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日記(10.31)コラム「日銀総裁の警告」

2017-10-31 16:46:40 | 日常
10月31日  (火曜日)     晴れ

京都新聞のコラム欄に
日銀総裁の警告という題で・・・

食欲の秋と言ってもおなかがいっぱいの時は好物でも口に入らなくなる。
 日銀が異次元緩和で大量のお金を金融市場に
 ばらまいても物価が上がらない理由も同じだろう。


▼日本人の生活が豊かになり、身の回りにはモノがあふれる。
 将来不安から買い物には慎重で、いくら低金利でも借金には消極的だ
 人口減少が続く国では設備投資も盛り上がらない。

▼30日から日銀の金融政策決定会合が始まった。
 衆院選で自民党が圧勝し、アベノミクス継続が決まった。
「デフレ脱却」が安倍政権の旗印だけに、責任は一段と増す。

▼日銀は引き締めにかじを切る欧米の中央銀行に比べ「周回遅れ」とされる。
 輸出企業を支える適度な円安や金利抑制などの成果はあった。
 そろそろ物価目標を引き下げて出口を探りたいのが本音ではないか。

市場にお金を流し込むために日銀が金融機関などから
 引き受けた国債はすでに400兆円を超え、
 発行残高の4割に達した。


 突然国債の買い手がいなくなれば金利が高騰し、円は暴落する

▼同志社出身の日銀総裁深井英五は副総裁だった1932年に、
 世界恐慌後のデフレ対策の流れで国債の直接引き受けを始めた。
「無節制に通貨を発行するならば、終には通貨に対する信用の動揺を来たす」

 自戒を込めた深井の警告は、現代にも通じる。
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深井 英五(ふかい えいご、明治4年11月20日(1871年12月31日) - 昭和20年(1945年)10月21日)は、日本の銀行家・経済学者・著作家。第13代日本銀行総裁・貴族院議員。群馬県高崎市出身。
歴代日銀総裁でもっとも経済理論に精通し、金融恐慌時は副総裁として井上準之助をサポートした。
ぎりぎりのところで日本経済を救った立役者として知られている。
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こんなに国債を発行して本当に大丈夫なのかなあ~!
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