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クマゲラの鳥見日記   自然観察とバードウォッチングの記録

ブログ名は昔、白神山地で見たクマゲラに由来
2009年5月OCNブログ開設後、
2014年10月20日GOOに引越

定例観察 8月30日

2020年09月01日 | 大吉調節池
定例観察で見たキアゲハ、ウチワヤンマなどの産卵については、すでにブログに書きました。
8月30日の大吉調節池の定例観察では、暑くて水やスポーツドリンクを1.5リットル程度も
飲んでしまいました。自宅に帰ると直射日光に長時間さらされたためか、若干頭痛もしたので、
軽い熱中症にかかったかもしれないと思いました。

鳥は少なく、スズメ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ムクドリ、キジバト、カルガモ、ゴイサギ、
ダイサギ、カワウ程度しか見られませんでした。
シジュウカラ
ゴイサギ
ダイサギ採餌
カワウ
それに対して昆虫は、ウリハムシ、ヤナギルリハムシ、コバネイナゴ、エンマコオロギ、クビキリギス、
シオカラトンボ、コフキトンボ、コシアキトンボ、ウチワヤンマ、ベニシジミ、イチモンジセセリ、
チャバネセセリ、コミスジ、モンシロチョウ、モンキチョウ、ツマグロヒョウモン、サトキマダラヒカゲ、
ヒカゲチョウ、アサマイチモンジ、アオスジアゲハ、アゲハ、キアゲハ、クロアゲハ、アメリカジガバチ、
ツクツクボウシ、アブラゼミ、ミンミンゼミなど多くの種類が観察できました。
ウリハムシ
エンマコオロギ
コバネイナゴ
クビキリギリス
シオカラトンボ所場争い
コシアキトンボ
チャバネセセリ
モンキチョウ
コミスジ
ツマグロヒョウモン
サトキマダラヒカゲ
ヒカゲチョウ
アオスジアゲハ
アゲハ吸水
クロアゲハ吸水
キマダラカメムシ
ツクツクボウシ
アブラゼミ
このうち、アサマイチモンジの確認は、私としては大吉調節池(越谷市内)では初めてでした。
アサマイチモンジ

ヤナギの木の葉には、ヤナギルリハムシの蛹が多く付いているほか、成虫も見られ、
若干の幼虫も見られました。
ヤナギルリハムシ蛹
ヤナギリリハムシ幼虫
ヤナギルリハムシ成虫
クモはジョロウグモが多く見られた。先に書いたヤマトコマチグモ、カバキコマチグモ等も
少数見られた。暑さのため、観察が適当になっているのか、草刈のせいなのか今週は
ナガコガネグモは観察していない。
ジョロウグモ
小さなカナヘビを1匹見たのだが、写真を撮る前に、草むらに姿を消した。
植物で特筆すべきは、昨年繁茂していた場所には草刈され見れなくなったが、異なる場所に
少数だがゴキヅルが生えており、花を咲かせていたことです。

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昆虫の産卵を観察

2020年08月31日 | 大吉調節池
大吉調節池に炎天下の8月30日に行き定例観察をした。
定例観察の内容をブログ1回で書くと、多くなりそうなので、分けて
書くことにした。
まずは、印象的だった昆虫の産卵について書くことにした。

草刈の済んだ調節池の草原では、キアゲハを雌4頭、雄1頭を見た。
キアゲハの雌は、草原を低く飛んで、食草(セリ科)を探しては、
産卵していた。そこに雄1頭が飛翔してきて、雌に付きまとっては
拒否されていた。
キアゲハ求愛

キアゲハ雌が、セリ科の植物の葉に産卵した直後、近づいて、卵の
写真を撮影した。
キアゲハ産卵
キアゲハ卵
キアゲハ卵
池では、ウチワヤンマの交尾が見られた。その後、雄が近くで見張る中
雌が水面に浮いている植物に産卵していた。
ウチワヤンマ
ウチワヤンマ交尾
産卵 雄が見張る
ウチワヤンマ産卵
また、昆虫ではないが、カバキコマチグモの巣を見ることができた。
ヨシの葉をちまき状に巻いた産室の中に卵がある可能性があったが、
カバキコマチグモの生息数が少なく、また、開けると、かわいそう
なので、巣の中を開けて内部を見ることはしなかった。(咬まれると
激痛を感じると本にかいてあることもあって)
カバキコマチグモ巣

今まで、大吉調節池ではヤマトコマチグモの巣は多く見たのだが、
カバキコマチグモの巣は確認していなかった。
ヤマトコマチグモ巣
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定例観察 8月22日(土)

2020年08月25日 | 大吉調節池
熱中症を回避するために、大吉調節池の定例観察に朝少し早く観察に出かけた。
車をとめて大吉公園を歩き始めると、イチョウの実やカツラの実を見ることが
でき、アゲハが飛翔していた。また、ミンミンゼミが五月蠅く鳴いており、
ツクツクボウシやアブラゼミも鳴いていた。
カツラの実
イチョウの実
アゲハ
ミンミンゼミ
ツクツクボウシ
アブラゼミ
先週見つけたミカンの木のアゲハの幼虫を探したが、見つからなかった。

調節池を、歩いている途中から草刈りが開始された。
草刈り機が稼働
調節池では、2週間位前から、コフキトンボよりシオカラトンボが多くみられる
ようになり、コシアキトンボの個体数も減少してきている。
コフキトンボ
シオカラトンボ
ウチワヤンマ
コシアキトンボ
アオモンイトトンボ?
ヤナギの木では、ヤナギルリハムシの成虫や卵、そして蛹などが見られた。
ヤナギリリハムシ成虫と卵
ヤナギリリハムシ蛹
草原ではコバネイナゴが多く見られ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタも
見られた。
コバネイナゴ
ショウリョウバッタ
チョウは、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、キタキチョウ、ヒメジャノメ、
サトキマダラヒカゲ、キアゲハ、アオスジアゲハなどが見られた。
イチモンジセセリ
チャバネセセリ
ヒメジャノメ
サトキマダラヒカゲ
アオスジアゲハ
草原のクサネムでをキタキチョウが訪花していた。クサネムを良く見ると、キタキチョウ
の幼虫(体長2.5cm程度)一匹を見つけることができた。
キタキチョウ
キタキチョウ幼虫

しかし、今日行っている草刈り作業で、クサネムを食草としているキタキチョウの
幼虫や、コバネイナゴなどは、死んだり、食草を失うことになる。

クモは季節的にジョウロウグモが増えているという印象を持った。
ジョロウグモ
鳥は、少数のツバメが飛翔しているのや、木にシジュウカラがいるのなどが見られた。
また、岸でゴイサギ、コサギ、カワウなどが休息していた。
ゴイサギ
コサギ、ゴイサギ
池には、カルガモや羽を痛めて渡れなかったコガモの雄1羽が見られた。
カルガモ
コガモ
島で、オオヨシキリの地鳴きが聞こえたので、見ると藪からでたり入ったりしている
のが見られた。
オオヨシキリ?
ゴキヅルが草刈りから逃れて岸の近くに残っていた。
ゴキヅルとウリハムシ
アマガエル

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定例観察 8月15日

2020年08月23日 | 大吉調節池
一週間前の定例観察について書く。
8月15日9時過ぎに大吉公園に着いたが、そのときの気温は既に30.9℃と高かった。
大吉調節池を一周する途中、日射が熱いのでへばって日陰で休んだ。
ミンミンゼミ、ツクツクボウシなどが鳴いていた。また、アブラゼミが木にとまっていた。
この季節は、鳥が少なく、昆虫が多い。
大吉公園では、アゲハが飛翔していたので、ミカンの木を探すと、葉に幼虫が1匹いた。
試しに幼虫をつつくと、肉角を出した。

また、ハシブトガラスが飛翔して空中でアブラゼミを捕らえた姿を観察できた。
ハシブトガラスが木にとまって、足で蝉をおさえて、嘴で翅をむしり取ってから、蝉を食べた。
アブラゼミ




調節池の柳の木では、ヤナギルリハムシの卵、幼虫、成虫が見られた。
ヤナギルリハムシの卵
卵近影
幼虫
ヤナギルリハムシ交尾

また、このヤナギルリハムシの幼虫を捕らえたハナグモも観察できた。
ハナグモが幼虫を捕らえる

大吉公園及び大吉調節池で観察できた昆虫はベニシジミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、
キタキチョウ、ウラギンシジミ、コミスジ、サトキマダラヒカゲ、アゲハ、アオスジアゲハ、
クロアゲハ、モンキアゲハ、ホシホウジャク?、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、
ニイニイゼミ、シオカラトンボ、コシアキトンボ、コフキトンボ、ウチワヤンマ、ギンヤンマ、
アオモンイトトンボ?、コバネイナゴ、オンブバッタ、ショウリョウバッタ、シオヤアブ、
アオメアブ、アメンボ、ヤナギルリハムシ、ウリハムシなどである。
チャバネセセリ
キタキチョウ
ウラギンシジミ
コミスジ
サトキマダラヒカゲ
シオカラトンボ
コシアキトンボ
ウチワヤンマ
ショウリョウバッタ
アオモンイトトンボ?
ニイニイゼミ
ミンミンゼミ
アオメアブ
クモは、ハナグモ、ナガコガネグモ、ドヨウオニグモなどが見られた。
ナガコガネグモの網にイナゴがかかった
ドヨウオニグモ
鳥は、スズメ、ムクドリ、ツバメ、ハクセキレイ、キジバト、ドバト、ゴイサギ、オナガ、
ハシブトガラス、カワウ、カルガモなどが見られた。
ハクセキレイ
植物は、ゴキヅル(花)、ワルナスビ(花)、ミコシガヤ、クサネム(花)、その他多くが見られた。
ゴキヅル花
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定例観察 7月26日

2020年07月27日 | 大吉調節池
久しぶりに大吉調節池での定例観察について書く。
今日は、束の間の青空にだまされて、大吉調節池での定例観察を行った。
短時間で終わらせようと、水筒も雨具も持たずに歩き始めた。
しかし、大吉調節池を三分の一も回らないうちに雨が降り始めた。
池の半周は観察も、そこそこに、雨に追われて、ただ早足で歩くだけになって
しまった。いつもなら、雨具を着て雨の中の観察と洒落込むところだが・・・

今の季節、観察できる鳥は少ない。
スズメ、ムクドリ、ツバメ、ヒヨドリ(鳴声)、ドバト、ハクセキレイ(鳴声)、
セグロセキレイ(鳴声)、カワセミ、コガモ、ゴイサギ、カワウ、チュウサギなどが
確認できただけだった。
ムクドリは大吉公園でアブラゼミを捕らえている個体を見ることができた。
ムクドリがアブラゼミを採餌



コガモは、先週から見られる雄1羽で翼を痛めているらしく、飛べない個体だ。
コガモ
ゴイサギは10羽以上が見られた。
ゴイサギ飛翔
カワセミは、遠くだったが、ダイブするところをみることができた。
カワセミとアカミミガメ

チュウサギ
昆虫は、大吉公園でニイニイゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、チャバネセセリ、
コミスジ、アオスジアゲハ、キアゲハ、コシアキトンボ、ハグロトンボなどが確認できた。
チャバネセセリ
コミスジ
アオスジアゲハ
キアゲハ


ハグロトンボ
大吉調節池では、アブラゼミ、イチモンジセセリ、チャバネセセリ、ベニシジミ、
モンキチョウ、ヒメジャノメ、キアゲハ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、
コフキトンボ、ショウジョウトンボ、ウチワヤンマ、シオヤアブ、ウズラカメムシ、
アメンボ、コバネイナゴ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタなどが確認できた。
アブラゼミ
ベニシジミ
イチモンジセセリ
モンキチョウ
ヒメジャノメ
コフキトンボ
コシアキトンボ
ショウジョウトンボ
ウチワヤンマ
ウズラカメムシ
コバネイナゴ
ショウリョウバッタ
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