鈴木邦男をぶっとばせ!blog出張所

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リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム報告

2007年11月26日 | イベントレポート
久々のイベント報告♪

政治系のイベントじゃなかったので、完全アウェイ?
その様子を一部ですが、ご報告します。

まず、当日配られたレジュメには、こんな言葉が羅列していました。

「皇居美術館の提案」
「芸術憲法」
「日本を変革せよ」

????

なんとなく、邦男さんが呼ばれた理由が、おぼろげに見えてきました。

日本屈指の芸術家たちが、東京に巨大な美術館を空想し、
それらを、政治学者たちと大真面目に議論する。
そんな変わったシンポジウムでした。

ようするにですね、(書くのが怖いんですけど)

日本の国家理念を「芸術立国」とし、
「芸術憲法」を確立する。
天皇陛下には、美しい京都御所にお帰りになっていただき、
滅びてしまった日本の伝統文化の象徴になって頂く。
そして皇居の跡地には、巨大な美術館を建設しましょう、
という、奇想天外な大プロジェクトなのです。
皇居の敷地内に1000mの巨大な塔を建てたり、大仏を建てるイメージ映像が会場に映し出されると、私も唖然呆然…!

右手には、御厨貴氏、原武史氏という著名な政治学者と邦男さんが着席。
左手には、司会の五十嵐太郎氏、美術家の彦坂尚嘉氏、建築家の南泰裕氏、新堀学氏が着席し、

「皇居美術館」

について三時間、提案、議論が交わされました。

テーマは危ない?のですが、
政治的な集会じゃないし、攻撃される心配もないと思ったのか(笑)、邦男さんはやけに楽しそう。
「明治天皇は、東京を自分の都だと思っていないし、京都の人から見れば、明治天皇が、東京に拉致されたという発想がある」
といった御厨先生の話を受け、邦男さんのトークも益々過激な方向に。
「京都にお帰りになっていただくのなら、もう皇居は皇居ではない。江戸城なのだから、武士を生活させたらいい。なんなら、徳川家に政権を返してもいい。逆・大政奉還をして、どんどん時代を逆行させよう!」
といい出し、場内を沸かせました。
そうは言っても現実的には、今上天皇は東京生まれ、東京育ち。
同じく東京育ちの昭和天皇も、京都に帰られることを拒否されたというのだから、
今上天皇が、京都に帰られるという可能性は低いでしょう。
さらには京都御所は、空調など設備の問題等で難しいのではないかという実地的な検証も議論されました。

かなり面白かったんですが……、

詳しい内容は、そのうち違った形で公開されます!!
どうぞお楽しみに!

リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム

2007年11月10日 | イベントレポート
リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム
皇居×東京

★鈴木邦男と建築?!一体どんなシンポジウムに!★

日時:11月25日(日) 16:00~19:00

会場:リビングデザインセンターOZONE8階セミナールームA
   東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

参加費:各回1,000円(税込)

報告者:
・南泰裕(建築家、国士舘大学准教授):東京の中心性と多数性をめぐって
・新堀学(建築家、NPO地域再創生副理事):場所への構想 / Voidという「選択」
・彦坂尚嘉(美術家、美術史批評家):《巨大美術館》の意味と《平成大仏》の建立


ゲスト:
・御厨貴(政治学者、東京大学先端科学技術研究センター教授)
・鈴木邦男(政治活動家)
・原武史(政治学者、明治学院大学国際学部教授)


司会:
・五十嵐太郎(建築史家、建築評論家、東北大学准教授)


応募方法やシンポジウムの詳細は、
下記、オゾンのHPをご覧ください!
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/seminar_d/detail/420.html