2025 2月23日 (日曜日) ②
毎日 コラム余録
戸籍の読み仮名のイメージ
子につけられる名前には、
◉時代によって変化や流行がある。
明治安田生命は契約者の名前を元に、
明治末から現在まで生年別ランキングをまとめている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆1912(明治45・大正元)年は男の子は「正一」、女の子は「千代」が最多だった
◆戦時中、男の子の命名は「勇」や「勝」が多かった。
◆昭和の末ごろからは一貫して「翔」の字がつく名前が人気だ。
女の子は「和子」など「子」がつく名前が上位の時期が長く続いたが
近年は漢字1文字が優勢らしい。
◆昨年は「紬」「翠」「凛」が1~3位だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲名前も多様になっていく中での結論である。
戸籍の氏名に読み仮名を記す新制度が5月からスタートするにあたり、
法務省は認められる読み方の自治体への指針案をまとめた。
一般的な読み方に限らず広く許容し、柔軟に対応する内容となった。

▲認める例として音・訓読みの一部を当てる「心愛」(ココア)、「桜良」(サラ)や、
直接読まない「置き字」を含む「美空」(ソラ)などを示した
一方で「太郎」を無関係な「ジョージ」、「高」を逆の「ヒクシ」と読ませるようなことや、
社会通念上ふさわしくない場合は認められないとした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
▲戸籍に仮名を付けるのは、デジタル化に対応するためだ。
指針案に沿えば、いわゆる「キラキラネーム」の多くも受理されることになりそうだ。
さすがに、例外的な規制はやむを得まい

▲名前は読み方も含めて、人生の一部となる。
戸籍に記されていく仮名は、世相と社会を映し出すに違いない。
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毎日 コラム余録

戸籍の読み仮名のイメージ
子につけられる名前には、
◉時代によって変化や流行がある。
明治安田生命は契約者の名前を元に、
明治末から現在まで生年別ランキングをまとめている。
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◆1912(明治45・大正元)年は男の子は「正一」、女の子は「千代」が最多だった
◆戦時中、男の子の命名は「勇」や「勝」が多かった。
◆昭和の末ごろからは一貫して「翔」の字がつく名前が人気だ。
女の子は「和子」など「子」がつく名前が上位の時期が長く続いたが
近年は漢字1文字が優勢らしい。
◆昨年は「紬」「翠」「凛」が1~3位だった。
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▲名前も多様になっていく中での結論である。
戸籍の氏名に読み仮名を記す新制度が5月からスタートするにあたり、
法務省は認められる読み方の自治体への指針案をまとめた。
一般的な読み方に限らず広く許容し、柔軟に対応する内容となった。

▲認める例として音・訓読みの一部を当てる「心愛」(ココア)、「桜良」(サラ)や、
直接読まない「置き字」を含む「美空」(ソラ)などを示した
一方で「太郎」を無関係な「ジョージ」、「高」を逆の「ヒクシ」と読ませるようなことや、
社会通念上ふさわしくない場合は認められないとした。
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▲戸籍に仮名を付けるのは、デジタル化に対応するためだ。
指針案に沿えば、いわゆる「キラキラネーム」の多くも受理されることになりそうだ。
さすがに、例外的な規制はやむを得まい

▲名前は読み方も含めて、人生の一部となる。
戸籍に記されていく仮名は、世相と社会を映し出すに違いない。
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