香川で新築・リフォーム お客様に 恋する工務店 「栗・家」 スタッフのブログ ~今日も栗・家の時間~

自然素材・健康素材にこだわった優しく温かみのある家づくり。価格・デザイン・性能、お客様の「満足」の形を一緒に追求します。

為替介入

2010年09月15日 | 常務 丸茂

円高がどんどん進行して、輸出企業を中心とする日本経済は厳しい状況を
迫られていましたが、本日ドル-円が82.87円まで下落したことを受け、政府が
2004年3月から6年半ぶりの為替介入を実施しました。
これにより、ドル-円は一時85円台に上昇しました。
菅さんが小沢さんを大差で破って民主党の総裁に当選しましたが、菅さんは
これまで為替介入に消極的だったので、益々円高に拍車がかかっていた矢先
の素早い介入。タイミングとしてはとてもインパクトがあったと思います。
介入額は今日一日で1兆円規模にもなる可能性があるそうです。

2010年度の予算案で為替介入の上限額が6年ぶりに引き上げられたことが、
この春に注目されました。これは外国為替資金特別会計の借入限度額で、
145兆円に設定されています。
この限度に対して6月末時点での借入額は110.2兆円となっており、差額の
35兆円が今できる最大の介入額ということになります。
これは、過去に実施した最大規模の介入と同じ規模になるそうです。
また、この借入限度額は国会で承認されれば、簡単に引き上げることができ
るようで、介入の余地はかなり残されていると考えることができます。
日本経済にとっては久々の明るい材料と言えるでしょう。

これに伴って、日経平均株価は終値で前日比+217円25銭の9,516円56銭まで
回復しました。
過去の経験から、アメリカドルが対日本円以外でも全面高にならなければ、
本格的な円安局面には転じないという説もあるようですが、今回の介入に始まる
日本の対応には一定の期待が持てそうです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。