美人画、唄野桃翠(ばいのとうすい)の回顧展を見に行った。
ギャラリー住吉橋

前まで行って、写真を撮ってると、同級生は気付いて出てきてくれた。
唄野桃翠生誕112年回顧展の書

同級生、すなわち唄野桃翠の息子の書。
藤娘

入口のガラス越しに撮ったので、景色が反射して、うまく撮れなかった。
平成17年(2005年)作品。
浄炎

案内の絵葉書にもなってる、唄野桃翠の代表作。
平成7年(1995年)作品。
鏡獅子

平成9年(1997年)作品。
岩絵具:日本画の絵具の一つに岩絵具があって、主に鉱石を砕いてつくられた粒子状の物に膠液(にかわえき)と加えて作る・・・らしい。
ギャラリーの会場で教えてもらった。
我々が、チューブから絵具を絞り出すように簡単にはいかない。
花のみだれ

平成8年(1996年)作品。
ガラスの反射を抑えるため、斜めから撮った。
春の光

昭和63年(1988年)作品。
京美人・・・個人的感想
楊貴妃追想

平成12年(2000年)作品。
飛鳥の曙

岩絵の具の準備もさることながら、金箔を貼る作業から始める・・・らしい。
画用紙のように、ええ~い、失敗、もう1枚、という訳にいかない。
春愁

昭和57年(1982年)作品。
水色の紗(しゃ)かレースのような透明感のある布を綺麗に表現してる。
この頃の雅号(がごう)は蛾生(がせい)。
若い頃は蛾生という雅号で作品を出してたけど、重たいとのことで、桃翠(とうすい)に変えた。
簪(かんざし)

昭和59年(1984年)作品。
この頃の雅号は蛾生。
京の宵

平成7年(1995年)作品。
浴衣(ゆかた)から肩が出てて色っぽい・・・個人的感想。
舞妓(まいこ)

昭和59年(1984年)作品。
この頃の雅号は蛾生。
てんかふんを塗ったような白い顔・・・個人的感想。
夕月桂女

桂女と書けば「かつらめ」
大原女と書けば「おはらめ」
平成11年(1999年)作品。