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道東 登山の旅 (その3最終回)

2015-10-03 13:23:17 | 山歩き

 カムイヌプリから下山後、今夜の宿 仁伏温泉へ向う。

途中、明日観光予定の硫黄山の辺りから、雨に遭遇。運がよかったな!

ホテル受付のオバサンに云われた「すごい雨だったね」と。

この宿は屈斜路湖畔の水辺から5mの距離に建つので まさに 湖畔のホテルだ。

↓ 明日の予定は、宿~硫黄山~仁伏温泉に戻り~砂湯~美幌峠~女満別空港となる。

この屈斜路湖はカルデラ湖で、 国内最大の面積。湖内に 中ノ島 がある。 


↓ 宿の正面の姿。二階建て。この背面すぐ傍に 湖の水辺。 素朴な宿である。

↓ 売りもの の温泉。豊富な湯量。

浴槽の足元は大粒の玉砂利が敷きつめられて そこから湯が湧き出る感じだ。


↓ 我等が泊まった部屋。豪華なものではないけど。窓辺からの景観がヨシだ 

 

↓  わが部屋の窓から。残念ながら、対岸に聳える藻琴山(1000m)が裾野しか見えてないけど。 

その時期になるとオオハクチョウの群れが飛来して 湖面は賑やかになるという。


写真は撮ってないが、地元ならではの食事で満足。じゃが芋焼酎も楽しめたし。


↓ 翌朝は昨日来た道を 戻って硫黄山へ。 硫黄山という 山の名称は国内で15か所も。

北海道内でも四つもある。    ふふ!  駒ケ岳という名前と同じだね。

 


↓ 駐車場から 硫黄臭がすごい。もっと近くまで寄りつきたいけど、無理だ。 

周囲で、生存する植物は ハエマツとイソツツジ だけ。


↓ かって、この山の産物は、国内外で貴重だった。  

釧路港まで運搬するために、或る事業者は鉄道を敷いたそうだ。 

明治時代の 大富豪、安田善次郎だ。それが現在のJR釧網本線になっている。 

 

↓  次は、再び 仁伏温泉まで戻り湖岸の周回道路を辿る。 観光地の一つ、砂湯へ。

子供等にも人気があり、遊覧ボートなどもある。特徴は水辺の砂を掘ると、すぐに湯が溜まる。

温かいので、手足を突っ込んでみる。屈斜路湖の水温も温かいのでは。

冬季に、オオハクチョウが シベリヤから大挙して飛来、越冬するのも分かる。 

 

↓  屈斜路湖の周囲には、展望台がいくつかある。なかでも人気があるのは美幌峠だ。

屈斜路カルデラの外輪山の一つで、 標高が525mの峠。霧がかかって 視界は中ノ島までが限界。


↓ 借り物写真で見ても対岸の山並みまでか。 その先は雲の中だ。


↓ そこで カシミールの助けで、北東方向に視界を伸ばすと。

今回の山旅目標だった斜里岳、 しかし 雨水増で変更し、登ったカムイヌプリ(摩周岳)も望めるはず。

でも ここで 二つの山にお会いできてよかった。 

 

↓ この標柱はかなり古い物で、 新しい石の標柱も建っているけど。

車道が開通する以前の山道は この標柱の脇に見られる。今は、柵で立ち入れないけど。


↓ 美空ひばりの歌で 「美幌峠」という曲があるそうだ。その記念碑はこんなに立派なもの。

観光客が佇み、その歌が流れてくるのを聴き入っている。 

 

最後に、美空ひばり の肉声を背景にして、美幌峠の風景を 動画風に編集してみると? ↓ 

 

さあ、これで屈斜路湖ともお別れして、女満別空港を目指す。

順調に走れたので、最後の昼食は空港で。 旅の反省会を兼ねて一杯やりながら。


↓ 帰路の上空も やはり厚い雲の上の飛行になる。

でも諏訪湖辺りからは、富士山も見える。有難う! 

 

今度の旅は楽しかった。斜里岳は登山中止になったけど、カムイヌプリも楽しめたし。

仲間の皆さまとの旅は、既に何度も体験して、気心も知れている。  

今年は九州の大分、東北の秋田岩手、それと今回と。

皆さま、お世話になりました。幹事さまにも、特段に頼ってしまい 有難うございました。

次の機会も宜しくお願いします。

 

  

 

 

 

 

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