靖国YASUKUNIトーク@ロフトプラスワン

 公開記念のトークだったはずが、上映中止問題勃発。
そのおかげと言ってはなんですが、事実、場内は満員となりました。
(ニュース23が来ていたので、そのうち放映されるでしょう)
 前半は、鈴木邦男と、宮台真司さん、末井昭さん、アルゴピクチャーズの細谷隆広さんと、上映中止問題についてトーク。
 
 上映中止に関しては残念だし、怒りを感じているものの、
「映画館はだらしがない」だとか、「言論弾圧だ」などという文句話からは少しはなれて、かなり前向きなトークになりました。
 
 鈴木さんはまず、「右翼の脅迫電話も、抗議街宣も、全部記録に残して、ドキュメンタリーにしたらいい」と提案。
それをYoutubeで流すとか、テレビで放映するとかして、国民に問えばいいという。
それをされたら、騒音だけの右翼は出て来れないし、まっとうな批判をする右翼であればきちんと取材を受けるだろう。そうなれば脅迫まがいの行為もやめざるをえない。まずはそれをまずやるべきだろうという。
 末井さんは、アダルト系の本の編集長をしていたときに、皇室の写真とヌード写真をとなりに載せて、右翼に抗議されたことがあるらしい。
それで、フルカラー1ページ、日の丸バックでド派手な謝罪広告を出したら、右翼は感動していたのだという。
右翼は誠意だとか「カタチ」を求めるものなのだそう。
 宮台さんは、「映画館に警察を配備して、機動隊にまもられた中で興行を観るのも悪くないんじゃないの」
と提案。
 やはり映画館を批判してもかわいそうだし、右翼がきたら怖いのは当然。
また、抗議をぜんぶかわしても、一般の人が映画館に入ってから、怒って暴れる場合もある。100パーセントの安全などありえない。
 そんな話を受けて、鈴木さんは、過去に伊丹十三監督の映画でスクリーンを斬った右翼の人から聞いたという話をする。
 なんでもスクリーンを斬るのは大変なんだそう。
まずちゃんとチケットを買って入って、どこでスクリーンを斬ろうかをかんがえて、それで、もう一回チケットを買って、ここだって決めた場所で斬る。
それでもすぐに取り押さえられちゃうし。スクリーン斬るのもラクじゃないということらしい(笑)。

 ロフトの平野オーナーは、「どこもやんなきゃ、うちでやるぞ!」と宣言。頼もしい!!
社民党も名乗りを上げてくれるという話だけれど、それをやっちゃうと、ヘタに右翼を炊き付けるだけのような気も。
なるべくなら政党に関係なく、ふつうの映画館でやって欲しいものです。

 鈴木さんいわく、右翼に抗議すらされずに無視された「反日映画」だってたくさんあるのだそう。(そういえばそうですねー)
こうやって話題になったことで、名乗り出る映画館もたくさん出てくるだろうし、ある意味ラッキーだったんじゃないかという結論に落ち着きました。
 
 いち早く都内でも上映が決定することを期待します!【高橋】
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リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム報告

久々のイベント報告♪

政治系のイベントじゃなかったので、完全アウェイ?
その様子を一部ですが、ご報告します。

まず、当日配られたレジュメには、こんな言葉が羅列していました。

「皇居美術館の提案」
「芸術憲法」
「日本を変革せよ」

????

なんとなく、邦男さんが呼ばれた理由が、おぼろげに見えてきました。

日本屈指の芸術家たちが、東京に巨大な美術館を空想し、
それらを、政治学者たちと大真面目に議論する。
そんな変わったシンポジウムでした。

ようするにですね、(書くのが怖いんですけど)

日本の国家理念を「芸術立国」とし、
「芸術憲法」を確立する。
天皇陛下には、美しい京都御所にお帰りになっていただき、
滅びてしまった日本の伝統文化の象徴になって頂く。
そして皇居の跡地には、巨大な美術館を建設しましょう、
という、奇想天外な大プロジェクトなのです。
皇居の敷地内に1000mの巨大な塔を建てたり、大仏を建てるイメージ映像が会場に映し出されると、私も唖然呆然…!

右手には、御厨貴氏、原武史氏という著名な政治学者と邦男さんが着席。
左手には、司会の五十嵐太郎氏、美術家の彦坂尚嘉氏、建築家の南泰裕氏、新堀学氏が着席し、

「皇居美術館」

について三時間、提案、議論が交わされました。

テーマは危ない?のですが、
政治的な集会じゃないし、攻撃される心配もないと思ったのか(笑)、邦男さんはやけに楽しそう。
「明治天皇は、東京を自分の都だと思っていないし、京都の人から見れば、明治天皇が、東京に拉致されたという発想がある」
といった御厨先生の話を受け、邦男さんのトークも益々過激な方向に。
「京都にお帰りになっていただくのなら、もう皇居は皇居ではない。江戸城なのだから、武士を生活させたらいい。なんなら、徳川家に政権を返してもいい。逆・大政奉還をして、どんどん時代を逆行させよう!」
といい出し、場内を沸かせました。
そうは言っても現実的には、今上天皇は東京生まれ、東京育ち。
同じく東京育ちの昭和天皇も、京都に帰られることを拒否されたというのだから、
今上天皇が、京都に帰られるという可能性は低いでしょう。
さらには京都御所は、空調など設備の問題等で難しいのではないかという実地的な検証も議論されました。

かなり面白かったんですが……、

詳しい内容は、そのうち違った形で公開されます!!
どうぞお楽しみに!
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リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム

リスボン建築トリエンナーレ記念シンポジウム
皇居×東京

★鈴木邦男と建築?!一体どんなシンポジウムに!★

日時:11月25日(日) 16:00~19:00

会場:リビングデザインセンターOZONE8階セミナールームA
   東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー

参加費:各回1,000円(税込)

報告者:
・南泰裕(建築家、国士舘大学准教授):東京の中心性と多数性をめぐって
・新堀学(建築家、NPO地域再創生副理事):場所への構想 / Voidという「選択」
・彦坂尚嘉(美術家、美術史批評家):《巨大美術館》の意味と《平成大仏》の建立


ゲスト:
・御厨貴(政治学者、東京大学先端科学技術研究センター教授)
・鈴木邦男(政治活動家)
・原武史(政治学者、明治学院大学国際学部教授)


司会:
・五十嵐太郎(建築史家、建築評論家、東北大学准教授)


応募方法やシンポジウムの詳細は、
下記、オゾンのHPをご覧ください!
http://www.ozone.co.jp/event_seminar/seminar/seminar_d/detail/420.html
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9条フェスタ

左より、今野東氏、重信メイさん、鈴木邦男。

取り急ぎ写真をアップ。
メイさんの写真をアップすると、
アクセス数が上がるのです(笑)
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2007年8月15日ロフトプラスワン

高須基仁プロデュースVol.48
「平和だからこそできること。戦場よりリング場、戦場よりエロス場」

【出演】高須基仁、前田日明、真樹日佐夫、永島勝司、織田無道、高須基一朗、早川満、三田浩生、黒木陽典、川越夏樹、鈴木邦男、塩見孝也、三上治、他いつものように多数乱入あり!!

***********

写真左より、三上治氏、塩見孝也氏、前田日明氏、鈴木邦男氏、高須基仁氏
なぜか肩を組んで、インターナショナルを歌っています。
前田さんが、ボソっと、
「これ、なんの歌っすか」
と戸惑っていました(笑)

客層はほとんど格闘技ファンというか、前田日明さんのファンが多く、
終始、格闘技の話で盛り上がりました。渦中の朝青龍の格闘技参戦についても、大胆な発言がありました。また会場からは、「ヒクソン対船木がみたい!」「ヒクソン対前田がみたい!」と熱いコールもありました。
前田さんは政治にも明るく、そちらの話も前田さんを中心に進みました。
話題は年金問題から、学会、オウム、連合赤軍に至るまで、幅広く議論が展開。
後半は、塩見さんも負けずに応戦していました。
鈴木さんはというと、一部からずっと座っていたのに、けっこうボーっとしてましたね。おもに、脱線した話を軌道修正したり、塩見さんを止めたり、壇上の本を片付けたり、鈴木さんは地味に働いていました(笑)
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3月6日ポレポレ東中野

『9.11-8.15日本心中』
大浦信行監督との、上映後トークもすでに三回目。
藤田嗣治「アッツ島玉砕」の話に始まり、
「ヨコハマメリー」「グッバイ、レーニン!」など、
近年話題になった映画の話を交えながら、
「思想と映画」について深く切り込みました。

トークの内容は、同映画の公式blog内、
監督ノート 百合花日記(ゆりいかにっき)を是非読んでみてください!
http://www.nihonshinju.com/archives/2007/03/post_75.html
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2.10.中野ZERO報告

☆教育に自由を!2・10集会  -日の丸・君が代・愛国心-☆

中野ZEROホール。
なんと500名以上の集客。会場に付くや否や、入れるんだろうか……と心配になりました。

都立高校の元校長先生のお話から始まり、元教員、大学教授、高校生あらゆる人たちのアピール。
闘うシンガーソングライターのミニコンサートもあり、
後半いよいよ、小森陽一氏と鈴木邦男の登場。

小森教授が『愛国者は信用できるか』を読みながら、鈴木先生に問いかけていく形式での対談。
話すたびに、会場から笑いが漏れ、会場の広さを感じさせない、かなりリラックスしたムードでのトークとなりました。
ふたりの呼吸が、ぴったり合っていましたね。

「国を愛する態度」っていうのはどうやって示せばいいのか、という話はおもしろかったです。
たとえば恋人に対してなら、「接吻」「抱擁」などが、態度で示すことになるのかもしれない。
じゃあ、国に対してはどうなのか。大地に接吻するのか?ラスコーリニコフのように。
この東京に、接吻する大地がどれだけ残っているのか。
また、恋人から「私のこと、どれだけ愛してるの?」と聞かれたら、なんて答えるのか。
「死ぬほど愛してる」とか「君のためなら、死ねる」とか、おそらくそういう表現になるだろう。
したがって最終的には「国のために死ねるか」が「国を愛する態度」になるのではないだろうか。
恋人から、「私のどこが好き?」と問われたら「鼻スジが通ってるところ」とか言うかもしれない。
でも、それを言ってしまった時点で、「なんだ、そんなもんか」ということになり、
口に出した時点で嘘になる。
「国を愛する態度」を教えることも、計ることも無理だろう、という結論になった。

なるほど。恋愛に例えて話を進める、小森教授。うまい。

最近は小林よしのり氏や、小林節氏など、旧来の改憲派が、現在の自民党の改憲に待ったをかけている。
鈴木先生も改憲派だが、「自由を規制してアメリカの言いなりになる自主憲法なら、自由のある今の占領憲法のほうがいいだろう」
と発言し、左右を問わず話しあえる場をもっと持つべきだろうと提言した。
結局人間は、右翼が左翼かに別れるのではなく、話し合える人と話し合えない人の二種類に別れる。自分が全て正しいと思わずに、話し合える人となら、意見が違っても積極的に議論すべきだろうという話を終えると、会場からも大きな拍手があった。

うーん……。ウケが良すぎて怖いですねぇ。

終了後、物販で急遽サイン会をし、本はあっという間に売れた様子。
『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)はもちろん『新右翼』(彩流社)が全部売れたのは感激!

いつも「左翼に利用されている」と罵倒されている鈴木先生ですが(笑)、
相手の懐に入らなければ対話はうまれない。
今回のトークを聞いて『新右翼』(彩流社)を購入してくれた人には、是非この本の感想を聞いてみたいですね。【高橋】
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大晦日ロフトプラスワン

写真で振り返る、大晦日ロフト



吉田豪氏と格闘技トーク。
吉田氏は「格闘技については、ここ数年で本を読んで学んだだけで…」と謙遜していましたが、その知識と情報量には舌を巻きました。うーん、勉強家!
それにしてもこのふたりが初めてって意外。



トーク終了後、なぜかお笑いの審査員を務めた鈴木先生。
右の冷蔵庫マンは、優勝者の飯塚俊太郎氏。
鈴木先生のコメント
「自虐的なネタがよかったですね」



おいおい教の教祖様・元氣安氏。
独特のパフォーマンス(儀式?)で場内を魅了。
このメイクでロフト入りし、職務質問二回。そりゃあ、そうですよね。


集合写真です。
ああ、鈴木邦男ってつくづくキワモノだと思われますねえ。

お笑いコーナーも、SMショーも、とても楽しそうに見ていました。
「ロフトのイベントで一番面白かったよ~」
とご満悦の表情で、ロフトをあとにしました。

今年も鈴木邦男および、幣ブログをよろしくお願いいたします。
【高橋】

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10月9日「言論・暴力・ナショナリズム」

自由人権協会主催「言論・暴力・ナショナリズム」シンポジウムが、9日、中央大学駿河台記念館にて行われた。

テロはいけない、表現の自由、戦争反対という半ば当たり前の言説には正直飽き飽きしていた。(正論だとは思うけれど)だが半藤一利氏の、昭和史にみるテロの起こりや、軍国主義の始まり、国家統制などの話を中心に据えたことで、根源的な問題を考えていける充実した議論になったと思う。

半藤氏は昭和史を振り返り、語った。
「日本は突然軍国主義になり、戦争に突入したわけではない。満州事変があり、マスコミによる国家統制があり、ニ二六があり……徐々に戦争に向かっていった。戦後の総括も十分ではなかった」
この日は特別ゲストで、加藤紘一氏も参加した。
加藤氏は、「日本が変わったのは、満州事変よりもっと前。日露戦争からだろう」と語る。うーん。ここまでくると一体何処まで振り返ったらいいのか、私にはわからない。勉強しなくちゃ。

鈴木先生は、マスコミが、右翼を扇動して、事件を作ることを危惧していた。週刊金曜日主催のイベントで不敬コントがあり、それに対する週刊新潮の記事を見てゾッとしたという。「昔の自分だったら、これは我々民族派へのメッセージだと受け取ってしまう。そうは書いてなくても、これを読んで、許せない、事件を起こそうと考える。加藤さん宅に放火した犯人も文芸春秋を読んで事件を思い立った。またSAPIOを読んでいたともいう。マスコミが無自覚にテロを扇動する」

難しい問題だ。表現の自由は当然あるべきだし、統制されるべきではない。かと言って、なんでも書いていいとは言い切れない。マナーやルールというものは極めてグレーなものだ。やはり書き手の責任意識に委ねるしかないのだろう。

個人情報保護法、司法制度改革、小選挙区制、米軍再編問題など議論は多岐に渡り、二時間ではなかなか収集がつかなかった。私自身、勉強不足もありわからない点が多かった。まず半藤先生の本を読んで、自分で考えてみようと思った。日々勉強!【高橋】

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ポレポレ東中野トーク2





映画上映も佳境に入り、客席は多少空席が見えたけどトークは白熱。貴重なお話を聞くことができました。二回目ということで切り口を変えた鈴木先生。『ヤマトタケル』をテキストに、「日本の神話はおおらかで自由奔放、これこそ日本精神」との持論を展開する。それに呼応するように「この映画は神話的ロードムービーだ」と大浦監督は強調する。
 重信メイは巫女で、針生一郎は神主?(にはみえぬが)終わらない戦争、繰り返される死…人知を超えた神の仕業としかいいようがない現実。9.11と日本の8.15を背負った二人が美術、詩、極限からほとばしる芸術をくぐりぬけ、やがてソウル(魂)-韓国へ船出、金芝河へ漂着する。
 「金芝河の発言は心に重く響く」と鈴木先生がいわれた。「神話は右翼だけに占有されてはならない。左翼・民衆が取り戻すべきだ」と日本の現況を分析する金芝河。
 「観るたびに発見・感銘が起きる。映画ではなく文学作品に近い」と二回半観た鈴木先生はいう(途中から鑑賞したみたい)。私も二度目だったのだが複雑で難解との印象がやや溶けて、それぞれの言葉(発言)や映像が初めから終わりまでシンプルにつながっていると感じた。
 「神話的直感性(原始的感覚というのか)という非論理的な事象を、論理的に紡いでいく映画だ」という大浦監督の意図が、鈴木先生との対話を聞くことにより、少しは理解できた気がした。
 さて最後に監督から準備作として驚きの企画が発表された。詳しくは鈴木先生が書かれるでしょうからここでは秘密にしますが、一水会顧問、評論家、文筆家…もうひとつ俳優?となる日も近い!?(関口和弘)
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