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クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

定例観察 コムラサキ初認

2020年05月20日 | 大吉調節池
5月15日大吉調節池での定例観察で観察できた事柄を書く。

駐車場近くのイチョウの実が若干大きくなって来ていた。
イチョウ
駐車場のある大吉公園ではアカボシゴマダラ、アオスジアゲハ、
ナガサキアゲハ、チャバネセセリ、イチモンジチョウ?、コミスジ、
ハラビロトンボ、ヨコヅナサシガメなどの昆虫のほか、子連れのムクドリ、
スズメ、シジュウカラ、ツバメ、ハシブトガラスなどが見られた。
アカボシゴマダラ春型
チャバネセセリ
コミスジ
ヨコヅナサシガメ
シジュウカラ
大吉調節池の排水機場では、スイカズラの花が咲き、甘い香りを
放っていた。相変わらず、新方川沿いをウォーキングをしている方が
沢山いた。
スイカズラの花
調節池では、先週まで見られたコガモは見られず、また、オオバンも
2羽と数が減っていた。スズメ、カワラヒワ、ツバメ、ムクドリ、
ヒヨドリ、キジバト、カワウ、カルガモ、ゴイサギ、アオサギ、
コアジサシ、オオヨシキリ、ハシブトガラス、ハシボソガラスなどが
確認できた。個体数は少なかった。
オオバン
ゴイサギ、アオサギ
調節池で昆虫は、アブラムシ2種(ギシギシアブラムシ?、モモコフキ
アブラムシ)、ハナアブ科の蛹、モンシロチョウ、モンキチョウ、コムラサキ、
ハラビロトンボ(多数)、キムネクマバチ、ヤナギルリハムシ(成虫、幼虫、蛹)
などが見られた。
ギシギシアブラムシ

モモコフキアブラムシ

ハナアブ科蛹
ヤナギリリハムシは成虫、幼虫、前蛹、蛹などがヤナギの木で観察できた。
ヤナギリリハムシ交尾
ヤナギリリハムシ幼虫
ヤナギリリハムシ前蛹
ヤナギルリハムシ蛹
このヤナギにはコムラサキ2頭が飛来し、とまってくれた。今シーズン初めて確認した。
コムラサキ

キムネクマバチは産卵のための巣穴を空ける場所を探しているようだった。
キムネクマバチ
ハラビロトンボ
ハラビロトンボ
ナミテントウ幼虫
ナミテントウ前蛹
植物は、先週から見られたヤセウツボの花が終わりに近づいており、
先週なかったコヒルガオの花などが見られた。
ヤセウツボ
コヒルガオ


また、オオジシバリは、一部に結実しているものも見られた。
オオジシバリ
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定例観察 昆虫が多い

2020年05月13日 | 大吉調節池
大吉調節池に定例観察に5月7日行った。曜日を変えたのは土日は人出が多くCOVID-19
の感染防止を考慮したからだ。もっとも、他の方と歩く場所が違うので、人との接触は
ほとんどない。

春となり、見られる昆虫が増えている。
それにつれて、昆虫を食べる夏鳥も飛来しはじめている。

ツバメ、オオヨシキリ(鳴声のみ)、コアジサシ2羽などの夏鳥が確認できる一方、
まだ、コガモ、オオバンなどが確認できた。
コアジサシ



コガモ雄
観察できた鳥は、スズメ、ムクドリ、モズ、ゴイサギ幼鳥、カルガモ、ハシボソガラス、
カワウなどだった。
ゴイサギ幼鳥
カルガモ交尾
アカボシゴマダラ2頭を初認し、ナガサキアゲハ1頭の写真を撮影できた。また、
ハラビロトンボが多く発生し、交接している姿なども見られた。
アカボシゴマダラ


ナガサキアゲハ


ハラビロトンボ交接





昆虫は、ベニシジミ、ヤマトシジミ、コミスジ、モンシロチョウ、モンキチョウ、
アゲハ、キアゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、コガタルリハムシ、ヤナギルリハムシ、
ナミテントウ、シオカラトンボ(飛翔を目視、不確実)などを確認した。
コミスジ
アゲハ

ヤナギルリハムシは、卵、幼虫、成虫が観察できた。
ヤナギルリハムシ卵
幼虫
ヤナギリリハムシ成虫
シロツメクサなどに寄生するヤセウツボを見ることができた。
ヤセウツボ

植物は、ユウゲショウ、カワヂシャ、オオカワヂシャ、タガラシ、アメリカフウロ、
スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、カスマグサ、オオジバリ、アゼナルコ、チガヤ、
シロツメクサ、ムラサキツメクサ、ウラジロチチコグサなどが見られた。
ユウゲショウ
駐車場近くのカツラは結実し始めている。
カツラ
ここでは少ないオヤブジラミも僅かに見られた。
オヤブジラミ


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定例観察

2020年04月29日 | 大吉調節池
4月24日定例観察に大吉調節池に出かけた。

この頃は、散歩や公園に来る親子連れなどもあり、駐車場が混んでいるので、
曜日や時刻をずらし、マスクを付けて歩いている。
COVID-19をうつしたり、うつされたくないので・・・

この日は、イチョウの雄花と雌花の写真を撮影することでした。
車を降りるとすぐに、雌雄異株のイチョウの枝を観察した。雄花はすぐに
見つかったが、雌花がなかなかわからなかった。
やっと、見つけてそれぞれの写真を撮影した。
イチョウ雄株
雄花
イチョウ雌株
雌花
次に、桜の幹で、ヨコヅナサシガメを7個体見つけた。
ヨコヅナサシガメ
ヨコヅナサシガメ
調節池に行くと、オオカワジシャ(特定外来生物)が繁茂している箇所があった。
この、繁茂は、盛り土の影響の可能性もあるのかと思っている。
オオカワヂシャが繁茂


調節池では、今年もハラビロトンボが複数個体初認できた。
ハラビロトンボ



また、柳の木では先週あたりから姿を見せたヤナギルリハムシが複数交尾している
のが観察できた。
ヤナギルリハムシ
ツバメがヨシの影で囀っているのが聞こえたので、とまっているのを撮影したいと
思い、しばらく待ってみた。
ツバメ



また、調節池近くの電柱でハシボソガラスの夫婦が巣作りをしていた。
ハシボソガラス巣
鳥は、スズメ、シジュウカラ、アオジ、ツバメ、ムクドリ、ヒヨドリ、キジバト、
ハシブトガラス、ハシボソガラス、バン、オオバン、コガモ、カルガモ、コサギ、
アオサギ、ダイサギ、タシギなどが観察できた。
オオバン
アオサギ
昆虫は、フジの花が咲いている場所でキムネクマバチが飛翔しているのが見られた。
こいつは、フジの花粉を媒介する重要な昆虫だ。
通常は、雄しべ、雌しべは花の中に隠されており、クマバチがとまると、姿を現す
仕組みのようである。
フジ


フジの花の内部
そのほか、ベニシジミ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ナナホシテントウ、
コガタルリハムシなども見られた。
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定例観察

2020年04月15日 | 大吉調節池
4月11日人に近づかないように気をつけながら、散歩を兼ねた定例観察を大吉調節池で行った。
もともと、普通の人が歩かない場所で観察しているので、人と接触することは少ないのだが・・・

まだ、桜の花が残っており、家族連れや散歩の人、釣り人などが多く見られた。

面白かったのは、魚の死骸をついばむハシボソガラスや釣り人の餌をかすめ取るハシボソガラス
が観察できことだ。
●魚の死骸を食べるハシボソガラス

●釣り人の餌をかすめ取るハシボソガラス


また、今シーズン初めてヤナギルリハムシをヤナギの葉で見ることができた。
ヤナギルリハムシ


観察できる鳥は少なくなって来ている。
スズメ、カワラヒワ、シジュウカラ、オオジュリン、ツバメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ、
モズ、キジバト、タシギ、ゴイサギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カワウ、バン、
オオバン、コガモ、カルガモ、ヒドリガモなどが観察できた。
オオジュリン
ツグミ
モズ
ヒドリガモ、コガモ
バン
オオバン、ヒドリガモ
カルガモ
昆虫は、ベニシジミ、ツマキチョウ、モンキチョウ、モンシロチョウ、アゲハ、コガタルリハムシ、
ヤナギルリハムシなどが見られた。
ベニシジミ
ツマキチョウ
モンシロチョウ
オオカワヂシャの花で吸蜜するモンキチョウ
アゲハ
植物は、桜、カリン、アメリカハナミズキ、ノヂシャ、ヘラオオバコ、ハルジオン、ホトケノザ、
ヒメオドリコソウ、オオジシバリ、オオカワヂシャ、タガラシ、オオイヌノフグリ、ノボロギク、
スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、カスマグサ、ナガミヒナゲシなどの花が見られた。
アメリカハナミズキ
オオカワヂシャ
ヤナギの種子
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定例観察 3月27日

2020年04月02日 | 大吉調節池
3月27日の大吉調節池の定例観察状況を書く。
大吉公園駐車場に車を停め、歩き始めるとすぐに、アカハラが確認できた。
幸先が良いなと思った。
アカハラ

カリンの花がかなり咲いており、ヒヨドリ2羽が花を食べているところを見ることができた。
カリンの花

また、ヒヨドリがサクラを吸蜜しているところも見られた。

カツラの雌花序、雄花序を確認した後、新方川にでると、ヒドリガモ、オオバンが見られた。
ヒドリガモ
この日、特筆すべきは、この大吉調節池で初めてツマキチョウを確認できたことである。
ツマキチョウ


調節池では、オオバン25羽、コガモ、カルガモ、ハシビロガモ、カワウ、ゴイサギなどが観察できた。
オオバン
オオバン採餌
カルガモ
ヒドリガモ
ハシビロガモ
このほか、観察できた鳥は、スズメ、カシラダカ、ハクセキレイ、ムクドリ、モズ、ツグミ、ヒヨドリ、
キジバト、タシギ、ゴイサギ、アオサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラスなどだった。
カシラダカ


ハクセキレイ
モズ
アオサギ
昆虫は、ベニシジミ、キタキチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウ、キタテハ、ツマキチョウ、アメンボ、
ヤフシキアシヒメバチ?、ナナホシテントウなどが見られた。
ベニシジミ
モンシロチョウ
アメンボ
ヤフシキアシヒメバチ?
ナナホシテントウ
植物はホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリ、ノヂシャ、ノボロギク、カラスノエンドウ、
スズメノエンドウ、カスマグサ、ナズナ、オオジシバリ、タガラシ、タネツケバナ、ノボロギクなどの
花が見られた。
ノヂシャ
ノボロギク
タンポポ
カスマグサ



このほか、アマガエルの鳴声や、アカミミガメなどが確認できた。

この日は風が強く、桜の花が風で散っているのが見られた。

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