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くまこの行動記

くまこの登山やハイキング、旅の記録をメインに日常の生活を綴っていきます。

父島から東京へ

2012-03-06 18:45:59 | Weblog
25時間の船旅を追え、3時半に竹芝桟橋に着きました。
今ホテルですが体が揺れているようです。
島ではやはりネット事情が悪く、まとめて4日からの分と写真をUPします。

3/4 森探検ツアー
小笠原の固有種植物の説明が主の亜熱帯特有の森散策です。
8名中、私と学生1人以外はかなり熱心に質問しながらアップダウンの散策路を歩いたり、車で移動したりの1日でした。
世界遺産になってから特に固有種の保護や外来種の排除のため、ガイド付きでなければ入れないところもあります。
まして1歩入ると鬱蒼としたジャングルのようなところで、知っている人と一緒でなければ歩けません。見たことのない樹木ばかりでした。


3/5 戦跡ツアー
小笠原は戦争の名残が多く残るところです。
戦時中の座礁船のまわりにたくさんの魚がいるためシュノーケルでも行きましたが・・・地下壕や銃弾の跡が残る壁、大砲など戦後60数年たっているとは思えないほど、原型がわかる程に残っているのです。発電棟などちょっとした体育館のような大きさのまま、コンクリートの建物として残ってます。
雨が少ないこと、ジャングルのような樹木が影響しているのでしょうか。
トンネル状の司令部の跡などは真っ暗で懐中電灯で自分の足元を照らしながら迷路のようなところを歩いたのですが、このように手付かずにして見学させていることにも驚きました。


こうして、海、陸のツアーで目いっぱい行動し、5日午後2時に父島を離れました。
出航風景はすごいパフォーマンスです。
岸壁では、宿泊関係者、ガイド関係者など総出の見送り。
太鼓あり、チアリーディングあり、応援団風の大声援あり、そして驚きは
10艇余りの観光船が約20分も帆走し、若いスタッフたちが船から飛び込むのです。
これが数日に1度の出航のたびに行われると言うのですからびっくり!
感動ものですが事故がないことを祈ります。
くじら わかります?  恥ずかしながら
帰りは24000円アップし、4人部屋(2段ベット)の1等船室。
お陰で酔うこともなく、眠ることができました。
満席に近い中で、1人だったからできたことでした。