人間万事塞翁が馬
人生万事塞翁が馬(じんかんばんじさいおうがうま)とは、人生における幸不幸は予測しがたいということ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえ
私の座右の銘です。幸せな時も苦しく辛い時も「戒め」として、私はこの言葉をそばに置いて生きています。
今年はとりわけ、年初めから心と体が普通じゃなくなりました。
今年のお正月は、愛知に住むツギオ(次男)の家で過ごしました。
ツギオは仕事で、今年2月から2年間ドイツに家族と一緒に住むことになりました。
次男君が生まれ4人家族になったツギオ家族。
ツギオの住むところから一駅のところにナガオ(長男)家族が住んでいます。
男一色だった花房ファミリーに「紅一点」の女の子が生まれ5人家族になったナガオ家族。
鈴鹿市に住むミツオ夫婦のところには、昨年10月待望の第一子が生まれ3人家族になりました。
花房ファミリー、総勢14名。
ドイツに行くことになったツギオ家で正月を迎え、平成30年のスタートです。
幸せなお正月でした。主人は翌日にはインドネシアへ。
休み明け仕事出勤した私ですが(中規模の病院のハードな部署で週4のパート勤務)
なんとなく体の異変を感じるようになっていました。
頭が重く、仕事の効率が明らかに悪くなっている。普段やらないミスを幾つかやりました。一睡もできずに出勤した日、すぐに師長に相談しました。
「花房さん、まずは眠れるようにしよう。すぐに受診して眠剤処方してもらって」
「仕事はしばらく休みをとって。長く仕事するために躊躇せず休んでください。」
ブラチゾラム(レンドルミン)、エチゾラム(デパス)の2種類の眠剤、頓服で2週間分出してもらいました。
眠剤を飲みたくない私はこれを服用せず、なんとか自力で眠れないものかと悪あがきするのですが、一睡もできない酷い不眠が続きます。
カチコチと鳴り響く時計の秒針。早朝向かいの家に止まる牛乳配達の車のエンジンの音。
朝刊の新聞配達のバイクの音。時々喧嘩している近所の放し飼いの猫たちの鳴き声、
主人はアクション映画が大好きですが、その音が酷く耳障りになりました。
音に非常に敏感になっていて、とにかくそれが辛い。
音楽も聴きたくないし、テレビの音量もうんと下げてほしかった。
主人は、大好きな洋画を観ることを否定されているようで、一度酷く憤慨しました。
ああ、4年前のあの時と一緒だ・・・・。
私は主人にポツリと言います。
「私、普通じゃなくなってる」
おそらく、うつろな目をした私を主人は不安そうな顔で見ていたと思います。
1月末から約2週間、インドネシアの出張を兼ねて一緒に旅行することになっていましたから。
行けるのか、インドネシアに私。
続く~
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