くまのポーランド生活

ポーランドでどんな生活してるの?
こんな生活してます。

八百屋さん

2007-10-26 00:44:08 | 普通の生活
      



おとといの”今日のポ語”でご紹介した”野菜と果物”、つまり日本でいえば、八百屋さん。

最近、日本では小売店の数がだんだん減ってきて、以前は町に必ずあった八百屋さんは
よほど大きな八百屋さんでない限り見かけなくなりました。

以前は夕方の買い物の時間になると近所の奥さんやおばちゃんに八百屋さんで会って、
買い物をしながら世間話をするのが普通だったのに、今は買い物は全てスーパーですることが
多くなってきたので、近所の人と偶然会って立ち話というのはなくなってきていますね。

時代の流れなので仕方ないのですが、昔がちょっと懐かしくなります。
でもそんな”昔”が、まだポー国にはあります。

スーパーでの買い物は大量に週1回して、その他足りなくなったものを
自宅近くの八百屋さんで買う。
小売店は地域ごとにあるので、当然同じ地域の住人がお客さんです。
買い物客も知った顔が多いせいか、お店でお客さん同士おしゃべりしています。

それから、ポー国の果物は季節の果物が多種類あり、どれもとても美味しいです。
農薬を使用していないのかどうか不明ですが、買ってしばらく放置しておくと
すぐにカビが生えてきてしまいます。
なので、カビが生えないうちにさっさと食べないといけません。

  
 
これが、昨日のコメントの話題に出た”ひまわりの種”です。
夏のあたりから必ずと言っていいほど八百屋さんにあります。
ポー国の人はこれを抱えて種をぽりぽり食べているんです。
1度食べたら止められないのか、ぽりぽりぽりぽりと、、。
面白い光景ですよ。




夏はいちごの季節でもあります。
こんなかわいい籠に入って売っています。
同居人はいちごが大好物で、時期には毎日毎日毎日毎日八百屋さんに
買いに行きます、この籠を持って(籠の代金が若干返ってくるんです、でもまた買うので同じですが)。

いちごは日本のように形が揃ったいちごではなく、いかにも今畑からとってきたよ、というような感じで
形も大きさもバラバラないちごですがとても美味しいです。
お値段は出始めは1kg、8zl~(360円くらい)で、段々安くなり季節の終わりには3zL~(135円くらい)でした。

これを同居人は毎日写真の籠の量を買ってくるので、2人では食べきれない筈なのですが、
なぜか翌日にはなくなってしまうんです。
で、また買ってくるという循環になっておりました。
今年は私の人生の中で一番いちごを食べた年でした。


 今日のポ語 

truskawka (いちご)

”とるすかふか”

露天でもいちごを売っているのですが、初めて露天を見たときに
この”いちご”の意味が分からなかったので、一体何を売っているのだろう?と
思いました。

果物の単語は英語と全然違うのが多いです。
オレンジがpomaran'cza (ぽまらんちゃ)、りんごがjabl~ko (やぷこ)と
果物だけでも英語っぽい単語でいて欲しい、、と思う私です。