朝、シンガポールを出て、昼過ぎに香港着。
タクシーでマンダリンホテルへ直行する。 昨秋も、ここに泊まっているので馴染みはよい。
ただし前回と違って思いがけないサービスで上位の部屋を提供します!という事件は、今回はなし。
でも、同行三人が揃って泊まる部屋からはビクトリア港が望めるし、よかった。
真正面の窓からは、あの著名な中国銀行、香港上海銀行の建物が目の前にある。
部屋の内部写真は前回の旅ブログで紹介してあるので、今回の撮影はサボってしまった。
さて、二泊三日の行動はどうだったか?
一日目の夜は, 同行のお一人は香港が初めてという方なので、
揃って、夜のビクトリア港で見られる名物夜景ショウへ。
あのギネスにも登録されている、シンフォニー・オブ・ライツを観光船から楽しみましょう!
九龍側のスターフェリー埠頭から出て、今夜のショウを海上から楽しむツアーに参加しようと、
その船に乗り込むことにする。
まずは、スターフェリーに乗船して対岸の九龍へ。
集合場所の 尖沙咀(ツィムサァツティ)のホテルから、歩いて埠頭に近い、岸壁沿いのプロムナードへ。
この辺りは船に乗らないで陸上から観賞するのには適地なんだ。 すでに待機している方もいる。
乗船する前に待ち時間を使って撮影にはげむ。
ここプロムナードから望む香港島の夜景。左手にマンダリンの部屋の窓から見える銀行も。
右手の高層ビルは国際金融中心ビル。
さらに、左方向の金環地区,シティホールなど。
さらに左手の湾仔(ワンチャイ)地区。中国返還時の記念祭典したホールなども。
そこへ登場したのはアクアルナだ、ジャンク・ボートまがいの帆船。観光船の一つだ。
一昨年春には、この船上でシンフォニー・オブ・ライツを楽しんだ。
香港島正面の中環地区、金融中心ビルから右手は上環地区という。
船舶用岸壁が続くのでチョッと灯りが少なくなる。
いよいよ、時間がきて、船に乗り込む。
ツアー・ガイド嬢の先導で、早手まわしに上部甲板へ出て座椅子を三人分確保して、
さらに香港島側がよく見える船べり側に並んで座ることができた。 ヨシ!
人気の観賞船だけにお客さんも多くて立っている方方々が多い。満席状態というのかな。
ここで出港する。 八時ちょうどからショウが始まった。香港島側も九龍側も。
両岸から併せて30以上の建物から、流れる音楽に合わせて、
ビル照明の点滅やサーチライトの照度加減でリズムを楽しむ。
船上からの観賞は楽しめる。一方では写真を撮るには苦労する。
カメラを持って船内をウロウロ出来ないので、自席から目の前の風景しか撮れない。
で、失敗作もあって今回はこの↓ 写真しか。でもチョッとブレ気味の出来映え。
マンダリンホテルが真正面に見える写真のはずだが。
中国銀行の特徴ある壁面斜めのネオン照明がちょうど点滅中で消えかかっているので。
短い時間だけどシンフォニ―・オブ・ライツを堪能して、帰路途中の中環埠頭で下船する。
遅めの夕食をすぐそばの金融中心ビル内の老舗レストランで!と向う。
人気店はさすが! 店の前で待ち時間があるんだ。 でも美味い!
香港、一日目の夜を大いに楽しんで、Hマンダリンへ戻る。
二日目は?
同行のお二人は、ホテルで静養がてら、近くのマッサジ―店で、 という。
で、当方は街中を単独散策してから、香港一の高層ビル ICC の最上階で展望をめざすことに。
先ずは中環地区から湾岸沿いに上環へ。建物や埠頭でつながっている通路、道路を歩いてみよう。
出発! ここでは路面の歩道を歩かないでも、ビル間をつなぐ通路が多い。
そんなビル間の連絡通路からビクトリアピークが覗いている。 昨秋はあそこからこちらを!
今度は道路沿いから見えた 対岸の ICCビルが。 今日のこの散策の最後はあそこだね!
上環地区に入って、澳門マカオ行きのターミナル埠頭。
たった今、白い航跡を残して船が出発したばかりの光景だ。
なんと! こんなに多くのフェリーや高速船、その他が、ひっきりなしに出発してる。
外国行きって感じがしない。料金は1,500円前後、乗船時間は40~50分。
ここから引き返してスターフェリ-埠頭へ戻ることにする。
でも、往路と同じ道を辿らないようにして、あちこちとウロツキ歩きながら。
船で尖沙咀(ツィムサァツティ)へ渡ってから、大きな埠頭が四つ並ぶ岸壁沿いの道路を真っすぐ北へ。
一昨年、あのレジェンド号で上海~シンガポールのクルーズの際に
寄港したオーシャン・ターミナルの脇を通り抜ける。 なつかしいね。
目的の ICCビル への道筋で見られる最近の建築がいくつか。飽きずに見上げながら歩く。
最初はそのオーシャンターミナルと並ぶハーバーシティに。
こんな、ヒョロ長いマンションも。 危なっかしい!
岸壁沿いに左に曲がるとその先には ICCビルがあるはずだったが。
が、目的地のそこへ行く道路は、ずっと続く工事現場の仮囲い沿いをアチコチと曲がりくねり。
写真の工事現場の先の建物は中環の国際金融中心ビル。
やっと近くまで到達。が、隣のビルが目の前にはだかる。
この建物の左手に、半分だけ見えるのが ICC ビル。 外壁面のカーブが特徴だ。
やっと着いたぞ! でもこんなに道が曲折してるなら鉄道で来ればよかったかな。
このビルの真下に空港行きの鉄道駅があるんだ。 帰りはそれだ!
なんとかチケットを買って100階の展望フロアーへ。
でも、視界はよくない。 対岸の香港島はかすんでいる。
今、歩いてきた道が真下に。向こう側にスターフェリ、手前側に国際埠頭のオ-シャンターミナルだ。
北方向を見ると。貨物、小型船などの港が。このハイウエイが左折して空港へ通ずる。
その下の地中には、地下鉄やエアポートエキスプレスが並んで走っている。
展望階の片隅に世界の10大高層ビルとかが、表示されている。
このビルはアメリカの設計集団 KPF のデザインとも。 名古屋駅の JRビルも、そういえば。
左から三つ目がここICC。 485m、118階。
最後の眺めは、九龍半島の最北、中国との国境の山々を見たかったけど、
残念! 視界が不良で手前の九龍半島の山だけはなんとか。 延々と続いているマンションばかり。
でも、マアマアの満足して、 この展望階にあるレストランで遅い昼食をとる。
帰路はビル下の駅から鉄道に乗って、あっという間に中環へ。
Hマンダリンではマッサジを楽しんだお二人と合流。 満足で癒しの半日だったらしい。
夕食はお目当ての記酒店へ。毎度おなじみです。 予約はしてある。
相変わらずの人気店でいつの間にか満席。 隣の卓には日本人の二人連れも。
料理を堪能して、香港最後の夜にも満足。
翌朝、朝食前7時にホテルを発ってにタクシーで空港へ。
これで、年越しのマラッカ海峡クルーズ、 シンガポールと香港の旅、 を満喫して中部空港へ。
想い出の旅がまた一つ、 短いけど八回にわたった 旅ブログはこれで 幕としましょう。
最後になりますが、
道中ずっと、当方の我がままな行動にもかかわらず、お世話になりましたお二人に感謝いたします。
またの機会を楽しみに!