。

人口も少ない、日本以上に小さな島国の人たちの善意に

私たち日本人はどう報いればよいのでしょう。

 

他にも

世界中の著名人、芸能人が自ら寄付をしたり、募金を募ったり・・・

日本人は（被災者じゃなくても）

このことをけっして忘れてはいけないと思います。

大丈夫！！

日本は負けない！

東北は必ず甦ります！！