さぁ~やっとこぎつけた、最終章でっせ
5月1日(塞栓術後3日目)
もう完全に体力は戻った
入院生活、至れり尽くせりで居心地は悪くないのだが、やはり病院という場所は健康な人間が長く居るところではない。
すぐにでも退院したいが、主治医からはまだ何も言われない。
朝、最後の点滴。
しばらくすると、昨日UAEを受けた患者さんが部屋に戻ってきた。彼女も私同様、昨日は処置室で一夜を過ごしたようだ。
看護士さんによると、「足をばたばたさせて痛がってましたよ」
今日一日つらいだろう。
実は昨日あたりから私を悩ませていた症状が腰痛。
病院の固いベットのせいか、腰だけではなく、肩、背中、体中が痛くて、夜、何度も寝返りをうっている。
軽いストレッチを試みるが、全く効き目なし。
そしてもう一つの悩みが食事。
痛み、吐き気が治まれば、普通にお腹もすくのだが、食べてみると、あまりにも淡白な味付けに食欲が刺激されない。
私は普段から醤油も味噌も減塩を使うほどで、
決して濃い味を好む方ではないのだが、病院食だけは口に合わない。
この日、入浴の許可が出たのでシャワーを浴びさせてもらった。
そして午後、やっと主治医による術後の診察・・・
「順調に回復しているようなので・・・そろそろ退院しますか?」
「はいっ、はいっ、はいっ~♪」
二つ返事だった。
そして、病院最後の夜も腰痛に苦しめられながら眠りについた。
5月2日(塞栓術後4日目)
朝食後、担当の看護士さんから退院後の注意事項の説明を受ける。
ひと月は重たいものを持ったり、激しい運動は控えること。
生理日以外に大量の出血が見られたらすぐに病院を訪れること、など。
午前10時までに部屋を空けなくてはならないため、荷物をまとめ、
同室の患者さんに挨拶し、退出。
ナースステーションに行き、お世話になった看護士さんにお礼の挨拶。
「あ、最後に体重を測ってくださいね」
体重・・・
2日間は全くものが食べられなかった。
加えて精進料理のような病院食・・・・
期待に胸膨らませ、体重計に乗る。
「・・・・!?」
変化なしやん
がくっ
寝てばかりで動いてないから
でもきっと高かった中性脂肪値とコレステロール値は改善されているはず
こうして、人生初、私の4泊5日の入院生活は終わりました。
もし、差し支えなければ、その後の経過と医師の名前を教えてもらえないでしょうか。可能な範囲で大丈夫です。
同じような状況で、サイトを色々検索して、このブログに辿り着き嬉しい気持ちでいます。