ピラティス【pilates】
1920年代に、ドイツの従軍看護師だったヨゼフ・ピラティスが考案し、
第1次世界大戦の負傷兵のリハビリテーションのために実施された、ヨガや太極拳を取り入れたエクササイズ。
ヨガのような腹式呼吸ではなく胸式呼吸で、体幹の深層筋を鍛えることを特徴とする。
欧米のバレエダンサーたちが愛好しているという話題とともに、日本では2005年ごろから流行が始まった。
つい先日、利用しているコナミで変則プログラムだった祭日に、ピラティスに出てみました。
初めてのプログラムです。
簡単にできるユルいものかと思っていたらとんでもない!
ピラティスが初めてという人が多かったその日、インストラクターはピラティスについて解りやすく丁寧に説明しながらやってくれました。
太極拳をやっていますが、これは腹式呼吸。
胸式呼吸、なかなか難しいです。
《身体のつくりと仕組み》
お腹周りにあたる胴体は、「体幹」という身体の幹の部分になります。
お腹周りには内臓があるので、内臓の中心に串が刺さったように脊柱(背骨)があります。
お腹周りの脂肪も筋肉も内臓を全て取り去ってしまい骨だけの状態になったら、
お腹周りにある骨は脊柱(背骨)だけということになります。
脊柱の上には肋骨(ろっこつ)脊柱の下には骨盤があります。
《インナーマッスルとアウターマッスルの違い》
筋肉は意識的に動かすことができます。
直接内臓を動かしたり血流を早くすることはできませんが、瞬きも声を出すのも呼吸も筋肉で動かしています。
人の身体は、インナーマッスル→3枚のアウターマッスル→皮下脂肪→皮膚
という構造になっているので、どんなにお腹が柔らかく筋肉がないと思っている人でも、何枚の層になった腹筋が必ず存在していて、なくなることはありません。
アウターマッスルとは、身体の外側(表層)にある大きな筋肉のことを言います。
わかりやすいのはシックスパックと呼ばれる6つに割れている腹筋、筋トレで鍛えるような胸や背中・力こぶ・太もも肩の筋肉など、とてもパワーがあり身体を動かす時に必ず動いている筋肉がアウターマッスルになります。
インナーマッスルは、骨に一番近い位置にあり骨にべったりとついているような筋肉のことを言います。
インナーマッスルは身体を支え・安定をつくる役割りをしていて、アウターマッスルより深い場所にあることから、「深層筋」とも呼ばれています。
例えば背骨のインナーマッスルは背骨を支えるように、背骨の後ろと前についています。
その上に内臓があり、内臓のまわりにもインナーマッスルがついているという構造になります。
人の身体にはアウターマッスルとインナーマッスルの他に、骨と骨の間の関節を安定させている「靭帯」という組織もあるのですが、アウターマッスルと靭帯の間のような役割りをしてくれるのが、インナーマッスルになります。
インナーマッスルは背骨や骨盤などの骨を正しい位置で支えている時に動いているので、腹筋や背筋・脚の筋肉ようなアウターマッスルに比べると”使っている”という感覚を感じにくい筋肉になります。
筋肉をうごかしていると感じていない時こそ、インナーマッスルが動いていると思っても良いほどです。
<アウターマッスルがついている場所>
大胸筋・上腕二頭筋・腹直筋・大腿筋・大腎筋など
<アウターマッスルの特徴>
身体の外側にあり大きな力を出す、ハードな運動や力を出す時に使う
<インナーマッスルがついている場所>
小胸筋・前鋸筋・腹横筋・骨盤底筋群など
<インナーマッスルの特徴>
骨の近くにある深層筋。関節を回す・日常的な身体の動き・微妙な動きをするときに使う
腰痛や肩こり・膝の痛みなどの原因の多くは、アウターマッスルの使いすぎです。
腰や背骨・太ももなどの筋肉が弱いから痛くなると思っている方の多いかと思いますが、
逆に使いすぎてしまった結果、痛みが出たという見方もあるのです。
例えば、膝が痛い原因は加齢による太もも筋力の低下だと言われたとしても、実際にもっと筋力が低下しているのは「お尻の筋肉」だったということも。
お尻の筋力があれば、太ももの筋肉に頼りすぎることなく脚をバランス良く使えるので、膝の痛みが出なかったと考えられるのです。
このお尻の筋肉を使いやすくするのは、股関節や骨盤周りのインナーマッスルが影響してきます。
加齢とともに筋力は低下しますが、一番衰えるのは実はインナーマッスル。
インナーマッスルが衰える→使いやすい筋肉(アウターマッスル)を使う→膝・腰の痛みにつながる
というケースがとても多いのです。
インナーマッスルはアウターマッスルの出力を調整してくれていると頭に入れておきましょう。
「腰痛の原因は腹筋が弱いから」→「腹筋を強くする」→「腹筋を鍛えましょう」となったり、「インナーマッスルと鍛えましょう」と言うのは少し違います。
「腹筋を上手く使えていない」「腹筋を使える状態にしましょう」となるのが適切な言い方です。
なぜかと言うと、インナーマッスルがすごく強くあるのに、単純に使い方がわからないままの方や、全く鍛えていない状態の人でも使い方さえわかれば大きく改善するケースがほとんどだからです。
「弱いから鍛える」ではなく「使えていないところを使えるようにする」という風に考えたほうがモチベーションもあがります。
今までは引き締まった腹筋や腰痛を改善するために、腹筋運動をするという方も多かったと思いますが、腹筋運動は非効率です。
インナーマッスルを上手く使うことで、ウエストのサイズダウンも腰痛改善も期待できます。
上記はMY BODY MAKEより抜粋
コナミのインストラクターが上記のことを丁寧にわかりやすく、そして楽しく説明してくれました。
健康でいるために筋肉を効率的に使うのだ!
欲しいのはしなやかな筋肉と小金❗️
1920年代に、ドイツの従軍看護師だったヨゼフ・ピラティスが考案し、
第1次世界大戦の負傷兵のリハビリテーションのために実施された、ヨガや太極拳を取り入れたエクササイズ。
ヨガのような腹式呼吸ではなく胸式呼吸で、体幹の深層筋を鍛えることを特徴とする。
欧米のバレエダンサーたちが愛好しているという話題とともに、日本では2005年ごろから流行が始まった。
つい先日、利用しているコナミで変則プログラムだった祭日に、ピラティスに出てみました。
初めてのプログラムです。
簡単にできるユルいものかと思っていたらとんでもない!
ピラティスが初めてという人が多かったその日、インストラクターはピラティスについて解りやすく丁寧に説明しながらやってくれました。
太極拳をやっていますが、これは腹式呼吸。
胸式呼吸、なかなか難しいです。
《身体のつくりと仕組み》
お腹周りにあたる胴体は、「体幹」という身体の幹の部分になります。
お腹周りには内臓があるので、内臓の中心に串が刺さったように脊柱(背骨)があります。
お腹周りの脂肪も筋肉も内臓を全て取り去ってしまい骨だけの状態になったら、
お腹周りにある骨は脊柱(背骨)だけということになります。
脊柱の上には肋骨(ろっこつ)脊柱の下には骨盤があります。
《インナーマッスルとアウターマッスルの違い》
筋肉は意識的に動かすことができます。
直接内臓を動かしたり血流を早くすることはできませんが、瞬きも声を出すのも呼吸も筋肉で動かしています。
人の身体は、インナーマッスル→3枚のアウターマッスル→皮下脂肪→皮膚
という構造になっているので、どんなにお腹が柔らかく筋肉がないと思っている人でも、何枚の層になった腹筋が必ず存在していて、なくなることはありません。
アウターマッスルとは、身体の外側(表層)にある大きな筋肉のことを言います。
わかりやすいのはシックスパックと呼ばれる6つに割れている腹筋、筋トレで鍛えるような胸や背中・力こぶ・太もも肩の筋肉など、とてもパワーがあり身体を動かす時に必ず動いている筋肉がアウターマッスルになります。
インナーマッスルは、骨に一番近い位置にあり骨にべったりとついているような筋肉のことを言います。
インナーマッスルは身体を支え・安定をつくる役割りをしていて、アウターマッスルより深い場所にあることから、「深層筋」とも呼ばれています。
例えば背骨のインナーマッスルは背骨を支えるように、背骨の後ろと前についています。
その上に内臓があり、内臓のまわりにもインナーマッスルがついているという構造になります。
人の身体にはアウターマッスルとインナーマッスルの他に、骨と骨の間の関節を安定させている「靭帯」という組織もあるのですが、アウターマッスルと靭帯の間のような役割りをしてくれるのが、インナーマッスルになります。
インナーマッスルは背骨や骨盤などの骨を正しい位置で支えている時に動いているので、腹筋や背筋・脚の筋肉ようなアウターマッスルに比べると”使っている”という感覚を感じにくい筋肉になります。
筋肉をうごかしていると感じていない時こそ、インナーマッスルが動いていると思っても良いほどです。
<アウターマッスルがついている場所>
大胸筋・上腕二頭筋・腹直筋・大腿筋・大腎筋など
<アウターマッスルの特徴>
身体の外側にあり大きな力を出す、ハードな運動や力を出す時に使う
<インナーマッスルがついている場所>
小胸筋・前鋸筋・腹横筋・骨盤底筋群など
<インナーマッスルの特徴>
骨の近くにある深層筋。関節を回す・日常的な身体の動き・微妙な動きをするときに使う
腰痛や肩こり・膝の痛みなどの原因の多くは、アウターマッスルの使いすぎです。
腰や背骨・太ももなどの筋肉が弱いから痛くなると思っている方の多いかと思いますが、
逆に使いすぎてしまった結果、痛みが出たという見方もあるのです。
例えば、膝が痛い原因は加齢による太もも筋力の低下だと言われたとしても、実際にもっと筋力が低下しているのは「お尻の筋肉」だったということも。
お尻の筋力があれば、太ももの筋肉に頼りすぎることなく脚をバランス良く使えるので、膝の痛みが出なかったと考えられるのです。
このお尻の筋肉を使いやすくするのは、股関節や骨盤周りのインナーマッスルが影響してきます。
加齢とともに筋力は低下しますが、一番衰えるのは実はインナーマッスル。
インナーマッスルが衰える→使いやすい筋肉(アウターマッスル)を使う→膝・腰の痛みにつながる
というケースがとても多いのです。
インナーマッスルはアウターマッスルの出力を調整してくれていると頭に入れておきましょう。
「腰痛の原因は腹筋が弱いから」→「腹筋を強くする」→「腹筋を鍛えましょう」となったり、「インナーマッスルと鍛えましょう」と言うのは少し違います。
「腹筋を上手く使えていない」「腹筋を使える状態にしましょう」となるのが適切な言い方です。
なぜかと言うと、インナーマッスルがすごく強くあるのに、単純に使い方がわからないままの方や、全く鍛えていない状態の人でも使い方さえわかれば大きく改善するケースがほとんどだからです。
「弱いから鍛える」ではなく「使えていないところを使えるようにする」という風に考えたほうがモチベーションもあがります。
今までは引き締まった腹筋や腰痛を改善するために、腹筋運動をするという方も多かったと思いますが、腹筋運動は非効率です。
インナーマッスルを上手く使うことで、ウエストのサイズダウンも腰痛改善も期待できます。
上記はMY BODY MAKEより抜粋
コナミのインストラクターが上記のことを丁寧にわかりやすく、そして楽しく説明してくれました。
健康でいるために筋肉を効率的に使うのだ!
欲しいのはしなやかな筋肉と小金❗️