ムトゥ 踊るマハラジャ

ムトゥ 踊るマハラジャ

（1995・インド）

製作：

ラジャーム・バーラチャンダル

プシュバー・カンダスワーミ

監督・脚本：

Ｋ・Ｓ・ラヴィクマール

撮影：

アショークラージャン

音楽：

Ａ・Ｒ・ラフマーン

出演：

ラジニーカーント、

ミーナ、

サラットバーブ

ラーダー・ラヴィ、

センディル、

ヴァディヴェール

ジャカバーラティ

日本でロングラン・ヒットを飛ばしたインドの娯楽映画

タミルナードゥ州の大地主ラージャーに仕えるムトゥは、

周りの誰からも絶大な信頼を集めていた。

ラージャーは、ある劇団の看板女優ランガに一目ぼれ

しかし、ランガはムトゥと恋に落ちる。

自分の娘をラージャの花嫁と考えていた、ラージャの母親の兄は、ムトゥが悪党でランガを脅し、結婚を迫りこの屋敷の財産を騙し取ろうとしていると、嘘をラージャに

吹き込む。

怒ったラージャは、長年仕えたムトゥを屋敷から追い出すのだが、、、。

世界一の映画製作本数を誇る映画大国インド

一年間に作られる映画は、平均800本にも及ぶ。

インドで作られる映画の９５％は大衆的娯楽映画

そこで欠かせないのは

「わかりやすく、先が読める展開」

「美男と美女の恋」　

３０分に一度は歌って踊る」　　

の３大要素で、最後はもちろんハッピーエンド。

南インドの都市、チェンナイの街の映画館では　

人々が、スーパースターに熱狂し、　

大人も子供も映画の歌を歌い踊り・・・

まさに、そのとおりの映画です。

最初は、なんか能天気な映画なのか？

と面食らうのですが

なかなかどうして。十分楽しめます。

ヒットした理由は、まず見てからです。

インドの音楽も踊りも独特。

歌が癖になりそう（笑（

ランガ役のミーナが、とても健康的で魅力的。

大きくてきれいな目が、キュートです。

つぎは、泣けるというマハラジャ２を観なければ。